ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

#セルフビルド の #土地探し その15・山梨県上野原市編

セルフビルドでタイニーハウスを作り、広いお庭で愛犬をのびのび走り回らせてあげられる・・・そんな生活を夢見て始まった土地探しの旅。

第15回目となる今回は「ちょっとしたレアパターン」となる上野原市の売土地を見に行った時のことを振り返ります。

【第1回から見る場合はこちら】

hikiblo.hateblo.jp

売り土地データ(1)

場所:山梨県・上野原駅近傍

土地の広さ:270㎡

地勢:平坦(更地)

値段:120万円

※この物件は当記事公開時点で既に成約済みとなっています。場所を特定できたとしても一方的な訪問等は絶対に行わないでください※

 

現地雑感

普段の土地探しでは専らSuumoやathome・不動産ジャパンなどの住宅情報サイトを駆使して予算内の売土地を探しているわけですが、今回訪問した売地はジモティーに出品されていたモノというレアパターンです。

ジモティーはメルカリ同様に家の中の不用品を売買するフリマサイトのイメージが個人的には強いのですが、数はそんなに多くないとはいえ土地や中古物件の売買も多少はありまして、今回山梨県の中でも「笹子峠(笹子トンネル)を越えずにアクセスできる範囲」である上野原市での出品があったため、出品者とメッセージをやり取りして見学に行った次第です。

このエリアは少し前に同じく「笹子峠(笹子トンネル)を越えずにアクセスできる範囲」との理由から見学に行った売地への行き帰りで通っている場所ですので、エリア的にもそれなりに期待していました。

【近傍の売地を訪問した時の記事】

hikiblo.hateblo.jp

 

今回の売地情報を簡単にまとめますと、上野原駅まで徒歩(で行けなくもない)圏内ですし高速バスの中央道上野原バスストップも(高低差はありますが)近い距離にあり、三角形の変形地ながら80坪以上のゆとりある敷地面積、ただしそのほとんどが崖条例に抵触するので基礎や擁壁工事でかなり工夫が必要・・・とのこと。長所と短所が同居する物件ですね。

 

では現地の様子をご覧いただきましょう。

 

売地のほぼ全容

事前に見ていた公図や出品者の説明で分かっていたことではありますが、見事なまでに三角形の敷地となっています。ちなみにどちらかといえば正三角形よりも二等辺三角形の方が近い感じでしょうか。

 

敷地北東側の隣地とはかなりの高低差あり

崖条例、いわゆる2Hライン*1によって深基礎にしないと建築確認申請が通らないとは聞いていましたが、現地を拝見して納得の急傾斜っぷりですね。

写真でも分かる通り、隣家の2階やその上の屋根が「下の方に見える」わけですから、少なく見積もっても高低差は7m程度あるでしょう。しかも土地の境界線が崖の下端ではなく上端にあるので、仮に擁壁設置工事を行うことになった場合は隣地の許可を取って隣地側から工事をする必要が出て来そうです。こりゃあっという間に金が飛んでいくぞ・・・!

 

地上高約2mからの見晴らし

仮にこの地で平屋を建てた場合、室内からの眺めはこの写真のような感じでしょうか。中央線の鉄橋が目と鼻の先にあるので、窓は防音性能を高めたサッシにしないと寝ていても始発&終電で叩き起こされるかもしれません。

 

現地訪問を終えて

ツーリング日和ではありました

エリアや土地の広さに対して価格はかなりお買い得ではありましたが、購入後の擁壁工事や深基礎の設置などで多額の費用が見込まれるため最終的にはご縁が無かったこちらの土地。陽当たりの良さも含め周辺環境はけっこうお気に入りだったんですけどね。

「ジモティーで土地探し」というレアパターンでの訪問は後にも先にもこの1回限りでしたが、需要と供給がうまくマッチした場合は意外と(?)問題なく活用できると思います。

 

【次回(第16回)】

hikiblo.hateblo.jp

 

【前回(第14回)】

hikiblo.hateblo.jp

*1:崖の下端から崖の高さの2倍以上の距離を離した場所なら、建築にあたり基礎などに特別な措置を講じなくてもよい・・・といわれるライン

PR