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『霊媒探偵・城塚翡翠』が訳の分からない最終回を迎えるようです(※個人の感想です)

1か月ほど前から放送の始まったドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」ですが、昨日放送された第4話をTVerの見逃し配信で仕事中にチラ見していたところ、最後にとんでもない予告が流れてきました。

それは次回・第5話が「最終話である」とのこと。

 

・・・第5話で?最終回?1クールって平均10話前後あるはずだよね?どういうこと?打ち切り???

 

何が何だかよく分からなさすぎるので、思わずこうやってブログにしたためた次第です。明日もまだ繁忙期で朝早いのに!!(※朝6時から在宅ワークスタート)

 

とにもかくにも、第4話の記憶が新しいうちに「最終話」らしい次週第5話に向けて自分なりに情報を整理しておきたいと思います。一応このドラマは張り巡らされた伏線と考察が売りの1つになっているようですし?

 

 

では以下、備忘録的なスタンスでいってみよう。

ドラマおさらい

タイトルにもなっている「城塚翡翠(以下ヒスイ)」は霊媒師?らしい。演じているのは2022年1月期のドラマ「ファイトソング」での好演が記憶に新しい清原果耶(※敬称略。以下同じ)。霊が見えるとかナントカで悲劇のヒロイン気質なお嬢様。現実世界だったらあまり関わり合いたくないタイプ

そんなヒスイとタッグを組むのがミステリー作家の香月(演:瀬戸康史)。基本的にはヒスイと香月で事件の謎を解明し、香月が付き合いの長い警察官:鐘場(演:ミッチーこと及川光博)に考察を提供して犯人逮捕に繋げる・・・みたいな流れだったような?

他には女性警官として天子(演:田中道子)、童顔の男性警官として蛯名(演:須賀健太)、ヒスイのアシスタントとして真ちゃん(演:小芝風花)がレギュラーメンバー

 

1話からちょくちょく物語内に挟まれている「透明な悪魔」による女性刺創連続殺人事件がシリーズを通じた核となる事件のようで、4話では遂に犯人に迫るかのような話の流れで冒頭にも記した「とんでもない予告」に度肝を抜かされたわけで。

 

第4話おさらい

「透明な悪魔」による9人目の被害者が発見されるが、その現場付近で鐘場が普段よく食べているミンティア風(←)のお菓子が落ちていることに気づく天子。蛯名から、鐘場がかつて娘を事件で亡くしていることを知らされ、また警察関係者による犯行説がかつて出ていたこともあり鐘場に対する疑いの目を強めていく。

一方、蛯名の方も現場に落ちていたお菓子を天子から言葉巧みに回収したり、天子から電話があった場面で意図的に電話に出ず意味ありげな古い建物の前にいる様子が描かれたり、果ては鐘場と同じくミンティア風のお菓子を食べるシーンがアップで出るなど怪しさ満点の描写多数。

天子は前述の通り鐘場への疑いの目を強め、ついには尾行を行うも途中で「女性」とぶつかり鐘場を見失いそうになりつつもなんとか尾行を続け、「透明な悪魔」の第一の現場まで到着するも鐘場に見つかりもみ合いとなる。

「透明な悪魔による死が身近に迫っている」と予感するヒスイ。そんなヒスイと推理作家の香月は独自の考察からやはり鐘場が怪しいと睨み、鐘場に対して第一の現場へと呼び出すのだが、鐘場との合流当日に高速道路のサービスエリアで香月がアイスクリームを買いに行っている間にヒスイが忽然と姿を消す。

 

さて、「透明な悪魔」はいったい誰なのか。

 

犯人は誰か

最初に断っておくと「原作は未読です」。そのため既に原作を読まれた方々にとってはもう犯人も動機も分かっているのでしょうが、私は原作を知らずにドラマをチラ見している立場なので好き勝手に考察(妄想)をしてみたいと思います。

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まず真っ先に犯人=透明な悪魔の候補から外れるのが女性警官の天子。「ヒスイが透明な悪魔によって殺されるか否か」が主題となっている以上、ヒスイを追い詰めていくような描写なり匂わせなりが欲しいにも関わらず、鐘場が怪しいとミスリードするかのような描写ばかりであり、最終的には鐘場と鉢合わせて動きを封じられていることから犯人とするには無理がある。

 

鐘場と蛯名の男性警官ズはどちらも4話に来て如何にも犯人だと言わんばかりの怪しげな描写が散りばめられており、4話のラストで表示された「全てが伏線」「あなたは騙されている」を言葉通りに受け止めるのであれば、この両者はミスリード要員でありどちらも単独犯説は消える。「透明な悪魔」が複数犯であるならば、ギリ共犯説で残る程度か。

 

ヒスイが犯人だとすると「自分が犯人(透明な悪魔=自分?)に殺されそうな予感がする」ということになり、もう物語としてどころか全くもって意味が分からない状態になるので言わずもがな。

 

こうなると残るのは香月か真ちゃんであり、香月の方は鐘場を第一の現場へと呼び出すよう仕向けておきながら自分はヒスイと高速道路のサービスエリアへ向かう・・・ところまでは真犯人かも知れないと思って見ていたのだが、ただ香月が真犯人だとするとSAでアイスクリームを買いに行って戻ってきたとき姿が見えなくなっていたヒスイを探して狼狽えるのが不必要な動きというか、無駄な描写に感じられるので香月の単独犯説はちょっと厳しい気がしないでもない。

となると第4話では序盤を除いてほぼ出番がなく(せいぜいあったのは鐘場を尾行していた天子がぶつかった女性が真ちゃんっぽかったくらい)、物語上では自由に動くことができたであろう真ちゃんが個人的には一番怪しいと見ているのだが、一番の問題としては「真ちゃんが犯人だとすると動機が分からない」こと。透明な悪魔の被害者が全員同じような容姿の女性(これには鐘場の亡き娘も当てはまる)であり、ドラマ中で何度もヒスイの写真にナイフを突き立てるなどヒスイに対する殺意を隠そうともしなかった描写の犯人が仮に真ちゃんだとして、じゃあ真ちゃんのいったい何がそこまでヒスイに対する憎しみを掻き立てるのか、という疑問が残る。嫉妬?

むしろ動機という観点では、ヒスイとバディを組んでいるはずの香月の方が「自分が考えた最強の完全犯罪トリック(←)を霊媒師ごときが見抜けるのか」みたいな歪んだ動機を持っていそうなので辻褄は合わないでもない。でもそうするとやっぱりSAでのシーンだけが不可解な動きとなり視聴者目線では腑に落ちなくなる。

 

まとめにかえて

原作を知らず、ドラマ自体も仕事中に横目でTVerをチラ見する程度だと考察しようにもこの程度が限界。

そもそも「深夜帯ではない連続ドラマが5話で最終回を迎える」こと自体が異例中の異例であり、そんなに視聴率が振るわなかったのだろうかと逆に心配になるレベル。というか本当に5話で終わりなのだろうか?5話が終わった後、便宜上の6話からは犯人の目線で1話からを振り返る・・・とか、そんな仕掛けが施されている???

 

以上を以って、弊ブログの犯人(透明な悪魔)予想としては「本命:真ちゃん・対抗:香月先生・大穴:犯人は単独犯ではない」ということで。

これで犯人が4話までにまともに出てきていない人物だったら本当に興醒め。

 

※第5話が放送されたので新たに記事にしました:

hikiblo.hateblo.jp

 

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