以前からこのブログをご覧いただいている皆様にとっては、私がここ数年間ずっと睡眠障害で悪戦苦闘しているのは今更説明するまでもない話でしょうが。
あるトラブルをきっかけに、足掛け4年?ほど「眠り続けること」が出来なくて睡眠薬を常用し続けています。
最近では体が睡眠薬に対して耐性がついてしまい、またそもそも合わない薬も多かったため、最初に通院していた病院からは「効果が見込めそうな薬を一通り試したけど、もううちで出来ることは無くなったから他の病院に行ってくれ(※意訳)」と言われる始末。苦笑
その後転院した病院では、担当医の人間性が全く合わなかったため、ものの数回で文字通り喧嘩別れとなり現在は3件目の病院に通い始めたところです。
いやもう本っっっっっ当に合わなかった。あそこまで合わない人間は、健康だった頃でも年に1人遭遇するか否かレベルでしたわ。
身体にセンサーを付けて過ごす生活を暫く送り、その結果を見ながら今後の治療方針を決める・・・はずだったのですが、明らかに夜中目が覚めてしまって眠れなくなっていた時間帯を指しながら
「この辺とか非常によく眠れてますねえ(ニヤニヤ)」
なんて平気で言ってきましたからね。
「夜中眠れない」と訴えて、実際に夜中何度中途覚醒が起こったか記録に取った夜もある人間に対して、全く聞く耳持たないだけでなくニタつきながら「よく眠れている」などと平気で誤診するような医者なんて・・・
自称・瞬間湯沸かし沸騰機のワタクシ、瞬間的に沸騰しました(猛爆)
本音は今この場でその病院と担当医だったそいつの名前を暴露してやりたいくらいですが、そこまでやってしまうと相手のレベルまで自分の人間性を堕とすようなものですから、ここはグッと我慢して飲み込むことにします。しています。
とにもかくにも、そのような経緯を経て、先日「3件目」となった病院へ初診で行ってみたところ
病院終わり。なんか来月検査入院することになったぞ?
— ふとし (@fc2104) 2017年1月31日
展開が比べ物にならないほど早いんだけど?!
しかし私は今年の正月の時点で、ある決意表明をしておりました。
2017年は今まで以上にこの睡眠障害と正面からぶつかり合っていきますし、完治を目指す為ならば転院を何度も行う事さえ厭わない覚悟です。
この決意表明を反故にする気は毛頭なく、むしろ検査入院することで何が一番の原因なのか・どのような治療方針が最適なのかが判明する可能性があるならば、諭吉さんを数人吹っ飛ばそうとも厭わない!
そんな流れで・・・
引きこもり、検査入院するってよ。
検査入院概要
眠っている時の呼吸状態であるとか、脳波の様子・血中酸素濃度etc.を調べるために、身体の至る所にセンサーを取り付けて一晩寝る簡単な軽作業だそうです。
イメージ図ですが、SF映画で出て来そうな光景ですね。苦笑
検査入院のハードル
それなりに大掛かりな(?)検査入院なので、諭吉さんが飛んでいくのは非常に痛い・高いハードルではありますが、それ以外にもハードルが高いと感じた部分が説明の中にありました。
1泊2日で受ける検査の流れですが・・・お気づきでしょうか。
消灯時間早っ!!
22時なんて、普段なら「さあてブログ書くか・・・何のネタで記事を書こう?」と悩み始めるor悩んでいる時間帯です。
そんな時間に眠りにつけるのだろうか。
そしてそれよりも高いハードルが・・・
起床時間早っ!!
「検査終了」と書かれていますが、検査終了=身体中に取り付けたセンサーを外す時間であり、センサーを外すのは寝ている間に勝手に外してもらえるわけではないようです。
遅くとも6時半には「起き上がる」必要があるなんて、おじいちゃんの生活かよ・・・
しかも7時半までには強制的に退出させられるとのことで、
「遅くとも22時には就寝」
「夜は薬を飲んででも眠らなくてはならない(眠れない状態だと検査にならない)」
「遅くとも6時半には叩き起こされる」
「遅くとも7時半には病室から追い出される」
と、私にとって非常にハードルの高い検査入院となりそうです。
1枚の宿題
この検査入院に先立ち、ある1枚の紙を手渡されました。
なんでも「検査入院当日までの宿題」なんだとか。
このような「睡眠表」と呼ばれる紙です。
ここに普段の睡眠の状態であるとか、ご飯を食べた時間・薬を飲んだ時間・眠気を催した時間などを毎日記録づけるよう厳命されました。
これは概日リズム障害と呼ばれる状態に陥っていないかを調べるためのものらしく、そもそも「概日リズム障害」とは、本来眠るべき時間に自分の意志で眠ることができず、反対に本来起きているべき時間に自分の意志で起きていることが難しい状態を指すそうです。
こういうグラフっぽいのは以前、このブログでも簡易版を公開しましたね。
この時よりももうちょっと突っ込んで、無理のない範囲でかなり細かく記録してきてください・・・というのが課された宿題でした。
なので今月に入って以降、チマチマと記録を取り続けてきましたよ。
なるほど、わからん。汗
夜中の布団に入っていた時間近辺のみを抜き出して、もう少し細かく見てみることにしましょう。
睡眠状況大公開
分単位で厳密に測定したわけではありませんが、凡例に従ってある程度は区別して睡眠状況をグラフ化しました。
赤ペン1色の塗り分けだと違いが分かりづらいので、パソコンで簡易的に色を付けて読み解いていきます。
- 赤っぽいような色が「ぐっすり眠っていた(と認識している)時間」
- ピンクっぽい色が「寝たり起きたりを繰り返す、ウトウトしていた時間」
- 黄色の部分が「起きていたけれども、ぼんやりと眠気を抱えていた時間」
このような塗り分けです。
このグラフで見ると、3時間以上熟睡出来ている時間帯が1回(12日未明)しか無かったのがお分かりいただけるでしょうか?
あとは1時間~せいぜい2時間程度ぐっすり眠ったあと、程度の差はあれ一旦目が開いている時間を挟んでいる状態です。
そもそも色が塗り替わっている=最低でもそこで一旦時間を確認して睡眠表に記入するレベルで起きているわけですから、これをもって「よく眠れている」なんて素人でも判断しないでしょう?
4日の土曜日なんてほとんど熟睡できておらず、ひらすらウトウトしていたり、そもそも眠っておらずぼんやり起きていた時間ばかりでしたね。
備考欄があったので、良くない夢を見たときはついでに記入しておきました。
・・・感覚が麻痺しているのか、今まであんまり意識していませんでしたが、意外と悪夢をみている夜が多いみたいですね。苦笑
最後に検査入院に向けての意気込みをどうぞ!
そりゃもう普段に比べて極端に早い就寝&起床時間にコミットできるか否かにかかっているでしょう!
この日ばかりはどんな手を使ってでも睡眠時間を合わせにいかねば!!
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センサー、付けちゃうね。~引きこもり・ふとし、近日、検査入院しまする。~
果たしてナースさんとのめくるめくニャンニャングッドドリームは見られるのか?!(※そういう趣旨の検査入院ではありません)
※検査入院レポ: