一昨日、スピードテストも兼ねて新宿へ行ったときのこと。
新宿へ行ったときはいつも、西口にあるユニクロの先~大ガード手前に密集している金券ショップ街(?)を眺めています。
「金券ショップ」と聞くと人によっては「人気の無い奥まっているところにあって入りづらそう」とか「怖い人やトラブルなどに巻き込まれそう」などなど、あまり良いイメージを持っていないかもしれません。
ただ、この一帯にある金券ショップに関しては総じて大通りに面しており、それこそ並びのKFC並みに一目で奥まで見通せる(扉が無い)造りになっているので、利用のハードルは低い方かと思います。
そんな金券ショップ街で普段は回数券のバラ売りを購入するのですが、今回はちょっと変わったものを購入してみました。
おさらい:普段買うもの
電車の回数券、それもバラ売りを必要枚数のみ買うことが多いです。
基本的に回数券は10回分の値段で切符が11枚発行され、有効期間が3ヶ月となっていることが多いでしょう。
現時点で首都圏では(首都圏に限らず?)切符運賃とIC運賃の2種類が存在し、SUICAやPASMOといったプリペイド式のICカードを使って運賃を払った方が、切符を購入する場合に比べて1%程度割引かれた料金で乗車*1できます。
しかし回数券の場合は「10回分の値段で11枚の切符が発行される」ので、有効期間内に全部使い切れれば約1割引の値段で乗車可能ということになります。
更には東京メトロ(≠東京都営地下鉄)と私鉄の場合、普通の回数券(11枚)に加えて時差回数券(12枚)や土休日回数券(14枚)もあるため、これらの回数券を上手く活用すれば、通常運賃より優遇されているIC運賃よりも遥かにオトクに乗車可能です。
有効期間内に使い切れれば。
意外とね、使い切れないことが多いです。苦笑
例えば休みの日にショッピングへ出かけるとしても、3ヶ月以内の土休日に同じ駅(例:新宿駅)まで計7往復することってありますか?
平均して半月に1往復、と考えると・・・ん?普通の人ならありえるか?笑
ふとしが週に1回くらいしか玄関を開けない引きこもりだから、3ヶ月に計7回がとてつもなく高いハードルに感じるだけか。汗
まあともかく!
新宿から、どこか普段行かないような場所へ出かける時なんかだと、回数券を必要枚数分だけ購入したり、ある程度以上遠くへ行くのであれば(取り扱いがある場合は)株主優待切符なんかを調達すると大幅にコストを下げることができます。
ただ3ヶ月で5往復程度までならば、土休日回数券を金券ショップにてバラ売りで購入した方がお得ですが、だいたい6往復以上になってくると普通に切符売り場で土休日回数券を購入した方がトータルでみると安くなったような・・・
必要になった場合は各々調べてください!笑
「金券ショップで電車の回数券も(取り扱いがあれば)買えるんだよー」ってことです。
回数券以外に購入できるもの
色々あります。
新幹線の切符も区間によっては購入できますし、そもそも鉄道に限らずコンサートのチケットや各種ギフト券・おこめ券・切手といった定番のものから、マックの○○セットの割引券みたいな感じのものも見かけたことがあります。
本当にびっくりするほど多種多様なものを取り扱っていますし、新宿の金券ショップ街(?)の場合、同じ商品が隣の店よりほんの僅かですが安く売られていることもあったりして、見比べるために行き来して眺めるだけでも色んな発見がありますね。
今回購入したもの
今回はこちらを購入しました。
Amazonのギフト券です。
Amazonギフト券- Eメールタイプ - Amazonベーシック
- 出版社/メーカー: Amazonギフト券
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: Ecard Gift Certificate
- 購入: 2人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
近々ちょっと大きな買い物をする予定がありますので、せっかく新宿まで来たんだからついでに買っていこう・・・と思い立ちました。
先に明かしておきますと、販売価格は額面の98%に設定されていました。
切符(回数券)ほど大きな割引率はありませんが、消費税をほんの少し下げる効果・あるいは「まとめ買いするんだから、端数切捨てでお願いしますよ~w」と家電量販店で値引き交渉をして成功した場合程度の効果はあると思います。
・・・ここ数年はインターネットショッピングの台頭で、家電量販店の店頭で値引き交渉をしても、昔のようにはなかなか取り合ってもくれない機会が大幅に増えましたが。苦笑
封を開けると、お馴染みのAmazonの箱から「a」がいっぱい飛び出してくるようなイラストが描かれた賑やかな厚紙と・・・謎の封筒?が入っていました。
たぶん「誰かにプレゼントする時に、この封筒?を使ってね」ということなのでしょう。
個人的には「冬に怪我していた右手の第二関節群」が、こうやって写真に撮っても怪我していたことが分からないくらい綺麗に治ってホッとしています。笑
まさか裂けるとは思わなかったからねえ・・・おかげで1月以降、ベースの練習が全くできていないしねえ・・・汗
先ほどの賑やかな厚紙を開くと、図書カードのような形でAmazonのギフト券がくっついていました。
今回購入したのはなんと10000円分!!
販売価格が額面の98%でしたので・・・購入価格は9800円ですね。
本当に「消費税をほんの少し下げる程度の効果」ですが、最近再延期が検討されている10%への消費税増税やら、ほとんどつかなくなって久しい銀行の利息で200円分にするには残高がいくら必要なのか、あるいは休みの日にATMから1回お金を下ろした場合に通常かかる手数料のことやらを考えると、決してバカには出来ないと思いません?
そもそも今の日本の経済状況で、本当に消費税を10%へ増税する気だったのか・・・
消費税は累進課税じゃないのだから、所得が少ないほど厳しくなるんだぜ・・・
ふとしの恨み節はともかく、このギフト券(カード)をペリッと剥がしてひっくり返すと、裏にギフト番号が印字されていました。
と言っても、スクラッチのような処理が施されているので、硬貨などで優しく削る必要があります。
削って表示されたギフト番号をAmazonのアカウントに登録すれば早速使えます。
アカウントに登録してみる
まずはAmazonにサインインした状態で「ギフト券」の部分をクリックします。
ギフト券の購入ページに移りますが、その中の「アカウントに登録」をクリック。
ギフト券番号の入力欄がありますので、打ち間違いに注意しながら入力しましょう。
これで10000円分の買い物が出来るぞ!笑
※買い物で使ってみました:
あとがき
今回購入したAmazonのギフト券ですが、裏を見ると「ギフト券の有効期限は発行日から1年間」と書かれています。
しかしどこを見ても「発行日」が書かれていません。
実際にアカウントへ登録した上で有効期限を確認したところ「2017年5月21日」と表示されていましたので、金券ショップに持ち込まれたのは1週間以内だったということでしょうか。
今回は全く問題ありませんが、これは逆に考えると「有効期限の迫ったものが金券ショップに並んでいる可能性もある?(しかも有効期限は登録してみるまで分からない)」といった仮説も立てられますので、金券ショップで購入する場合は直近で使用予定がある場合に限った方が賢明かもしれません。
普段は土休日回数券しか買わず、土休日回数券の場合は購入日からきっちり3か月分の有効期間が設定されていますので、今回のようなこともあるかもしれないと1つ勉強になりました。笑
※回数券あれこれ:
*1:その代わり輸送障害時に振替輸送を利用できない、といった制約もありますが、それはIC運賃うんぬんに関係なく別のお話。