ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

部屋の模様替えを検討するついでに各方位の部屋のメリット・デメリットを列挙する

引きこもりのふとしが今の家に引っ越してきて、来月で1年になります。

 

「今の家には台所以外に2部屋あり、しかも東西南北全方位に窓があります!」

・・・というと凄く豪華な家だと錯覚を起こせそうな気がしますが、実際には建物自体の形がちょっと変わっているが故に「北と東の2面採光の部屋」と「南と西の2面採光の部屋」があるだけです。

しかも両方とも狭い!

 

ふとしとしては「一人で済むんだし別に2部屋でなくても1部屋でよかったから、その分もう少し広ければなあ・・・」と思ってしまいます。

例えるならば、4畳半の部屋が2部屋ある物件よりも8畳1部屋の方が、全体の面積は減りますが使い勝手は良く感じられます。

さすがにそのあたりは個人の好みの問題でしょうか。。。苦笑

 

さて。

引きこもりでは無かった頃、「引っ越しが趣味なの?」と聞かれかねないレベルで短期間での引っ越しを繰り返していた時期が何故かあり、幸か不幸か東西南北全方向の部屋を制覇してしまいました。笑

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そのような経験を活かしつつ?現在部屋の模様替えを検討しているので、各方位の部屋でどのくらいの違いがあるのか、簡単に列挙してみたいと思います。

 

南向きの部屋

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泣く子も黙る、最も人気の高い方位の部屋ですね。

4方位から好きな部屋を選べるとすれば、皆さんやっぱり南向きの部屋を選ばれるのではないでしょうか。

そんな南向きのメリット・デメリットを、実際に住んだ経験から列挙します。

 

メリット

  • 明るい
  • 冬は暖かい

やっぱり太陽の光が入ることが南向き物件における一番のメリットです。

人間の体内時計も太陽光を浴びることで誤差を修正しているとも言われますし、太陽の光を浴びることで心も晴れやかになります。

 

そして南向きの場合、夏場は太陽が高いため昼間は日光がそこまで入ってこず、冬場は反対に太陽が低いため部屋の奥まで差し込む日光で暖めてもらえるので、天気の良い日は暖房代が少し節約できます。

 

デメリット

  • 夏は多少暑い
  • 他の方位に比べて賃料が上がりやすい

日の光が良く当たるというのは、突然目の前に高層物件が建ったりしない限りは春夏秋冬に関係なく1年を通して変わりません。

ということは、必然的に夏はある程度部屋の中が暑くなります。

 

あと一番のデメリットは、やはり南向きの物件は人気があるため賃料が高くなりがちです。

需要が不透明な物件の場合、人が入らなければその月の家賃収入は0です。

なので少しなら賃料を下げてでも、空室率を下げた方が家賃収入に繋がるので値引き交渉にも応じて貰える可能性があります。

しかし南向きの物件の場合は需要が確実にある以上、貸す側からすれば賃料をわざわざ下げる必要が基本的には無いですからね。

 

東向きの部屋

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1日の始まりを朝日で迎えられる東向きの物件も、南向きの物件に次いで人気が高いと言われています。

ふとしが東向きの物件に住んだ時、感じたメリット・デメリットは・・・

 

メリット

  • 夏場の室温が抑えられる
  • 読書家にオススメ

太陽は東から昇って西に沈むのは小学生でも知っている事実ですが、東向きの物件の場合、朝日が部屋に差し込む時間を過ぎれば昼以降は柔らかな拡散光で包まれる程度です。

そのため、夏場のクソ暑い直射日光を程ほどに回避できるため、昼間もそこまで室温が上がりません。

年によっても冷夏/酷暑など違いがありますから一概には言えませんが、東向きの物件に住んでいたときはあまりクーラーを使わず、扇風機だけでも快適に過ごせた記憶があります(当然限度はあります)

 

そして本をたくさん読む方・本をたくさん所持しておられる方にとって、日光で本が日焼けする(?)現象は何としても回避したいのではないでしょうか?

その場合、東向きの物件だと朝の日差しだけしっかりと対策しておけば、湿気も極端にたまる方角でもありませんのでオススメかと思います。

 

デメリット

  • 朝しか日が入らないので日中は薄暗い
  • 冬は北向きとほぼ変わらないくらい寒い
  • 「東向き」という謳い文句で値段が少し高くなることも?

完全にメリットの裏返しですが、昼前以降は日光が入ってきません。

そのため部屋で1日を過ごす場合、ほとんどの時間が薄暗いor夜で真っ暗なので浮かれ気分になることはあまりありません。苦笑

 

尚且つ、昼前以降は日光が直接入って来なくなるため、昼を過ぎても本当に室温が上がりません。

冬場は北向きに住んでいるのと変わらないレベルで寒さを覚悟した方がよいです。

 

そのくせ

「お仕事が忙しくて昼間は家に居なくても、朝は基本的に平日も休日も家で迎えますよね???」

「東向きなので朝日と共に気持ちよく1日をスタートできますよ!」

・・・が不動産屋の常套句でして、それに釣られる人も一定数居ることから、賃料は少し高いところからスタートすることが多いです。苦笑

 

西向きの部屋

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「西向き」と聞くと、真っ先に「西日」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ふとしがこれまでに住んで生活してきた物件を振り返ると、何故か西向きの物件が飛びぬけて多いです。汗

実際に西向きの部屋に住んできて、感じたメリット・デメリットはこちらです。

 

メリット

  • 日照時間が他の方位よりも長いので、自然の光で生活できる時間が最長
  • 値下げ交渉がしやすい

東向きの物件の項目でも書いたとおり、太陽は西に沈むのは小学生でも周知の事実です。

また、日没を迎えたら即暗くなるかと言われれば、日没後もほんのり明るさが残りながら徐々に夜へと移行していくのも、経験則としてご存知でしょう。

 

人間の体内サイクルにも密接に関わっている日光を最も長く浴びれるという点では、実は西向きの物件も南向きの物件に決して劣っていません。

日没後も暫くは明るさが残りますから、そのぶん蛍光灯をつける時間も後ろに延ばせます。

洗濯物も日没までしっかり干せます。

 

その割に「西日が強い」というイメージで敬遠されることも多いためか、値下げ交渉が割とスムーズに進む傾向が強いです。笑

 

デメリット

  • 西日が強い
  • 夏場は夕方以降かなりの覚悟が必要

頑張って「西日の強さ」のマイナスイメージを軽減しようと努力を試みたけど、やっぱ西日が強いわ。笑

冬はまだいいんですけどね、夏は本当にキツイです。

 

しかも西向きの物件って、一番室温が上がるのは夏の場合「15時以降」なんですよね。

学校では「お日様は12時が一番高くて、気温は14時くらいが一番上がりますよー」と教わったでしょうが、その常識は西向きの物件には通用しません。苦笑

 

太陽の高度が最高点に達する12時に向かってどんどん室温は上昇し、直射日光が当たり始める15時の午後ティータイムから本領発揮といわんばかりにぐんぐん室温が上がり、日没前の西日で太陽様からのダメ押しを頂戴できます。笑

 

そのため日没後も中々室温が下がらず、真夜中になってもまだ室内の熱気が外に排出されず、そうこうしているうちに夜明けと共にまた外気が暖められるため、夏は基本的にずーっと暑いです。汗

 

じゃあ冬はその分暖かいかと聞かれれば・・・南向きほどは暖まりません。。。

日の出が遅いので(普通の人が)起きる時点ではまだ寒いですし、昼間も直接日光が当たり始めるまではなかなか暖まらず、昼を過ぎてようやく日が当たり始めたと思いきやあっという間に日没ですからね。

 

しかも冬場は日没後、急速に気温が下がります。

放射冷却」って聞いたことあるでしょう?

イメージとしてはあんな感じで、昼過ぎ以降ようやく暖まった熱は日没と共にもの凄い勢いで外に逃げていきます。

ですので「西向きの部屋」は・・・もしかすると季節による寒暖の差が一番大きい方位かも知れませんね。

 

北向きの部屋

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北向きの部屋は4方位の中でも「最も人気が無い」と言われています。

ふとし自身も北向きの部屋に住んだことがありますので、その当時感じたメリット・デメリットを並べてみます。

 

メリット

  • 家賃が安い(交渉がしやすい)

はい、これだけ!笑

どれだけ記憶を掘り起こしてみても、これ以外のメリットは記憶にございません。

 

デメリット

  • とにかく寒い冬
  • 夏もそれなりに暑い
  • 湿気との戦い
  • 1日中暗い

結論から先に書くと「敢えて北向きを選ぶ理由は無い」です。

 

太陽光が直接室内に挿してくることは基本的にありませんので、一日を通して「何となく明るい」くらいしか太陽の気配は感じられません。

そのため冬は底冷えも凄まじいですし、昼間もほとんど室温は上がりません。むしろ外の日向の方が暖かいです。

 

それでいて「冬場」は特に「湿気との戦い」です。

湿気と言えば基本的には梅雨時などのジメジメした季節を思い浮かべるでしょうが、北向きの部屋の場合「真の戦い」となるのは冬場です。

 

以前住んだ物件は、北向きでクローゼットが北東の角(そして角部屋ではない)にある部屋でしたが・・・

冬場、クローゼットの中に湿気取りを2個設置していたにもかかわらず、中の服は24時間常に湿っている状態でした。。。

湿気取り自体はきちんと湿気を吸い取っていたのですが、それ以上に湿気が発生するわ結露なんてわざわざ言うまでもないわ・・・

寒い・暗い・湿っぽいと三重苦で、心なしか気持ちまで落ち込んだような気さえします。汗

 

では反対に直射日光が当たらないぶん、夏場は過ごしやすいかと聞かれれば「否」ですからね。

外が暑けりゃ、その熱気が遠慮なく室内に上がりこんできますから。

 

番外編・最上階角部屋

番外編として人気の高い「最上階角部屋」についても軽ーく触れておきますね。

 

メリット

  • 他の部屋の騒音に悩まされる確率が一番低い
  • 見晴らしが良い(ことが多い)
  • 「最上階角部屋に住んでいる」という言葉の響き(笑)

隣人トラブル・騒音トラブルとはほぼ無縁でしょう。

上からの足音もなく、隣の部屋との設置面も理論上の最大値で2面ですが、収納スペースや風呂・トイレなどの配置を考えた場合、実質的には1面ないし完全に独立した1室が存在する可能性の方が高いのではないでしょうか?

 

そして「最上階角部屋に住んでいる」というと、他者からは何となく「良い部屋に住んでいる」かのように思われることが多いので、自己顕示欲や承認欲求が強めの人に向いているでしょう。笑

 

デメリット

  • 構造次第で夏はもの凄く暑い
  • 家賃がお高め

基本的に熱は「上へ上へ」の性質がありますので、夏になると下からは他の部屋の熱気が床を通して上がってきますし、天井からは燦々と降り注ぐ太陽光のエネルギーを直に受けることになります。

そのため建物の構造次第ですが、夏場はもの凄い高温になることもあります。

 

あとは・・・やっぱりお値段は高いですよね。

 

まとめ

4方位+おまけで最上階角部屋のメリット・デメリットを上げてみました。

建物の構造や立地・季節や気候によっても左右されますので、一概にこれらが全て当てはまるとは限りません。

 

どの部屋も多かれ少なかれ良し悪しはあるでしょうが、最終的には住んでみて心地よければ「住めば都」ということです。笑

 

ところで本題は「部屋の模様替えを検討する」ことだったような・・・?

ま、それはまた今度でいいですかね!(訳:そろそろ寝なくては。。。)

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