つい最近知ったことなのですが、「11/11はベースの日」という、有名なのか無名なのか分からない記念日に制定されているようです。
なんでも「1111はベースの弦が4本並んでいるように見えるから」だとか。
絶対ポッキーやプリッツの方が有名だろ・・・。
ポッキーとプリッツなら断然ポッキー派のふとしです、こんばんは。
今日がベースの日であるということを昨夜思い出していれば、昨日のベース関連の記事を今日書いたのに!
嘆いていても時間は戻ってきませんので、どうにかして「ベースの日」らしいことをしようと思い立ち、ベースを弾く人間にありがちなネタを綴ってみようかと思います。
共感できる内容は果たしていくつあるでしょうか。
- 1.指弾きvsピック弾きは一種の宗教戦争
- 2.ギタリストのようにベースの位置を下げると手が届かない
- 3.難しいフレーズを頑張って弾いていてもあまり気づかれない
- 4.反対に少々ミスしても大多数の人には気づかれないし指摘されない
- 5.あまりに指摘されなさすぎて存在意義を自問自答する
- 6.移動中、背負っているとヘッドをぶつけることがある(そして凹む)
- まとめ
1.指弾きvsピック弾きは一種の宗教戦争
ベースの弦を指で弾くか、ピックで弾くか。
プロでも指弾き/ピック弾き/両方使い分ける人とバラバラです。
指弾きには指弾きの、ピック弾きにはピック弾きの良さがそれぞれあります。
しかし!
どういうわけだか知りませんが、観客の立場やアマチュア・趣味の立場の人間に限って、指弾き派とピック弾き派で一悶着起きる率が高いように感じます。
私も例外ではなく、「ベースは低く構えてピックでゴリゴリとルートを弾くもんだろ!」の考えです。指弾き?スラップ?知りませんねぇ・・・。
ですがこの考え、指弾き派の人間には一切通用しません。
「ベースは胸くらいの位置で構えて指で弾くもんだろ」
「ムーディーなベースラインこそ至高。単調なルート弾きに何の意味があるの?」
うるさいわ!!!!
ベースはピックなんだよ!
付け加えると昨日届いた滑り止め加工のないピック、使ってみたけどツルツル滑りすぎて何度も手から落ちていって鬱陶しいわ!!
間違えて購入した、滑り止め加工のないピック(しかも3つ)
2.ギタリストのようにベースの位置を下げると手が届かない
若干1番目と被りますが、ギタリストのようになるべく低く構えようとすると「左手が」届かなくなります。
厳密には、ハイフレットの音が異常に弾き辛くなります。
最悪、右手に関してはネックのギリギリまでショートカット出来るんだよ。
左手が!左手がぁ!
それでも見た目を重視するか、妥協してベースの位置を高くするかの二択を(自分の中で一方的に)迫られるのです。
当然ですが高い位置に構えて指で弾くベーシストには無縁の命題です。
3.難しいフレーズを頑張って弾いていてもあまり気づかれない
人の耳は同じ音量だと、より高い音の方が聞こえやすいそうです。
なのでギタリストのギターソロは非常に目立ちますが、ベーシストがランニングベースのようなフレーズを弾いても全く気づかれない事さえあります。
お願いだからさ・・・頑張って練習してきたんだから少しは気づいてよ・・・。
4.反対に少々ミスしても大多数の人には気づかれないし指摘されない
これは3番目の逆バージョンですね。
ベースの音自体に気づかれにくいことを逆手にとって、少々ミスしても顔に出さなければ気づかれることも指摘されることもあまりありません。
「あのギター、ソロのとこミスってたよねwww」
という話を学園祭やコピーバンドイベントなどのライブ後に耳にすることはあっても、ベースのミスってそんなに話題に上がらないでしょ?
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スラップをペンペンやるベーシストのことは知らん。
5.あまりに指摘されなさすぎて存在意義を自問自答する
4番目で味をしめて(?)少々のミスは顔でごまかせるようになってくると、今度は
「ひょっとしてベースの音量を0にしても気づかれないんじゃ?」
「むしろ俺、居る意味あるのかな・・・?」
と逆に不安になってきます。
一応、ミスをごまかす面はあっても良心までは忘れていないみたいです。
しかし結局のところ、周りからすれば聞こえにくい音域たる所以か、それとなく聞いてみても「良いんじゃん?合ってるんじゃん?」の一言で片付けられる率高し。
でもミスをネチネチ突っ込まれると普通にイラッと来るんで、そこんとこ夜露四苦。
6.移動中、背負っているとヘッドをぶつけることがある(そして凹む)
ベースはギターに比べて大きな楽器です。
それ故、ソフトケースに入れて背負って移動していると、たまに自分の「擬似身長」が40cmほど伸びている事実を忘れてしまいます。
その状態で玄関を通ろうとしたり、電車に乗り降りしようものならさあ大変。
玄関やドアを通った瞬間、頭上で響く「ゴン!」の音。
同時に自分の両肩が後ろへ引っ張られる感覚。
そこで初めて「ベースのヘッドをぶつけ引っ掛けた」ことに気づき、直後「あ゛-!やってしまったー!」と激しく後悔することになります。
独自研究によると、この後悔レベルは所持しているベースの値段に比例して上昇しますが、ある程度以上の高値になってくると後悔レベルは一定値へと収束する傾向にあるようです。
※ある程度以上の高価なベース所持者はハードケースに入れて持ち運ぶため、根本的に「ソフトケースに入れて背負う」事自体を行わない。
あるいは最低限「セミハードケース」と呼ばれる、クッションの厚みなどが段違いのケースを利用することが多い。
まとめ
私が個人的に感じるベース弾きの「あるあるネタ」6個をあげてみました。
本当は1並びにちなんで11個上げてみようと考えていたのですが、書いている途中で若干ネタ切れし始めたのと、もう0時を回って12日に突入してしまったのでこの6個だけでいいでしょう!?(逆切れ)
本体そのものは重くてデカイにも関わらず、イマイチ存在感の薄いパート。
時には「ギタリストが余った時に、じゃんけんで負けた奴がなるパートでしょ?w」とさえ言われる始末。
それがベース。
でも、ベースにはベースのよさもあるんですよ。
たまには自分の好きな曲の中で、低ーい低ーーーい音を奏でているパートに意識をおいて、曲を聞いてみませんか?
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