だいたい月1回ペースで行っている、mineo回線および0 sim回線を用いたスピードテスト in 新宿のお時間がやってまいりました。
ご覧のようにバスタ新宿の脇では樹木にイルミネーションが施され、冬の風物詩とでも申しましょうか、いよいよそういう時期なんだなと否が応でも思い知らされます。
さて先月の計測から仲間入りを果たしました0 simに関しまして、その非常に特徴的なダウンロード速度のグラフから「意図的に速度規制をかけている」疑惑が生じました。
たしかに0 simは「月間使用量が500MB未満の場合は月額料金無料」という、かなり特殊なMVNOサービスであるが故に、利用者層としてもメイン回線のパケット使用量が上限に達した時のサブ回線みたいな使い方をしている人が圧倒的多数だと推測されます。
もしそうだとすると、必然的に月500MB未満に抑えるユーザーが全体のかなりの割合を占めていることになりますから、運営側としては設備維持費を回収できません。
だからこそ月1.3GBくらいを越えたあたりからの急激なぼったくり料金システムを採用しているのかもしれませんし、月額料金が無料のユーザーには速度規制をかけて意図的に使いづらくしている可能性も考えられます。
そういったあたりを頭の片隅に置きつつ、今回のスピードテストの結果報告といきましょう。
新宿西口でのスピードテスト(休日夕方-その9)
い つ も の 。
普段よりは30歩分くらい場所を移動してみましたが、それでもやっぱり利用者であったり待ち合わせであったり、非常に人が多くて混雑している場所です。
今回は件の0 simから測定を開始しましたので、さっそく結果をご覧ください。
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2016年11月13日 17時52分
測定場所:新宿駅西口JR改札前
前回以上にダウンロード速度の落ち込みが激しい結果となりました。
グラフの形通り、最初だけは5Mbpsくらい出ていたように記憶していますので、テキストベースのページの閲覧であればそこそこ使えるかな、と。
PING値とアップロード速度が優秀なのがせめてもの救いですね。
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2016年11月13日 17時53分(1分後)
測定場所:新宿駅西口JR改札前
1回目よりはダウンロード速度が改善されたとはいえ、それでも1Mbpsにさえ遠く及びません。
「ただ単に速度が出ない回線」であれば、単純に帯域に対してユーザーを詰め込み過ぎているなどの理由が考えられますが、そうするとPING値・アップロード速度のこの優秀さに説明がつきません。
よって逆説的にダウンロード速度のみ、何かしらの規制をかけていると結論付けることが出来そうです。
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2016年11月13日 17時55分
測定場所:新宿駅西口JR改札前
ダウンロード速度・アップロード速度とも、特別速いわけでもなければ特別遅いわけでもなく、いつもどおり「可もなく不可もなく」な結果となっているように錯覚を起こしますが。
PING値が3ケタに乗ってしまうと、見た目の速度結果よりも「引っ掛かり」を感じるようになるかと思います。
そういう意味では先月に比べて少々苦戦気味ですね。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2016年11月13日 17時56分(1分後)
測定場所:新宿駅西口JR改札前
2回目もやはり1回目と同じような結果に落ち着きました。
PING値が少し改善した半面、アップロード速度が1回目よりも落ちています。
ただグラフの形をご覧いただくと一目瞭然ですが、0 simのダウンロード速度のような極端な右肩下がりではなく、常に一定の速度を出し続けていますので安定感は十分かと思います。
新宿南口でのスピードテスト(休日夕方-その6)
このところ「西口地下改札前」と「アルタ前」のタッグが続いていたように感じましたので、今回は久々に南口へと移動してみました。
南口でのスピードテストは何気に8月以来となります。
3か月ぶりに南口で測定を行いましたが、バスタ新宿がオープンしたことで多少は人混みが分散されたかと思いきや相変わらず西口地下改札前以上の混雑っぷりでした。苦笑
3か月前のmineo回線は非常に優秀な結果を叩きだしていましたが、今回はどのような結果となっているでしょう。
なお測定前の写真をBlackBerry Passportで撮影している関係上、南口もやはり0 simの結果から先にお送りいたします。
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2016年11月13日 18時8分
測定場所:新宿駅南口JR改札前
0 simに関しては、場所によらずどこで測定しても似たような結果に収束するような気がしてきました。苦笑
ダウンロード速度がせめて2Mbps出てくれれば、たいていの使い方においてはストレスを感じないレベルになると思うのですけどね。
ある意味では絶妙な設定(?)ではあると思います。笑
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2016年11月13日 18時9分(1分後)
測定場所:新宿駅南口JR改札前
今回の測定のうち、現時点では最速のダウンロード速度(0 sim)となりましたが、それでも0.7Mbpsですからねえ。
やはり「SNSへのアップロードがメイン」の使い方をするのが一番賢いのかもしれません。
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2016年11月13日 18時11分
測定場所:新宿駅南口JR改札前
さて本命(?)のmineo回線ですが・・・西口地下改札前に比べれば健闘している方だと言えます。
PING値もギリギリながら3ケタを下回っていますし。
南口はこれまでの経験上、優秀な時と絶不調な時の差が激しい傾向にあると感じていますが、今回はこれでもどちらかと言えば優秀な方なのかもしれません。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2016年11月13日 18時12分(1分後)
測定場所:新宿駅南口JR改札前
ここにきて、ついにダウンロード速度で10Mbpsを越えました。
このくらいの速度が出てくれれば、PING値の微妙さはダウンロード速度の力押しで何とかなるように感じます。笑
またアップロード速度に関しましても、先に言及しておくとmineo回線で今回一番の値を叩きだしました。
新宿駅JR新南改札でのスピードテスト(休日夕方-その3)
せっかく南口まで足を運びましたので、道を挟んだ反対側にある新南改札前(バスタ新宿の下)でも測定を行いました。
南口改札前での測定は8月以来の3か月ぶりでしたが、新南改札前においてはそれよりも間隔があいて7月以来の4か月ぶりだったみたいです。汗
新南改札前での測定は過去2回行いましたが、いづれも良い結果だとはお世辞にも言えないレベルでした。
4か月経ってそのあたりがどのように変化しているのか、が見どころです。
なお測定前の写真を(以下南口改札前と同文)
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2016年11月13日 18時17分
測定場所:新宿駅JR新南改札前
なんと、0 simでの測定史上最速ダウンロード速度を叩きだしました!!
(0 simにしては)驚愕の1.7Mbps弱!!笑
このくらいの収束速度が出ていれば、通信開始直後のバースト機能のようなスタートダッシュも相まってストリーミング系以外では難なくこなせると思います。
それにしてもPING値だけは何回測定を行っても惚れ惚れするほどの素晴らしい値ですね。苦笑
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2016年11月13日 18時18分(1分後)
測定場所:新宿駅JR新南改札前
2回目も(0 simにしては)余裕のダウンロード速度1Mbps越えでした。
南口改札とは道を隔てただけの違いですが、たったそれだけの違いでも通信速度にはこのような形で違いが現れるということですね。
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2016年11月13日 18時20分
測定場所:新宿駅JR新南改札前
やはりPING値3ケタが気になる部分ではありますが、ダウンロード/アップロード速度としては新南改札前で行った過去の測定に比べて健闘している結果となりました。
0 simと比較して、ダウンロード速度は道を隔てた南口改札前とそこまで大きな差は無さそうです。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2016年11月13日 18時21分(1分後)
測定場所:新宿駅JR新南改札前
アップロード速度が足を引っ張り気味ですが、ダウンロード速度はここにきて今日一番の値を叩きだしました。
この新南改札前に関してはサンプル数が少ないので、一時的に電波をガッツリ掴んだだけなのか電波強度の調整が入ったのか分かりかねるのが残念な部分です。
これまでの傾向から考えると・・・次回、新南改札前で測定を行うのはまた4か月後となってしまうのか?!笑
まとめ
- 今回もmineo回線は主にPING値がやや苦戦気味
- 0 simのダウンロード速度は何かしらの規制がありそう(代わりにバースト機能のようなスタートダッシュは利用できる)
かれこれ1年近くスピードテストをやってきましたが、やはりユーザーの増減であったり・サーバー増強の有無であったり・その他さまざまな要因で毎回違った結果となるのが興味深いところです。
0 simの挙動についてはある程度傾向が見えてきましたので、あとはメイン運用のmineo回線が今以上により一層便利になるのを期待しましょう。笑