だいたい月1回ペースくらいで行っている、新宿駅近辺でのスピードテスト結果をお送りする時間です。
内容としては前回・前々回の記事の続き・・・のような形でもあります。
前回の記事(スピードテスト(AKB休日昼編-その1・mineo(D)/0sim))を書く時点で判明したことなのですが、実は新宿でスピードテストを走らせるのが去年の暮れ以来だったみたいです。
※2016年12月18日に実施したスピードテスト in 新宿:
1月はたしか2回ほど新宿へ行ったはずなのに、正月に秋葉原でスピードテストを行ったことで「ミッションコンプリートォォォ!!」みたいな気分になってしまったのか、すっかり測定し忘れていました。苦笑
さて、同日お昼のスピードテスト in 秋葉原では、0simの著しいサービス劣化状況が「疑惑」から「確信」に変わった結果となりました。
ただあくまでも理論としては「秋葉原だから速度低下を引き起こしていた」みたいな主張に対して、完全なるNoを叩きつける要素はまだ揃っておりませんので、場所を変えた新宿での結果も併せて見ることで白黒はっきりつくかと思います。
・・・使い心地の時点でもう結果は分かってはいるのですけれどもね、ブログ構成上こういう流れにさせて欲しいのです。苦笑
新宿東口でのスピードテスト(休日夕方-その8)
毎度お馴染み、政権批判のおばちゃんが大声を上げている新宿アルタ前です。
今回、一番の大きな変化としてはアルタビジョンの上部が何かの工事のために囲いがつけられていたことです!
アルタビジョンの上部と言えば、某チョ・マテヨ氏のパネルが煌びやかに光り輝いているのがお馴染みだったというのに!
グループ自体も解散してしまいましたし、ひょっとしたら看板が新バージョンor完全別物にでも差し替えられるのでしょうか・・・?
それはともかく、新宿駅東口アルタ前のスピードテスト結果をご覧ください。
先攻は0sim×BlackBerry Passportです。
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年2月12日 17時48分
測定場所:新宿駅東口(アルタ前)
はい、この時点で日時・場所に因らず0sim回線は品質を落とされたと断言して間違いないでしょう。
品質が落ちたタイミングを絞り込むのであれば、2016年12月19日未明~2017年1月1日未明の間のどこかのタイミングですね。
一応苦し紛れに評価ポイントを探し出すのであれば・・・アップロード速度はそこそこ実用的な範囲であることくらいでしょうか。
ただそれでもPING値との組み合わせで、状況によっては見た目(実測値)ほどのアップロード速度は体感できないかもしれません。
そうなってくると完全に「月500MB未満であれば完全無料」という部分しか、0sim回線を評価できるポイントが無くなってしまいますね。汗
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年2月12日 17時49分(1分後)
測定場所:新宿駅東口(アルタ前)
ダウンロード速度に関しては、何回やっても3キャリアの速度規制状態レベルしか出てくれませんので、常用するにはかなり用途を選ぶことになるかと思います。
同じ約200Kbpsでも、せめてバースト機能のような速度グラフであれば、まだ多少なりとも使い道は広がるのですけれども。。。
1か月どころか2週間弱でここまでサービス水準が暴落するあたり、やはり「無料ほど怖いものは無い」といったところです。苦笑
さてアルタ前でひとしきり0sim回線に関して嘆いた後は、後攻のmineo×BlackBerry Classicの結果を確認してみましょう。
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年2月12日 17時50分
測定場所:新宿駅東口(アルタ前)
ちょっと待って何があった?!
去年までの0simでこの結果ならば、ダウンロード速度に関しては大健闘!と手放しで喜べたのでしょうが、この回線は0simではなくmineo回線(Dプラン)です。
若干の動揺を覚えつつ、測定2回目。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年2月12日 17時51分(1分後)
測定場所:新宿駅東口(アルタ前)
ちょっと待って何があった?!(さっきとは別の意味で)
PING値・ダウンロード速度・アップロード速度全てにおいて、1分前とは同じ回線と思えぬほど急激に向上しました。
むしろ夕方~夜の時間でこれだけ出るなんて、いったいいつぶりだろう・・・?
1回目の測定結果がパケ詰まりのような状況に陥っていたのか、2回目の測定結果が何らかの理由でブーストされただけなのか、この結果だけだとちょっと判断がつきませんので、ここは3度目の正直といってみましょう。
測定3回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年2月12日 17時52分(さらに1分後)
測定場所:新宿駅東口(アルタ前)
3回目も2回目同様に好調過ぎる結果でしたので、1回目はたまたまパケ詰まりのような状況に陥っていただけなのでしょう。
言い換えれば、無線接続は本当に水物で1分ズレるだけで結果が大きく変わることもあるという教訓になりましたね!苦笑
新宿西口でのスピードテスト(休日夕方-その10)
ここの写真を撮るのも久しぶりですね。
遡ると前回新宿西口でスピードテストを行ったのは、なんと3か月前の11月だったとか!
※2016年11月のスピードテスト:
久々の速度比較もできますし、1分単位の超短期的な視点だけでなく、数か月単位の長期的な視点で回線速度がどのように変化しているか確認してみましょう。
やはり先攻は0sim×BlackBerry Passportです。
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年2月12日 18時9分
測定場所:新宿駅西口JR改札前
東口のアルタ前よりはダウンロード速度が出ている・・・といっても、このレベルでは誤差の範囲ですね。
非常にポジティブな見方をするのであれば「約2倍の速度」です。笑
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年2月12日 18時10分(1分後)
測定場所:新宿駅西口JR改札前
日を変えても、時間を変えても、場所を変えてもこのレベル。
0sim回線に関しては、もはや「優秀なサブ回線」の面影はどこにもなく、目の前にあるのは「緊急用に無料で維持しておく回線」でしか無くなってしまいました。
気を取り直して、後攻のmineo×BlackBerry Classicの結果は如何に。
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年2月12日 18時12分
測定場所:新宿駅西口JR改札前
アップロード速度で苦戦気味ですが、PING値・ダウンロード速度共に非常に優秀な結果だと思います。
ほとんどの用途でストレスなく利用できることでしょう。
3か月前と比較しても、回線状況は大きく改善されています。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年2月12日 18時13分(1分後)
測定場所:新宿駅西口JR改札前
2回目はダウンロード速度が落ちてしまいましたが、それでも11Mbps超えを保っていますので、ツイッターのタイムラインを眺める・ブログを読むなどといったダウンロード主体の使い方でストレスは感じないでしょう。
ひょっとすると、ここ数か月で重点的に回線増強が行われたのかもしれませんね。
強いて苦言を呈するのであれば、アップロード速度ももう少し頑張ってくれるとさらに使い心地が良いかも・・・笑
まとめ
mineo:一時期の苦戦っぷりから考えるとV字回復か
0sim:日時・場所に因らず去年のような速度はもはや絶望的か
3キャリアでメイン回線を維持していて、完全サブ用途でMVNO(格安sim)の導入を検討しているのであれば、安定性よりも価格を最重視して現在の0simを利用するのも1つの手ではあります。
ただ3キャリアの料金体系からコストダウンを狙っている、つまりメイン回線をMVNOに移行するのであれば、ある程度の価格は「必要経費」と捉えて安定性に比率を割り振るのも必要になってくるでしょうか。
携帯電話はもはや日常生活になくてはならないライフラインとも言うべき存在ですから、それで使用する回線もある程度安定性を重視する必要があるかと思います。