バタバタしていて更新間隔が開きました。
これはいかん!ってことで早速本題。
ここに貼り付けて初めて気づいてビックリしましたが、ウェブサイトのページ名が本当に「お知らせのタイトル」なんですね。笑
いやそんなことはこの際どうでもいいです。
本来あるべきページのタイトル(推測)で再度リンクをお伝えすると
たぶん本当はこういうページタイトルになるはずだったんじゃないかなあ?
そんなバタバタっぷり(?)の中、本日の記事始まり始まりー。
先に本題を書くと「ソフトバンク網を利用した一般向けMVNOサービスの提供開始」です。
MVNOサービス「Hitスマホ」の提供開始
MVNOサービスといえば大多数がDocomo網を使用している、という話はガジェット関連に興味を持っている方々の中ですとある種の「常識」呼ばわりされるような事かもしれません。
例えばふとしが現在契約中のmineo Dプラン シングルタイプ 1GB。
この回線ももちろんDocomo網です。
他には・・・いつも同じようなMVNO事業者ばかり紹介しているので、たまには趣向を変えてNifMoあたりを紹介してみます。
NifMoは「Nifmo バリュープログラム」という一風変わったサービスがありまして、専用サイトを経由してネットショッピングをしたり、使うアプリのダウンロードを行うと通信料金が割り引かれるシステムです。
分かる人向けに一言で表すと「一種の自己アフィ」です。笑
ただ運営元であるニフティの場合は@nifty WiMAXの方が有名かもしれません。
いろんなサイトでWiMAXのバナー広告を見たことありませんか?
ふとしもかつて2+になる前の無印でお世話になっていましたので、今回懐古ついでに取り上げてみました。苦笑
それに対してau網を使用しているMVNOサービスはUQ mobileかmineo(Aプラン)か・・・のほぼ2択ですね。
mineoがDocomo網とau網の両方に対応している珍しいパターンです。
最近名前を見かけないけれど、Fiimoも地味に両方対応のMVNOだったような・・・?
そして今回の本題。
Softbank網を使用するMVNOに至っては、少なくともふとしの知る限りでは1つもありませんでした!
もしかしたら法人向けとかではもうあるのかもしれませんし、あとはY!mobileを「SoftbankのMVNO的な位置づけ」とみるか「Softbankのサブブランド」とみるかで認識が変わりそうです。
ただどちらにしても、純粋(?)にSoftbank網を使用する一般向けMVNO事業者は無かった気がします。
それが今回、岐阜県の高山市に本社を構える飛騨高山ケーブルネットワーク株式会社から「Hitスマホ」の名称で、Softbank網を使用したMVNOサービスの提供開始となりました。
そうは問屋が卸さない
これで大手3社のMVNOが出揃ったー
ようやく現在大手3社で携帯・スマホを契約している全ユーザーにMVNOという選択肢が与えられたー
なんて甘い考えはやはりSoftbank相手に通用しないらしいです。
冒頭の公式サイトよりスクリーンショットを撮ってきました。
ついでに少々解読しづらい部分もありましたので、勝手に加筆してみました。苦笑
MVNOとしては高価格
Docomo系MVNOにしてもau系MVNOにしても、2016年8月時点では1つの目安として「月3GB(音声通話付き)が1600円程度」となっています。
もちろん事業者によって多少のばらつきはあるでしょうが、概ねこのくらいが1つの料金目安です。
それに対して今回の「Hitスマホ」では、通話料の記載があるので恐らく音声通話機能付きのプランだと思いますが、3GBのデータ容量で目安よりも高い1980円の値がついています。
運営元がケーブルネットワークのため、ケーブルネットワークに加入していれば月400円の割引を受けられるみたいですが・・・それでようやく1580円と他社並み。
完全なる邪推ですが、たぶんY!mobileとの絡み/攻防があるのでしょうか。
あちらは月1GBのデータプランSが1980円、スマホプランSが(通話無料込みで)2980円ですし。
更には月次の容量を使い切った場合の追加データが100MBあたり200円!
0 simほどのボッタくりではないにしても・・・かなり強気のお値段設定ですね。
あとは忘れてはいけないのが「最低利用期間」の定めあり。12か月です。
契約後1年以内に解約する場合は違約金が10000円取られます。
なおかつ解約手数料が期間にかかわらず2000円らしいので、契約後1年以内だと両方併せて12000円没収です。
ソフトバンクの中古スマホを使えない?!
厳密には「使えます」。
が、ひと手間かかります。
ケータイWatchの記事内にこのような記載がありました。
「ソフトバンク販売のスマートフォンは、SIMロック解除後に利用できる。」
??????
は?
例えばDocomo網のMVNOを利用する場合、ドコモが販売した機種であれば基本的にはsimロックがかかった状態でも使えるはずです。
それに対して今回の「Hitスマホ」では、例えば元々使っていたソフトバンクのスマホを再利用する場合でも、わざわざロックを解除しなければ使えないみたいです。
ユーザー側には本当に何もメリットがないですね。
わざわざsimロックを解除しなければいけないのであれば、Docomo網のMVNOを使った方が(LTE/3Gのバンドが対応しているならば)安上がりですし、あるいは最初からsimフリーのスマートフォンを調達した方が好きな端末でストレスなく使えると思います。
まとめ
一瞬「これでMVNOも3社出揃ったか」とぬか喜びしましたが、よくよく読み進めるとメリットのある人がかなり限られるサービスとなっていました。
なんだかなあ。
元々ソフトバンク網のMVNOがなかなか出てこない背景として「接続料がドコモに比べてかなり高い」とどこかでかかれていた気がしますが、接続料以外にもいろいろと理由がありそうな気配を感じさせられます。
今後他のMVNO事業者が参入してきて、ある程度の価格低下やデータ専用プランの提供開始など、何かしら変化があれば・・・選択肢の1つとしてソフトバンク網も入ってくるかもしれません。
現状では「よっぽどソフトバンクに愛着を持っている人」くらいにしか、ちょっと勧められないかな?