現在ふとしが利用中のmineo回線(Dプラン)では、キャンペーンの都合で1GBを契約しているにもかかわらず大体の場合9割近くのパケットが余ります。
このキャンペーン自体はMVNOを利用するきっかけとなったものですので非常に良かったのですが、非常に残念ながら使っている人間が引きこもりのため、余りまくりの異常事態になっているのです。
ですがその一方で、ヘビーユーザーの方々にとっては月末が近づくと「通信制限」なる魔の4文字が着実に近づいてくるわけでして、世の中というものは絶妙なバランス感覚で成立しているのだなと感じさせられます(?)
さてmineoに「フリータンク」という便利機能があるのは、このブログでも月末付近でたまーに言及しているとおりです。
パケットが余るユーザーとパケットが足りないユーザー、そのユーザー同士で上手い具合にパケットを融通し合おう・・・という、みんなにとってWin-Winな上手いシステムですね。
この5月もいつも通りパケットが余りましたので、フリータンクへパケットを投入しつつ、発表されたばかりの新しいサービスについても少しだけ確認しておきましょう。
現状確認
4月からの繰り越し分が470MB弱ありましたが、その半分も使うことなく消失寸前となっています。
当然ですが5月分は全く消費していないので、このままだと丸々6月へ繰り越される見込みですね。
5月分はともかく、4月からの繰り越し分が消えてしまうのはもったいないので、そちらをフリータンクへ投入することにしましょう。
フリータンクへパケット投入
10MB単位で投入できるので、きっちり計算して320MBだけフリータンクに入れても良かったのですが、6月も集中的に使う予定は無いのでキリよく500MB投入しておきました。
これで6月は5月分からの繰り越しと合わせて1.8GBほど利用できる計算です。
わーい、嬉しいなー(棒読み)
そもそもmineoのプランで最小の500MB/月ですら、4月に初めて超えたレベルですからね。
家の固定回線が止まらなければ、引きこもりだとせいぜいこの程度の通信量が限界なのだよ。汗
mineoの新サービス(抜粋)
さて2016年5月31日付けで新サービススタートのアナウンスがありました。
気になる範囲だけ抜粋で見ていきましょう。
「プレミアムコース」のトライアル開始
やはりお昼時間帯といった利用が集中する混雑時には速度が低下することをmineo本部も認識しているようでして、この度「プレミアムコース」と称して通常とは別の専用帯域を設けることになったそうです。
実際のサービス開始は9月の予定だそうですが、それに先駆けてトライアルを行うとのこと。
・・・ん?通常とは別の専用帯域?
どこかで聞いた話だな・・・?
モバレコモバイルの超高速独占プラン、別名「29万8000円プラン」と仕組みは同じじゃないか!笑
あまりにもギャグすぎてネタにしていましたが、まさかこんな形でブーメランとなって返ってくるとは・・・汗
大真面目に今回発表された「プレミアムコース」について考察するならば、イメージの1つとしてはニコニコ動画のような形になるのでしょうか。
ニコニコ動画は基本的には無料(一般会員)で利用できますが、夕方からの混雑時には「エコノミー動画」と称して投稿動画を再エンコードし、ビットレートを大幅に下げた画質での視聴を強要されます。
有料(プレミアム会員)登録になると、混雑時にも再エンコードされることなく本来の画質で視聴できますし、ニコ生に関しても一般会員より優先して視聴できます。
もし今回の「プレミアムコース」が、そのような性質のサービスになるのであれば・・・
元々は月間制限なしで使えたのに、2+化での速度上昇と引き換えに月7GB制限だの3日3GB制限だの理由を付けて実質的な値上げに持っていった挙句、帯域も1/3に減らされ数年後には停波されてしまうらしいWiMAX・・・のような未来が待っているのでしょうか?
いやさすがにそこまでは行かないか・・・?
どちらにしても、まだ詳細が決まっているわけではないですが、現時点ではあまり歓迎できそうにないサービスだと感じています。
2周年キャンペーン
こちらは良いニュースですね。
現在利用中のユーザーに、契約事務手数料が不要になるエントリーコードを2つ無料で提供するそうです。
この機会に副回線を増やしてね!ということでしょうか。笑
またSIM交換を行った場合、通常は事務手数料が2000円ほどかかりますが、年末までのキャンペーンとして2000円分のAmazonギフト券がもらえるそうです。
これは現在、シングルプラン(データ通信専用プラン)を利用しているふとしにとっては朗報です。
現在はBlackBerry Classic&mineo回線(Dプラン)+ガラケー&ソフトバンク音声回線の2台持ちですが、2年縛りが終わる秋のタイミングでガラケーの方は完全に解約して、BlackBerry Classicへの一本化をかなり具体的に考えているからですね。
もちろん密かに注目しているsimple 2+系の続報も決断の上で密接に絡んできますが、もしBlackBerry Classicへ一本化するとなれば、必然的に現在のデータ通信専用simカードから音声通話対応simへと交換する必要がありますので。
通話定額30/60
最近よく見かけるようになってきたMVNOの通話定額プランをmineoでも投入するみたい・・・ですが。
プランは最大30分の定額通話が可能な「通話定額30」と最大60分の定額通話が可能な「通話定額60」の2つで、定額分超過後は、通常料金の20円/30秒でご利用いただけます。
はい、解散。
そんなもの「定額」とは言わん!苦笑
まだ先日のDTI SIMが打ち出してきた「でんわかけ放題」の方が「定額」の名に相応しいわ!!
一言まとめ
MVNO選びって難しいですね。
調べ始めて1年以上・実際に使い始めてからでも半年以上が経過しましたが、まだまだ各社競い合って新サービス・新プランでの顧客引き抜き合戦状態だと感じますので、日々MVNO関連の情報にアンテナを張り巡らせて後悔をしない選択を心がけたいところです。