ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

概日リズム障害発症後10年以上続けた在宅ワークを卒業?します

始めましての方はもちろん、以前より当ブログをご愛読いただいている皆様もご存じない(あるいは既にお忘れ)かもしれませんが、筆者は12年前に睡眠障害の1つである概日リズム障害を発症して以降睡眠薬の服用や認知行動療法などを用いつつ、騙し騙し(?)日常生活を送っています。

ただし現代の日本は貨幣経済社会であり、お金が無くては日常生活を送ることもままなりません。よっていくら概日リズム障害だからといって毎日寝ているだけではお金がびた一文たりとも手元に入ってこない現実と否応なしに向き合うこととなります。嗚呼、超絶イケメンだったら睡眠障害系YouTuberとしてマネタイズが出来たかもしれないのに!

さすがに発症直後の1年ほどは「まともに活動できるのが24時間中6時間程度」という日常生活すらままならない状態でしたので、ほぼ寝たきりみたいな生活を送っていましたが、その生活を1年近くも続ければ当然ながら口座残高が凄まじい勢いで減少していきます。収入0なのに家賃や光熱費食費など支出は極限まで切り詰めても当時月10万ちょっと*1はかかっていましたので。

そこで「どんな形でもいいから何かしら収入を得なければ」と考え、当時の活動限界であった24時間中6時間で可能な勤務先を探すも全く見つからず、口座残高が30万円台まで下がった頃にようやく見つけたのがその後今日に至るまで続けていた在宅ワークです。

・・・ん?続けてい「た」?

在宅ワークなのでタイトルは「退職」ではなく「卒業」にしていますが、いわゆる「退職エントリー」と呼ばれるものの類です苦笑

そうです。この度10年以上続けた在宅ワークが強制終了する運びとなりました。業務内容的に守秘義務がありますので書けること・書けないことはありますが、これまでの簡単な変遷と今後についてのご報告が今回のアホほど長いエントリーの内容となります。

なおこの記事は在籍していた会社に対しネガティブな感情を持って貶める目的のものでは決してなく、これまでの自身の在宅ワークを客観視した備忘録のようなものと捉えてください。

それではどうぞ。

「概日リズム障害」についての補足

今回の主題である在宅ワークの強制終了について記事を書く上で、避けて通れないのが導入部でも言及した筆者の「概日リズム障害」。これを患ったことにより在宅ワークで生計を立てる生活が始まったわけですからね。

「概日リズム障害」とは不眠症の一種であり、患ったことが無い健康体の皆様にご理解いただけるよう最大限の比喩表現で説明すると毎日時差ボケが発生している状態をイメージしてください。具体的には以下のエントリーをご覧いただくと症状に関しての理解が少し深まるかもしれません。

※2017年頃の症状:

hikiblo.hateblo.jp

この記事を書いた2017年当時よりは劇的に一般的な生活リズムに近づいています。ですが今でも睡眠薬を服用しないと(何なら服用していても)夜中の中途覚醒は無くなっていません。

かつては一刻も早く完治して転職せねば!と息巻いていたのですが、息巻きすぎた結果空回りして病状を悪化させることもあったり・また自身の年齢が転職での求人における長期勤続によるキャリア形成を目的とする「例外事由3号のイ」に該当し始めた頃からは「完治」ではなく「寛解」を目標としてこの概日リズム障害と一生付き合っていく覚悟ができた気はします。それが良いか悪いかは別として。

これまでの在宅ワークの変遷

冒頭からここまでずっと「在宅ワーク」と記載しておりますが、採用直後の頃はOJTの関係で在宅勤務ではなく出社勤務でしたし、当時はまだ在宅勤務(リモート勤務)が一般的ではなかったこともあって個人的には時短勤務とはいえ出社を希望していました。これは当時、在宅勤務になると電気代やネット接続費用が全額個人負担になるにも関わらず出社勤務よりも給与が低くなるという、個人的には全く解せぬ条件提示をされていたことも要因の1つです。

しかしながら半年以上在宅勤務への切り替えを断り続けた結果、最終的に「今度の移転に伴い物理的に十分な座席数を確保できなくなるので、契約満了か在宅勤務かどちらかを選んでください」と筆者的に究極の二者択一を迫られ、しぶしぶ在宅勤務を選択したところから筆者の在宅ワーク人生(?)がスタートしました。それが10年前・2015年の春の出来事。ちなみにこの時、肌感覚では3割程度が契約満了を選択していたように記憶しています。

ただこの頃には午後のみの時短勤務とはいえ体調と出社勤務との折り合いをある程度つけられるようになり、既に与えられた仕事だけでなく自ら率先してフルタイム勤務以上の仕事を請け負ったりもしていましたが、業務量が単純に増えただけで何も増やしていない他の同僚とは給与が一切変わらず、それでいて最低賃金の上昇に伴い在宅勤務も出社勤務も同一給与になっていたことから、在宅勤務に対する心理的なハードルはかなり下がっていました。

 

在宅勤務がスタートしてからは「積極的に仕事をこなしても給与が増えないなら自ら業務を増やすなんてバカらしい、会社側が労働力を使い捨てのコマとしか見ていない(※個人の感想です!会社の公式見解ではありません!!)以上こちらも与えられた仕事だけをそつなくこなしつつ、拾える給与を着実に拾っていこう」のコスパ重視精神(?)に切り替え、残業要請が来た時のみ体調の許す限り目いっぱい残業をする働き方改革(棒読み)を行いました。元々「勤務(シフト)を事前*2に取り消すのは会社の一存で自由にできる(給与補償も無し)が、残業は会社から要請が来た時しか行えない」という労使契約でしたので。

決して会社に強制されたわけではなく、自ら志願して休日出勤を行った結果です!!

その結果、1か月は最大でも31日しかないはずなのに1か月の勤務日数が31日を記録したこともありました。補足すると、出社勤務時代よりは1日の勤務時間が増えていたもののこの時点でも未だフルタイム勤務では無い時短勤務だったとはいえ、この時は前年12月の20日過ぎから2月半ばまで55日連続勤務という我が人生史上最長記録を打ち立てた期間でもあります。(※ただし決して会社に連続勤務を強制されたわけではありません!自ら志願して休日出勤を行った結果です!!

当時はまだ労働基準法に対する認識(理解)の甘い時代/上司だったことも55日連続勤務の要因の1つです。なんといっても出社勤務時代に面と向かって「お前はフルタイムではない時短勤務なんだから、他の人と違って残業しても残業代を支給しない雇用契約を結び直す必要があるかもしれない」なんて真顔で言われたくらいでしたので。苦笑(※守秘義務のある業務内容のため執務室内に録音/録画媒体の持ち込みは許可されておらず、従ってこの当時の上司の発言は録音データなど一切有しておりません!あくまでも筆者の記憶に深く刻まれているのみであり、今となってはトークネタとなるオモシロ昔話の1つだと思っています!!

後に上司が変わりこの体質は少しずつ改められ、度々発生していた残業代の計算ミス(という名の支給不足)も少しずつ解消され、休日出勤を行う場合も週に1度は有給休暇以外の休暇を必ず取るようアナウンスが為されるようになりましたので、今となってはもう連続勤務をしようと思っても12日が限度*3になっています。

ちなみに残業もいくら要請があったとはいえ青天井に行えるわけではなく、36協定上は月の残業は最大で75時間までとなっていました。

会社に強いられて残業を重ねたわけではありません!自ら志願して積極的に残業を行った結果です!!

月の残業時間が60時間を超えると度々聞き取り調査が来ましたし、2021年の8月には6時~22時の勤務を2週間ほど行った結果残業時間の計算ミスで残業が80時間に達してしまい、月半ばすぎでしたが「今月はもうこれ以上1分たりとも残業しないで!!!!」と即刻禁止を言い渡される程度にはホワイトな労働環境だったと言えます。(※この月80時間の残業も決して会社に強いられて残業を重ねたわけではありません!要請に対して自ら志願して積極的に残業を行った結果です!

結果的に残業代だけで基本給の半分以上を頂けましたし、こういった残業代の積み重ねが後に土地購入の軍資金となったわけですから後悔はしていません。

※現在の所有地と巡り合った時の記事:

hikiblo.hateblo.jp

世間一般的にはコロナ禍以降在宅勤務やリモートワークが広まりましたが、筆者の場合はそれより遥か前から在宅勤務を行っており、たしか2019年以降は1度たりとも出社した記憶がありません。ですので願わくばこの千葉の土地にセルフビルドでタイニーハウスを建て引っ越した後も、この在宅ワークが存在する限りしれっと続けたかったのです・・・が。

在宅ワークの強制終了宣言

去る8月半ばに会社側から1件の通達がありました。内容を要約すると

  • 以前より業務のAI化を推進してきた
  • AI化が想定よりも早く完了しそう
  • この秋からは人の手で行う業務が大幅に削減(社保加入要件を満たさない程度)
  • 今月末までに合意退職か、社保非加入での再契約かを選んでね♡(再契約の場合は1か月丸々勤務無し*4の可能性もあるよん☆)

このような通達内容でした。

正直、ついに来たか、と。元々業務内容的にいずれは人力から機械へと置き換わることが予想できていました。だから前項でも「この在宅ワークが存在する限りしれっと続けたかった」との表現を使用しました。

しかし会社にとってAI化が想定よりも早く完了しそう(という言い分)であるのと同時に、筆者にとってもこのAI化は想定よりも早かったというのが本音です。10年先はどう考えても無理でも、あと2年くらいなら人力での業務量確保を粘れるかもしれないと想定していましたので。

とはいえ嘆いていても状況は好転しません。現実的には、合意退職を選択する場合回答期限が設定されています。今後の行く末を左右する選択を2週間で迫られるのはどうなのかと一瞬考えましたが、青天の霹靂ではなく元々脳内に薄っすら存在した結末ですので時間を無駄にしないためにも情報収集モードへとすぐに切り替えました。

その結果、この度「合意退職」を選ぶことにしました。

一応、再契約の上で籍だけ残し業務がある場合は業務を行う・無い時はWワークを行う(探す)という選択肢もあるにはありましたが、今回の退職勧奨理由が「業務のAI化」である以上、今後更なるAI化を推し進めることはあれど業務を人力に戻す(=筆者の業務が増える)可能性は限りなく低いわけですから、これ以上泥船にしがみ付く前向きな理由を見出すことが出来ませんでした。(※泥船という表現は筆者の立場を前提とした個人の感想です!会社の業績が傾いているわけではありません!!

現実問題として新卒信仰が根強い今の日本においては、よほど突出したスキルを有していない限り年齢を重ねるごとに再就職の道が閉ざされていく一方ですので。

千葉でのタイニーハウスのセルフビルドが完了していれば、今よりも固定支出(主に家賃)を大幅に減らせますからまた選択は変わっていたかもしれません。

今後について

合意退職を選択した場合は8月末で勤務を終了し、9月末付けでの会社都合退職という形になるようです。つまり筆者は本日時点で勤務は終了しましたがまだ在籍中です。そのため合意退職の詳細条件については今後守秘義務が設定される可能性が無いとはいえませんので、記事執筆時点ではまだ言及できません。とにもかくにも9月いっぱいは残っている有給の消化期間となり、離職票が発行されるのは10/1以降となります。そこで気になるのはやっぱり失業給付。へ?退職金はいくらもらえるのかって?そんなもん在宅ワーカー如きに支給されるわけがないだろ!(逆ギレ)

実は先週の時点でハローワークに駆け込み、失業給付などについて情報を入手してきました。

今後重要になってくるであろう受付票

失業給付についてはおおまかに「雇用保険の被保険者であった期間」「離職時の年齢」「離職理由」によって給付日数が変わるとの事。

失業給付の所定給付日数一覧表

そして今回の場合、会社側から退職を勧奨されたことに伴う退職と捉えられるため、正式な判断は離職票の提出後に改めてとなるが恐らく特定受給資格者に該当するのではないか、との見解でした。

特定受給資格者の要件

そのため今回の筆者の場合、所定給付日数が240日となる可能性が高い模様です。

イヤン!筆者の年齢層がバレちゃう///

これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれかもしれません。そもそもいくら所定給付日数が多かったところで基本手当日額が少なければ日々の生活を送るうえでは焼け石に水。(※下限が定められていますので一定の基本手当日額は保障されます)

基本手当日額の計算式(上限・下限は別途定めあり)

基本手当日額が多ければ「ヒャッハー!この機に千葉でテント張ってタイニーハウスのセルフビルドを一気に進めちゃうぞー!」となったかもしれませんが、筆者の場合は普段の平均出費額に対して少し足らない程度の額となる見込みですので、ここは堅実(?)に転職活動に勤しむか・職業訓練校を最優先で検討する方向です。

どうしようかねえ、独学でブログやウェブサイトを運営してきた経験(棒読み)を活かしてwebデザイナー的な方向を探るか、あるいは土地購入時に独学でいろいろ法律の事を調べた見識(棒読み)をさらに昇華させて来年の宅建士試験合格を目指すか、はたまた概日リズム障害を発症する前に勤めていた映像編集業界に舞い戻るか・・・うわあ、将来の選択肢がいっぱいで我苦我苦ワクワクしてきたぞ(白目)

まとめにかえて

本当はもう少し詳細を記すことが出来れば良かったのですが、これまで続けてきた在宅ワークは守秘義務のある業務内容だったこと・およびかつてある社員がツイッター上での不用意発言で炎上した経歴のある会社だったため、迂闊なことを書いてエゴサに引っ掛かり会社都合退職が一転・懲戒解雇のうえで損害賠償を請求する!なんてことになったらたまったものじゃありませんので(苦笑)、社名にも触れずよくある退職エントリーのような「株式会社〇〇を退職しました!」みたいなタイトルでもなく「在宅ワークを卒業」という表現を選択し、本文中でも可能な限り予防線を張った表現(※主に赤文字部分)でお送りしました。

そもそも9月いっぱいは残った有給消化期間だからまだ在籍中で退職していないし。笑

なお今回の在宅ワーク卒業?に際し、退職金もとい善意の退職品は喜んで受け付けております。付け加えると9月は筆者の誕生月です。誕生日プレゼントは誕生日の前後180日間受け付けておりますので是非下記リストよりご検討くださいませ。笑

退職品&誕生日プレゼントリスト

*1:家賃6.4万+電気水道光熱費計1万+通信費0.6万+奨学金返済1.25万+食費0.8万前後+病院代薬代≒10万ちょっと。家賃の高さが際立つが、もしこの時先走って引っ越しをしていたら(結果論としては)在宅ワークに就ける前に資金がショートしていた可能性が高かった

*2:直前ではない

*3:月曜を起算日と捉えた場合に「ある週は火曜から日曜まで6日連続勤務を行い、翌週は月曜から土曜まで6日連続勤務を行う」ことで合計12日連続勤務が可能となる

*4:ちなみに就業規則上では勤務のない月が2か月連続すると自動的に退職となる(ただし休職期間は除く)

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