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#セルフビルド の #土地探し その06・千葉の分譲地?別荘地?編

セルフビルドでタイニーハウスを作り、広いお庭で愛犬をのびのび走り回らせてあげられる・・・そんな生活を夢見て始まった土地探しの旅。

第6回目となる今回は、千葉にある高台の分譲地(別荘用途も多いらしい)を見に行った時のことを振り返ります。

【第1回から見る場合はこちら】

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売り土地データ(1)

場所:千葉県・房総半島某所

土地の広さ:150㎡くらい

地勢:平坦(更地)

値段:150万円くらい

※この物件は当記事公開時点で既に成約済みとなっています。場所を特定できたとしても一方的な訪問等は絶対に行わないでください※

 

現地雑感

今回の訪問地は事前にメールで伺っていたところ「体裁としては別荘地だが、高台に位置しているため特に東日本大震災以降は定住目的の分譲地といった側面もある」との話でした。

たしかに今回の訪問地の標高を顧みれば、東日本大震災三陸地方を襲った巨大津波と同スケールに見舞われたとしてもここまで水が来ることは無い、と納得できる立地です。自治体名含め具体的な場所の公表は訳あって差し控えますが。。。

 

さてそんな今回の訪問地。現地を見て真っ先に感じたことは「ちゃんと管理されている。」

この地域一帯は自治会が空き地も含めて年に2回ほど草刈りを行っているらしく、飛びぬけて雑草が生い茂っているような場所は見当たりませんでした。

 

土地の確定において境界石は重要です

また本来であればあることが当然な境界石も、長年放置された空き地だと見つからなくなっているなんてこともままありますが、ここはそのようなこともなくきちんと目視出来ます。

 

境界石とセットで目印の杭が立っている箇所も

また境界石が見えづらい箇所においては、ご覧の通り杭もセットで立ててありました。

 

隣地の木が境界ギリギリに立っているのはご愛嬌(?)

きれいな長方形の形をした売地の一角はご覧の通り隣地の小木が迫っている位置関係でしたが・・・この赤い実をつけている木は千両?万両?

木の種類に詳しくないのでちょっとよく分からないです。

 

木の生えている境界付近から売地全体を眺める

売地から少し離れた周囲は全体的に木に囲われている環境ですが、それが逆に隠れ家感を醸し出していて心が落ち着きます。

 

接道から見ると少し盛り土となっているかのような売地

売地の接道もきちんと舗装されており、売地自体が道路より少し高くなっていますので、大雨が降ったとしても水が流れ込んでくる心配はなく安心して暮らせますね。

 

また、この売地には非常に大きなアピールポイントがあり、

 

集中浄化槽引込済み!

この画像では何が何やら分からないかもしれませんが、実はこの売地の中まで既に集中浄化槽が引き込まれており、しかも利用にあたって接続料などは一切不要との事!

家を建てた場合、排水管をこの桝へ接続するだけですぐに使えるとのことで、これは非常に大きなメリットと言えます。例えば合併浄化槽なんかは一番小さいサイズの5人槽であったとしても、一説によれば設置するだけで80万だか100万だかの大金が飛んでいくそうですから、それが0円になるのは非常に大きい。伊豆の別荘地のように「集中浄化槽引込済み(接続料25万円別途要)」みたいなタイプでもなく、完全に0円だそうですので。

 

排水桝が埋もれていて見えづらかったので、業者の方が新たに杭を立てていました

細部を確認すればするほど、筆者にとっては非常に魅力的に映る売地でした。

 

現地訪問を終えて

緑豊かな、静かな環境の売地でした

実はこの売り土地が、これまで伊豆や千葉の物件を10件くらい見てきた中で第2回の伊豆の別荘地をも上回る「一番魅力的に映った土地」であり、本気で即決しようか迷いに迷った物件でした。

【第2回で紹介した伊豆の別荘地の話はこちら】

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最終的に即時購入を見送った唯一かつ最大の理由は「土地に対しての大幅な予算オーバー」。

 

いや、実のところ購入する「だけ」なら、当時自分の大半の口座残高をかき集めれば購入できる価格ではありました。それに筆者にとって最大のポイントだった「集中浄化槽が引込済み=浄化槽の設置費用が不要」であることを考えると、安い土地を購入した後で自前で浄化槽を入れるためにまとまったお金を後日払うか・土地購入の時点で浄化槽分を合わせて先払いをするか・・・のような、総額で言えばどちらもほぼ変わらない値段となり払うタイミングの違いでしかないと言えなくもない。

そのような値段ではありましたが・・・もし自分や愛犬の身に、病気や怪我など不測の事態でまとまった金額がすぐ必要になった場合、ここの土地を「今」買ってしまうとそういった事態に対応できなくなってしまうかもしれない。

そう考えるとこの時点では購入の決意は出来ませんでした。

 

いまこうやって振り返ってみて、この時の選択は正しかったと断言できます。この時点で「1ヶ月後、筆者が病気で緊急入院することになる」なんて知る由もなかったわけですからね。

【緊急入院した時の話】

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「逃した魚は大きかった」のか「急がば回れ」だったのか。それは今後の土地との出会い次第です。

 

【次回(第07回)】

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【前回(第05回)】

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