「パソコン」と一口に言っても様々な種類があります。
デスクトップ型・ノートパソコン・液晶一体型・昨今流行りの2in1型・・・皆さんはどのようなタイプのパソコンをお使いでしょうか。
色々な種類があるパソコンですが、既製品(メーカー品)を購入した場合、ほとんど意識されないことが1つあります。
それはパソコン内部の清掃。
既製品(メーカー品)ではなく、自作パソコンやBTOをお使いの方であれば蓋を開けて中を掃除することがあるでしょうが、そうではない大多数のパソコンユーザーにとって「パソコンの掃除」は経験したことがない・むしろ意識したことすら無いみたいです。
かつての私が実際にそうだった。
そんな私もここ数年はBTOっぽい自作パソコンを使うようになり、少しずつですがパソコンの掃除について意識するようになっています。
パソコンを置いている環境にもよるでしょうが、どんなに長くても年に1回くらいは内部の掃除をした方が、安定したパフォーマンスを発揮するのではないかと考えています。
そう考えたとき、今のパソコンを直近で掃除したのがほぼ1年前でしたので、梅雨が本格化する前のこのタイミングで今年も内部清掃を行う事にしました。
・・・みたいな書き方をしていますが、実際に清掃を行ったのはほぼ1か月前の話です。
この時に同時購入していたエアダスターが遂に日の目をみるよ!
準備するもの
エアダスター。基本的には以上!笑
この他には必要に応じて綿棒や下に敷く段ボールがあると便利でしょう。
エアダスターの選び方については、逆さ仕様OKでノズル(ストローみたいなもの・後述)を付けられるものがオススメです。
エレコム エアダスター ECO 逆さ使用OK ノンフロンタイプ 3本セット AD-ECOMT
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2011/10/06
- メディア: Personal Computers
- 購入: 12人 クリック: 47回
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今回購入したのはELECOM製の3本セットを選びました。どれだけ細部まで入念に清掃を行っても、1回の清掃で1本を使い切ることはまずないと思いますが、むしろそれよりも連続使用によってガスの出が極端に悪くなる事態の方が問題ですので、3本入りを購入して2本を交互に使う作戦です。
このように先端にノズルをつけて使用できる製品の方が、細かい部分のホコリをピンポイントで吹き飛ばすことが出来るので非常にオススメです。
去年購入したエアダスターとのツーショット。笑
状況確認(ここから閲覧微注意)
まずは去年清掃を行って以降で、パソコンがどれほどホコリに蝕まれているかを簡単に確認しておきます。
↓閲覧微注意・ここから↓
こちらがパソコン天板?上面?の様子。
この部分に関しては、普段部屋の掃除を行う際についでに掃除機で軽く吸ったりしていましたので、画像を拡大しなければそこまでホコリが目立つことも無く視界にも優しい1枚ではないでしょうか。苦笑
ここから先はホコリがたっぷり付着した写真が頻出となりますので、閲覧される際は多少なりとも心準備をしたうえでご覧くださいませ。汗
と断りを入れた上で、背面の排気ファンや各種インターフェイススペース?のあたりをパシャリ。
うむ。割とホコリが溜まっていそうな気配ですね。
パソコンの前面や底面から吸気した風およびホコリが、中のパーツを冷やしつつホコリを付着させていって、その出がらし6番茶くらいのものがここですからね。
もう1つ確認しておくところは、やはりパソコン前面の吸気ファン付近です。
といっても、実際には去年の清掃の時点でもカバーの開け方が分からずに放棄した部分ですので、実質的には購入直後から2年近く清掃の手が届いていない場所です。
そんなブラックボックス的な場所を外からパシャリ。
多少は光の加減もありますが、白く見える部分は基本的にホコリだと思っていただいて間違いありません。中はもっと汚いはず。
これ以上は蓋を開けて実際に中を見る作業になりますので・・・さっそく今回の本題・内部の清掃を始めましょう!
清掃開始(引き続き閲覧微注意)
まずはバルコニーに段ボールを敷いて作業スペースを捻出します。
気にしない方であればこの準備は必要ありませんが、私は部屋の中で使用しているものを屋外の地べたに直置きしたり、反対に地べたに直置きしたものをそのまま屋内へ持ち込みたくない人間ですので、この段ボールが本当に綺麗かどうかという懸念は残りますが地べたよりはマシだろう・・・と考えてこのようにしました。
ちなみにこの段ボールは、前述したアイロン台&エアダスターを購入した時に送られてきた特大サイズの段ボールです。資源の再利用!!笑
ではさっそくパソコンの蓋を開けて中身を確認していきましょう!
開ける方を間違えました。
こっちはSSDと、あとはいわゆる裏配線と呼ばれるケーブル類の追い出し部屋的ポジションですので、本来は開ける必要がありません。
ちなみに「裏配線」などとシレッと書いてみましたが、この辺の配線作業やらパーツの組み込み作業はみんな大好きPC DEPOT(棒読み)でやってもらいました。
※PC DEPOTの関連記事:
今回の清掃においてあまり関係のないこちら側は閉じておいて、改めて反対側の蓋を開けてみましょう。
うんうん。遠目で見る分にはそこまで酷い汚れ具合ではなさそうに感じますね。
だからといってこのまま再度蓋を閉じるわけにもいきませんので、もう少し近づいて細部を確認してみます。
ヒィィィ・・・ホコリが薄く積もってますねえ。
こいつらをそのままにしていては、そのうちうまく排熱が出来なくなってしまいパソコンのパフォーマンスにも影響してきますので、意を決して貴様らは追放じゃあ!
~エアダスターでホコリ吹っ飛ばし中~
途中経過でけっこう酷い状況を目視しましたので、写真を交えつつ簡単な解説を試みようと思います。
グラフィックボード周りです。
見えないものを見ようとして望遠鏡を担いでいく人が世の中には存在する反面、こちらは「見たくないものを見えないフリして」・・・といったところでしょうか。苦笑
グラフィックボードのある部分を綿棒で突っついたら、ご覧の通りホコリの塊がボロボロと出て来ました。
これの大元はというと・・・
ある意味当然とも言うべき、グラボのファンに付着していたホコリでした。汗
普通に撮影したように見えるこの写真ですが、実際には真下から空を見上げるかのような角度で撮影しています。つまり2つ上の写真における、青色部分の真裏にあたる場所にこのような冷却ファン(とホコリの塊)が隠れています。
こういうところを清掃するときに別途用意した綿棒が役に立ちますし、またホコリを吹き飛ばす上で「逆さ使用OK」なエアダスターも重宝するのです。
ここはパソコン内部の中でも汚さレベルが最高ランクの場所ではありましたが、これ以上の「ボス」と呼べる場所を忘れてはなりません。
そう、パソコン前面の吸気ファン付近(特に内側)です。
今回の清掃では、去年外し方の分からなかった前面カバーの外し方(※)をググった上で、2年前の購入以来ブラックボックス化していた場所の清掃に成功しました。
※ちなみに私のPCケースはCOOLER MASTERという製品であり、このケースの前面は、一番下の窪みに手をかけて手前に引っ張るとカパッと外れます。けっこうカッチリとハマっていますので、優しさを半分くらい保ちつつもある程度の勇気をもって勢いよく引っ張ってみてください。
それでは早速、前面ファン付近の内部をご覧いただきましょう。驚愕のビフォーがこちら。
我ながらこれは酷いですね。
パソコンが起動している間は常に回っているファンの羽に、ホコリがたっぷりと付着しております。ここをきれいにしないとエアフローにも支障をきたすはずですので、この写真を撮ったあとめちゃくちゃ念入りに掃除をしておきました。
↑閲覧微注意・ここまで↑
清掃完了後の様子
では先ずはパソコン前面の吸気ファンから見てみましょう。
ファンの羽にも大量に付着していたホコリの塊は、綿棒とエアダスターの2段攻撃を受けて無事に消滅しました。
続いてこの吸気ファンを覆っていた、パソコン前面のカバーの様子です。
清掃前はホコリが溜まり過ぎて目詰まりを起こしているかのような惨状でしたが、エアダスター2丁攻撃によって陥落したのでしょうか?
なんという事でしょう。目詰まりみたいな状態で真っ白に写っていた前面のカバーも、エアダスターの風圧によってかなり綺麗になりました。
これでパソコン内部のエアフローに悪影響を及ぼす可能性も激減したことでしょう。
パソコン内部もエアダスターで徹底的にホコリを吹き飛ばした結果、購入当初に近い美しさを取り戻しました。
これで向こう1年くらいは掃除をしなくても大丈夫かな?!?!
あとがき
私はパソコン本体を棚の上(床から約70cm上)に設置していますが、例えば床に置いていたり同じ部屋にベッドなど布団がある場合、私の環境以上にホコリが発生し吸いこんでいる可能性が考えられますので、内部清掃は1年と言わず半年くらいで蓋を開けて中の様子を伺った方が良いかもしれません。
そのあたりは臨機応変にしてみてください。笑
大多数の空冷式のパソコンは空気を取り込んで中のパーツを冷やしていますから、ホコリの付着によって排熱効率が下がってしまうと、パソコンのパフォーマンスが落ちたり・最悪故障に繋がりかねません。
一昔前に比べれば価格がかなり下落したとはいえ、パソコンは決して安い買い物ではありませんから、内部清掃のようなメンテナンスをマメに行うことで少しでも長く使えるようにしたいものです。
肉体改造計画
【6/7】膝立て伏せ30回
【6/8】膝立て伏せ30回
【6/9】腹筋(新フォーム)40回・足あげ20回
※プロテインを買おうか否か迷いつつある今日この頃。苦笑