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#セルフビルド の #土地探し その18・南箱根ダイヤランド編

セルフビルドでタイニーハウスを作り、広いお庭で愛犬をのびのび走り回らせてあげられる・・・そんな生活を夢見て始まった土地探しの旅。

第18回目となる今回は、2021年のクリスマス明けに函南駅から少し離れた場所にある巨大別荘地群のうち、南箱根ダイヤランドの売地を見学した時のことを振り返ります。

【第1回から見る場合はこちら】

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売り土地データ(1)

場所:静岡県田方郡函南町・南箱根ダイヤランド

土地の広さ:233㎡

地勢:傾斜地

値段:30万円

※この物件は当記事公開時点で既に成約済みとなっています。場所を特定できたとしても一方的な訪問等は絶対に行わないでください※

 

現地雑感

今回訪問する南箱根ダイヤランドは「箱根」と名がついているものの、現実的には東海道本線の函南駅よりもさらに南に位置する別荘地であり、またこの隣接地には南東に小松ケ原別荘地・南西に伊豆エメラルドタウン・そのエメラルドタウンの更に南には富士見ニュータウンがあるなど一帯は巨大別荘地群となっています。これらの別荘地はそれぞれ少しずつ特色が違い、それによって住民層も少しずつ違いを感じますがそのあたりの話はまたいつか。

今回はこの巨大別荘地群のうち、最も北側かつ標高が低い南箱根ダイヤランドの売地を訪問しました。

 

見るからに「傾斜地」といった様相の現地

売地に着いて最初に目に飛び込んできたのがこの斜面。写真だとイマイチ角度が伝わりませんが、一応立って歩ける程度ではあるもののそれなりに角度のある斜面です。

 

基礎工事に莫大な費用が見込まれる傾斜具合

土地の中ほどで隣地を眺めながら撮った写真がこちら。隣地の別荘の基礎部分と斜面を見比べて頂けるとこの傾斜っぷりが伝わるでしょうか。

斜面の角度を測らなかった(現地に着いて一目見た時点で購入対象から十中八九外す算段がついた)ので正確な角度は分かりませんが、体感としては以前訪問した山梨県北杜市武川町の別荘地よりも角度が急だったような気がします。

【山梨県北杜市武川町の別荘地を訪問した時の記事】

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土地最上部から接道を見下ろした図

土地の様子としては、基礎を作るにしても庭造りを考えるにしても手間とお金が莫大にかかる傾斜っぷりでしたが、それ以外にもこの売地の周辺が杉に囲まれている(というより杉林の中にぽっかりと売地がある)影響で冬*1でもあまり日が当たらず非常に寒かったので、早々に購入検討対象から外しこの日2件目の売地へと移動しました。

 

売り土地データ(2)

場所:静岡県田方郡函南町・南箱根ダイヤランド

土地の広さ:463㎡

地勢:傾斜地(上部は平坦)

値段:90万円

 

現地雑感

1件目の売地は「程よい広さで安い価格」という部分のみに惹かれて訪問を決意した土地でしたが、この2件目は販売ページを見る限り1件目に比べて値段が3倍に上がる分いろいろな条件面で魅力的に写っていた売地でした。

ただそうはいっても現地を見ずに購入を検討できるほどギャンブラー精神は持ち合わせておりません。事前に問い合わせを行った結果「ご自身で見に行ってください」パターンでしたので、ナビを頼りにのんびり現地へと向かいました。

 

一見すると平坦地のようにも見える

もし購入した場合、タイニーハウスは恐らくここに建てることになるであろう場所の写真がこちら。雑草が生い茂っていますが、一見すると平坦な扱いやすい土地のように見えます。

しかし90度左を向いてみましょう。左向け左!

 

斜面が土地の半分を占める高台の土地

実際にはこのように斜面が売地全体の半分を占めています。しかも路線バスが遥か下(写真では上部中央)に見えるとおり、接道部分と売地上部の平坦になっている高台部分とでは控えめに言って一般住宅3階分くらいの高低差があります。

斜面自体は1件目と違い南向きの傾斜となっているので冬でも太陽の光が売地内に燦々と降り注ぎ、また接道に植えられている街路樹は全て桜なので春には美しい桜並木を敷地内から眺めることが出来るでしょう。

 

崖条例対策がネックとなる売地でした

ですがご覧の通り接道から1mほどは巨大な石が積まれており、そこから上も崖条例に抵触するのは火を見るよりも明らかなほどの高低差と傾斜角でしたので、やむなく購入検討の優先順位を下げることにしました。

周辺環境は非常に良かったんですけどね。

 

現地訪問を終えて

帰り際に見た富士山

実はこの後お隣のエメラルドタウンでも飛び込みで1件見学させていただいたのですが、曰く「ダイヤとエメラルドでは価格差が歴然なように、別荘地としてもエメラルドタウンはダイヤランドよりお手頃な分、家を建てるには難があると言わざるを得ない場所が多い」との説明や、数年前から議論されていた水問題*2に解決の兆しが見えてきたものの今後水道代が大幅に上がるかもしれないことなどを聞いた結果、写真も撮らずに帰ってきてしまいました。

 

2021年の土地探しはこれにて終了。次回からはいよいよ筆者が実際に購入した土地との出会いがあった2022年の話となります。

 

【次回(第19回)】

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【前回(第17回)】

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*1:訪問日は2021年12月26日

*2:開発会社が倒産したので老朽化した水道設備の更新費用が捻出できなくなっていた?など

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