ひきぶろ。

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手のひらに刺さったトゲを2年半放置した結果www

突然ですが、皆様手のひらにトゲが刺さった経験はお持ちでしょうか。

木のささくれやら雑草のトゲやら、あんな小さな一欠片でも思わず声が出てしまうくらいの地味な痛みを伴いますから、出来ることなら早急に除去してしまいたいところです。

とはいえ、トゲの取り方として有名な、明るい場所で5円玉などを押し当て浮いてきたトゲをピンセットで・・・みたいな方法でも取れない場合どうすればよいのか。肌の新陳代謝で自然に排出されるのを待てば良いのか。

 

筆者の場合、表題通り2年半に渡って放置し続けたわけですが、今回はその結果生じたことをお話ししようと思います。

諸悪の根源

そもそも論として2年半前に何があったかについてですが、当時諸事情により空き地の草刈りを行なっていまして、手袋を着用した状態で左手に草刈り鎌を持ち右手で背丈の伸びた雑草を掴んでいました。

なぜ草刈り鎌を左手で持っていたって?それはクロスドミナンスだからさ!:

hikiblo.hateblo.jp

 

順調に草刈りを進めていたある時、何気なく右手で雑草をグッと掴んだところ、思わず「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」と声をあげるほどの痛みが右手のひらの複数箇所で発生。

慌てて手を離し手袋を外して手のひらを確認したところ、そこにはめちゃくちゃ立派なトゲが刺さっているではありませんか。

驚いてついさっきまで掴んでいた雑草をじっくり眺めてみたところ、白い花が綺麗な普通のどこにでもある雑草ではなく凶悪なトゲが茎の至る所に出ているような、生まれて初めて見るタイプの雑草でした。

後に調べてみると「ワルナスビ」と呼ばれるナス科の植物で、これ自体色々と厄介な植物だと判明したのですがその話についてはまたの機会で。

 

閑話休題

手のひらに複数刺さったトゲのうち、1箇所を除いてその場で指で引っこ抜くことは出来たのですが、手のひらに刺さったトゲだけはその場で取ることは出来ず「まあそのうち肌の新陳代謝でポロっと出てくるだろう」くらいに簡単に考えていました。

これが大きな間違いだったと痛感するのは2年半後のこと。

 

病院へ行く覚悟を決める

トゲが刺さったあともスクーターに乗ってスロットルを回したり、日常生活のふとした瞬間に痛みが生じることはありましたが、「まあそのうち自然に排出されるだろう」と簡単に考えていました。

けれどもトゲが刺さってから1ヶ月が過ぎ・2ヶ月が過ぎ・半年が過ぎ・1年経っても排出される様子はありません。

この頃には前述の草刈りに行く必要も無くなっていたのでスクーターで長距離移動する機会もめっきり減り、またコロナウイルスの重症度が下がってきた代わりに感染力が爆発的に増えていた時期でもあったため外出そのものを控えていたこともあり、日常生活でトゲの痛みを気にする頻度もかなり減っていました(全く無かったとは言っていない)

 

ただ、この度ご縁があって千葉県某所の土地を買うことが決まり、今後現地までスクーターで通うとすると片道3〜4時間のソロツーリング(棒読み)となりますから、トゲの痛みが気になる頻度も今までの比ではないくらい増えることでしょう。実際現地見学に行った時も行き帰りチクチクした痛みを気にしながらスクーターを運転していましたし。

 

そういった事情もあり、ついに重い重い腰を上げて病院へ行く覚悟を決めたのでした。

 

意を決して病院へ

病院といえば、このブログでも3年ほど前に言及した虚血性腸炎で入院した際にお世話になった救急指定病院へ行けば、きっとこんなトゲくらいいとも簡単に除去してもらえることでしょう。

虚血性腸炎で入院した時の話:

hikiblo.hateblo.jp

 

しかし、救急指定病院の場合、紹介状なき初診の場合はかなり高額な初診料を設定している場合が多いです。多いですというよりほとんど?

実際、以前お世話になったあの救急指定病院も例に漏れず高額な初診料を設定してありますので、先ずは紹介状を得るべく家の近くにある皮膚科のクリニックへ行くことにしました。

もしそこでトゲを除去できるなら結果オーライ、いや万々歳。

 

結果。

「うちだと皮膚の表面に見えているトゲしか扱えないから他所に行って」

 

診察時間2分弱・紹介状の作成時間15分で終了。本当に「紹介状を書いてもらうためだけに受診した」ようなものでした。お値段初診料と合わせて約1000円也。

 

とはいえ紹介状はゲットしたので、救急指定病院の方の予約を取って後日診察してもらったところ、

 

「表面からは見えないのであるとしたらかなり奥に入り込んでいるはず、なので一度超音波検査をしてみましょう」

 

たまたまその日に検査予約の空きがあったので、トントン拍子に事が進み超音波検査もしてもらったのですが・・・

 

診察結果

「んー・・・手のひらを触っても確かに異物感がある感じはしますし、痛みが続いているとのことでどこかにトゲがあるとは思うのですが、ちょっと検査では見つけられませんでした」

 

まさかのwww

いやまあ超音波検査の最中から検査技師の方の反応で嫌な予感がしてはいたのですが、まさか本当に見つからないとは。

じゃあ先生、スクーターに乗るたびにチクチクするこの痛みはどうすればいいでしょうかね。

 

「そうですね・・・何かの拍子に自然に浮き出て来る・・・可能性は2年半痛みが続いている以上ほとんどないですし、トゲの場所が特定出来ていないのに闇雲に切るわけにもいかないので、取り敢えずは保存療法とでもいいますか・・・」

 

つまり放置ということですね?

 

「まあそうなりますね・・・あ、でもトゲの位置は特定出来なかったですけど、腫瘍とかではないので放置しても命に別状はありませんからご安心ください」

 

そっかー、腫瘍の類ではなく命に別状がないのであれば一先ずは安心ですね・・・ってそういう話ではない!苦笑

 

まとめにかえて

紹介状持参の上で大きな病院に行った結果、トゲの位置が特定出来ずに放置プレイ保存療法になるとは思いもしませんでしたが、元はといえばあまり深く考えずに2年半も放置した自分のせい。トゲが刺さって直ぐに病院に駆け込んでいれば、きっと違った結果になっていたことでしょう。

 

もしこの記事をご覧の方々の中でトゲが刺さったままの方がいらっしゃいましたら、勝手な判断はせず直ぐに病院へ直行することを強くお勧めします。

とはいえ、さすがに筆者のように2年半も放置している人は稀だとは思いますが。。。

 

以上、2022年末の話でした。年を越す前に更新するつもりだったのに、年末進行でバタバタしすぎて全然間に合わなかったでござるの巻。

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