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#セルフビルド の #土地探し その05・千葉県長生郡睦沢町編

セルフビルドでタイニーハウスを作り、広いお庭で愛犬をのびのび走り回らせてあげられる・・・そんな生活を夢見て始まった土地探しの旅。

第5回目となる今回は、千葉にある第3回とは別の分譲地と、木に覆われた森の中のような売り土地の2箇所を見に行った時のことを振り返ります。

【第1回から見る場合はこちら】

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売り土地データ(1)

場所:千葉県・睦沢町某所

土地の広さ:160㎡くらい

地勢:平坦(更地)

値段:50万円くらい

 

現地雑感

この地を訪問したのは2019年の10月半ばごろでして、愛犬を連れてのソロツーリングであれば気候的に最高の時期でした。しかし今回も主目的はあくまでも「将来愛犬と暮らすための土地探し」。見学に行く売り土地の良いところも悪いところも1つとて見逃すことなくじっくり見定めたいところです。

 

この日向かった1件目は、田園が広がる中に点在する住宅街のような場所。分譲地と呼ぶには小規模でしょうか。

 

土地の管理が比較的行き届いているように感じる平坦地

土地そのものは至ってノーマルな長方形の平坦地で、雑草をかき分けて進まなければいけないような状況でもなく、土地全体の様子が判別しやすい状態でした。これで約50坪・50万円くらい。坪1万円と考えると決して悪くはない土地のように感じました。

最初は。

 

ところがこの土地、いくつか気になる部分がありまして。

 

公道からの進入路(私道)

その1つ目が、ご覧の通り公道からは私道を通って土地に入る形となっているのですが、これが所謂「旗竿地」と呼ばれる形状になっていまして、都市部なんかだと四方が家に囲まれるため採光や通風の面で不利になりやすいことから相場より安く取引されていることも多いです。

この地も東西2方向は家が建っており、南側も微妙に背が高い木々が立っているため、採光や通風で少し難があるかもしれません。

 

進入路(私道)を逆サイド(公道側)から

四方のうち北側だけは唯一背の高い建物/木々がないことは救いなのかもしれませんが、その北側に関しても・・・

 

売り土地北側に広がる太陽光発電パネルの大群

先ほどからチラチラと写真に写り込んでいたように、太陽光発電のためのパネルが境界ギリギリの位置までびっしり立ち並んでいます。これだときっと夏場はパネルに反射した太陽光で照らされてめちゃくちゃ暑くなりそう(汗

 

また、個人的にはもう1つ大きな欠点があり、

 

隣地にはなぜかゴミが散乱していました

お隣の建物は窓の内側に洗濯物がかかっているものの生活の気配があまり感じられず、空き家なのか人が住んでいるのかよく分からない状態。また玄関前に目を向けると、ちょっとひくくらいのゴミがあちこちに散乱していました。

これはもしや・・・ゴミ屋敷?

 

【あまり良い思い出が無い「ゴミ屋敷」の話】

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北側から見た売り地全容

値段と広さ・傾斜の無さだけなら割と良い感じでしたが、旗竿地であり水道が引き込まれてはいないため、公道にあるらしい本管からの引き込み管を10数m敷設しなければならないのもマイナスポイント。

そういった部分や周辺環境などを総合的に見た場合、個人的な優先順位としてはちょっと低くなる印象の土地でした。

 

売り土地データ(2)

場所:千葉県・睦沢町某所

土地の広さ:1000㎡くらい

地勢:雑木林

値段:150万円くらい

※この物件は当記事公開時点で既に成約済みとなっています。場所を特定できたとしても一方的な訪問等は絶対に行わないでください※

 

現地雑感

続いて向かったこの日2件目の売り土地ですが・・・こちらのセールスポイントはなんといってもその広さ!まさかの1000㎡(300坪オーバー)でこのお値段!

正直、当時の予算(50万円前後~高くても100万円までの範囲)を考えるとかなりオーバーしていたのですが、土地の形状次第では愛犬を思う存分走り回らせてあげられるかもしれない期待感と、事前のメールでのやり取りで「ある程度は価格交渉に応じてもらえると思います」の一文に淡い期待をこめて訪問することにしたのでした(苦笑

 

・・・が、実はこちらの物件、現地訪問にあたり担当者の同伴がなく「地図を(メールに)添付しますので、まずはご自身で確認してきてください」というパターン。送付頂いた地図を見る限り土地の入り口まで一本道の公道が伸びており、しかも聞くところによると水道の管も手前ギリギリまで来ている?との事で、ワクワクしながら現地に到着し先ず目に入ってきたのがこの光景。

 

公道(舗装されているとは言っていない)

東京在住の筆者にとって、公道と聞けばきちんと舗装されて管理が行き届いたアスファルトの道路を無条件にイメージしがちですが、首都圏とはいえ地方だとこのような未舗装路は意外と少なくないのでしょう。

それだけならまだ良かったのですが、この道・・・20mくらい先からは明らかに管理されていないよね?これ完全に以前の「赤道状態の公道」のパターンだよね?(汗

 

【赤道と化している公道を初めて目の当たりにした時の記事はこちら】

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既に「一筋縄ではいかない土地」の様相をぷんぷんと漂わせていますが、ここまで来た以上一目くらいは現地を見ておきたいのが心情ってもの。たとえ目の前の道路が赤道状態だったとしても、土地の入り口までは一本道の公道だと明言されている=他人の私有地に無断で立ち入るわけでは無いので、道端に落ちていた木の枝で生い茂る雑草を掃いながら真正面から突破を試みることにしました。

 

行けるところまで藪の中を進んでみた限界点

いや無理だよこれ・・・

 

自分の中ではかなり進んでみたつもりでしたが、如何せんご覧の通り完全な藪状態なので、どこまでが公道でどこからが売り土地との境界なのか・そもそも「今」自分の到達地点が売り土地にまで達しているのか否かすら分からないレベル。事前のメールでは敷地内に倉庫?があるとのことでしたが、この藪の中それらしき物体は一切視界に入ってきません。

一瞬「場所を根本的に間違えているのか?!」とも思いましたが、事前のメール情報および現地でGPSも何度も確認したので、進むべき方向は一本道のこの道(藪)で間違いない。

 

限界到達点から来た道(藪)を振り返った図

こうやって振り返ってみると、もう売り土地の敷地内へ入っていてもおかしくはないくらい進んできたんですけどね。

え?どのくらい進んできたのかよく分からないって?

 

藪をかき分けて進んできた範囲を図示してみた

現地を訪問しても土地の全容を掴むことは出来ず、それどころか「現地」に辿り着けたのかどうかすら怪しい状態では売買の話をこれ以上進める気持ちも起きず、家に帰ってから業者の担当者に断りのメールを入れて終了となりました。

 

現地訪問を終えて

この日2件目に訪問した1000㎡の土地についてはせめて全容くらいは把握してみたかった気持ちもないわけではないですが、そもそも当時の予算からはだいぶ離れている物件でしたし、きっと最初から「ご縁がなかった」土地だったのでしょう。

土地探しというものは、人によっては2~3年かけて本腰を据えてじっくり探すくらい根気も時間もかかるものですから、その期間に1件や2件くらい今回のような「最初からご縁がなかった土地」に当たることもきっとありますよね。

そのように自分を納得させています。

 

今回の訪問を終えて、今後は身の丈に合った土地だけに絞って探していこうと再確認しました。

いや、再確認した「はず」だったのですが・・・?

 

【次回(第06回)】

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【前回(第04回)】

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