タイトルだけを見ると何のこっちゃ?という話ではありますが、早い話がトリニティ社から発売されているスマートフォン「NuAns NEO」を今更ながら購入しました。
NuAns NEO CORE(本体)のみ ケース・カバー別売り 端末携帯電話機本体 Windows10Mobile 高精細5インチディスプレイ NA-CORE-JP
- 出版社/メーカー: NuAns
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
初期ロットが出荷されたのが、たしか2016年の1月くらいだったように記憶していますから・・・実に2年もの期間を熟成させ、満を持しての購入です(棒読み)
・・・そもそもこのスマートフォン、OSがWindows 10 mobileという「iOSでもAndroidでもない」OSを採用した製品であり、そのWindows 10 mobileは2017年の秋くらいに事実上の開発終了宣言っぽいものが為されました。
なのにいまさら買っちゃうなんてね!なんという物好きなんだろうね!
ま、元々私はこのWindows 10 mobileの前世代のWindows Phone、の更に前世代のWindows mobileをOSに採用したHYBRID W-ZERO3(WS027SH)というスマートフォンを愛用していましたので、Windows系のスマホの扱いは他人より慣れているつもりです。だから今回、セールも相まって購入を決意したんですけどね。
※かつてのWindows mobileスマートフォン(手元に現存せず)
さてそれでは、実際に今回購入したNuAns NEOを開封していきましょう!
開封の儀(本体)
NuAns NEOの特徴として、COREと呼ばれる本体側とカバーが別々に取り扱われています。そしてカバーに関しては今回私が手にした手帳型タイプのものもあれば、普通(?)の背面取り付けタイプ(しかも上下に分かれる!)のものも大量に存在しており、ユーザーの好みで自由に着せ替えることが出来ます。
・・・と文字で書いてもイマイチ伝わりにくいでしょうから、具体的にはAmazonあたりでパラパラと眺めてみてください。
※背面カバーの一例:
Nuans NEO TWOTONE トップカバー ストーン NA-2TONE-TST
- 出版社/メーカー: NuAns
- 発売日: 2017/05/31
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
この項では、まずはCORE(本体)の方を見ていきましょう。
化粧箱から取り出すと、本体・USBケーブル・取扱説明書があります。本体は写真右端ですね。
ではUSBケーブルを取り出しつつ、本体を裏返してみましょう。
はい、このように本体の裏側はSIMスロットなどがむき出しの状態です。この背面に、フリップタイプ(手帳型)のケースを取り付けたり、あるいは上下分離型のカバーを自由に選んで取り付けましょうね、という方式です。
USBケーブルの方は表裏リバーシブルなtype-cを採用しているだけでなく、コード自体もよくある普通のUSBケーブルではない、ちょっと凝った材質のものが利用されています。
問題はこの材質をなんと称するのかが分からないので、気になる場合はこの写真を穴が開くほど各自観察して把握して下さい。苦笑
またこのNuAns NEOには、最近の(SIMフリー)スマートフォンでは見かけなくなった機構が搭載されており・・・
ストラップを取り付けることが出来るようになっています。
昨今のスマートフォンは大型化が進んでいますから、やはり落下防止のためにこうやってストラップを取り付けることが出来ると安心感が段違いですね。
また、もう1つ他のスマートフォンには見られないギミックが存在します。それはこちら。
実は背面に交通系ICカードをピッタリ収納することができます。
これは元々モバイルSuicaのようなもの(?)を搭載する予定が、OSだかなんだかの都合で絶対に搭載することが出来ないと判明し、代わりに交通系ICカードを物理的に収納することで疑似的なモバイルSuicaっぽい使い勝手を追求したことによるものだそうです。
NuAns NEOにはNFCも搭載されていますので、アプリと組み合わせることでリアルタイムに残高確認もできるギミックですね。
他にも、NuAns NEOはsimカードのサイズとしてmicro simを採用していますが、simカードスロットには最初からnano sim向けのサイズ変更アダプターが付属しており、元々他の端末でnano simを使っていた場合はsimカードのサイズ変更をすることなく利用できます。
うそーん、ちょっと前にYahoo!ショッピングの期間限定ポイントが余っていたから、期限ぎりぎりの分を全部突っ込んでアダプターを買っていたのにー!苦笑
mobee Nano SIM MicroSIM 変換アダプタ 3点セット ホワイト For iPhone 5 4S 4 ナノシム→SIMカードorMicroSIM MicroSIM→SIMカード
- 出版社/メーカー: mobee
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
このアダプターはきっといつかどこかで使う時が来ると信じて、今は開封の儀をどんどん進めます。
CORE(本体)に関しては一通り紹介が終わりましたので、続いてはフリップケースの方の紹介に移りましょう。
開封の儀(フリップケース)
さっそく化粧箱から取り出すと、黒を基調としたフリップケースが姿を現しました。
NuAns NEO FLIP Case スムースブラック NA-FLIP-BK
- 出版社/メーカー: NuAns
- 発売日: 2016/01/31
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
開いて細部を確認していきます。
中はこんな感じ。乾燥剤が見える右側の白い方にCORE(本体)を装着する、オーソドックスな手帳型のケースと言えます。
カード入れもご覧のとおり2段に分かれて用意されていますね。
よくあるお札やメモを入れるスペースも完備。
このケースにおいて特徴的な構造は、このようにサイドボタンがケース側に実装されていることでしょうか。
それはなぜか?CORE(本体)をよーく思い出してみてください。
背面が完全にむき出しとなっているCORE(本体)に関しては、このようにサイドボタンも接点?がむき出しの状態となっているのですね。
だからケース側にボタンが実装されているのです。
余談ですが、基本的に左手でスマートフォンを操作する人間にとって、音量+-ボタンや電源ボタンといったサイドボタンが本体右側にあるのは少々使いづらく感じます。
もう1つ気になる部分と言えば、このイヤホン端子の場所でしょうか。なぜ本体左下に設置したのか。
基本的にはスマートフォンの下部を手で握るように持つ人が大半だと思いますが、下側にイヤホン端子を持ってくると、左手で持っても右手で持ってもコードが少なからず邪魔になると設計陣は考えなかったのでしょうか。
スマートフォンの上部を持つ人なんて、DEATH NOTEのLくらいでしょう。
※4巻191ページを読み返してみよう!:
DEATH NOTE コミック 全12巻完結+13巻セット (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
なお写真には撮れませんでしたが、このフリップケースは純正だけあって閉じるとスマホがスリープに入り・開くとスリープを解除できる優れものです。
使ってみるとけっこう便利ですよ。
サイズ比較
ここまではNuAns NEOそのものの外観や特徴などを見て来ましたが、ここで少し視点を変えて、NuAns NEOがどのくらいのサイズなのかスぺック表での対比ではなく視覚的に比較してみたいと思います。
まずはBlackBerry Classicと並べてみました。角度の問題で違うように見えるかもしれませんが、実測値としては横幅がほぼ同じサイズです。
それでもって高さはBlackBerry Classicよりも1cmデカくなってますから、ジーンズの前ポケットに入れてお出かけ・・・なんてことはもう軽々しく出来ません。苦笑
※だから同じ理由でBlackBerry KEYoneを買っていないのさ:
なおBlackBerry Classicではサイズが分かりづらい!という一般的な皆様向けにサイズを補足すると、NuAns NEOのサイズはiPhone Xとだいたい同じくらいだと考えてください。
iPhone Xってけっこうデカイんだな・・・苦笑
続いて私が持っているもう1つのBlackBerry製品・BlackBerry Passportと並べて?みました。
BlackBerry PassportとBlackBerry Classicは高さが同じなので、当然今回のNuAns NEOの方が1cm縦長となりますが、横幅はさすがにBlackBerry Passportのほうが遥かにデカイですね。
なお私は個人的に、BlackBerry Passportをキーボード付きミニタブレットという認識で使い分けています。今回購入したNuAns NEOはどういうポジションで使って行こうかな?笑
そして本来であれば、やはりHYBRID W-ZERO3(WS027SH)と並べて撮影したかったところですが、冒頭の通りもう手元には現存していません。
非常に残念なので、代わりとなる端末を本邦初公開いたします。
実は既にWindows 10 mobile端末を1台持っていたのだ!!
去年の春先に、やっぱり特価セール(なんとだいたい4400円!)に惹かれうっかり購入していたジェネシス社の端末ですが、性能面であったり交換対応を含めた端末の度重なる不具合などなどの影響ですっかりレビュー記事を書く気をなくし、もっぱらウォーキング時のラジオ受信端末として細々と運用していました。苦笑
片手で無理なく操作できる4インチというサイズは最高なんですけどね。サイズだけは←
余談ついでに。
この4インチスマートフォン「WPJ40-10」にはストラップホールがありません。しかし私はこの写真のように、ストラップをつけてウォーキングに出かけていました。これはどのようなカラクリなのでしょう?
なんと、カメラの突起にストラップを引っ掛けて無理やり裏蓋を閉めていたのだ!苦笑
こういう細かい部分を比較した時、今回購入したNuAns NEOは今のところ満足度が高く感じています。元々のハードルが低すぎだろっ!
「貯金箱」とはいったい?
ここまで端末本体やケースに関して色々とプチレビューをしてきましたが、タイトルに書いた「貯金箱」の話をしていませんでした。
まあそれはともかく、CORE(本体)が入っていた化粧箱をもう1度ご覧ください。
上蓋をよーく見ると、何やら縦の隙間が見て取れます。
この形状、子供時代を思い出しませんか?
・・・もうお分かりですよね。
この化粧箱ですが、実は貯金箱として再利用できるようにデザインされているのです。
たまたま手元に500円玉が無かったので、この写真では100円玉で撮影していますが、もちろん500円玉もきちんと入るサイズに計算されています。
NuAns NEOは「COREとケース」といった構造であったり、このように化粧箱が貯金箱として再利用できるなどデザイン性をかなり追求した製品ですので、Windows 10 mobileという採用OSも含めてマニアックなユーザーにコアな人気を誇る端末となっているようです。笑
後々はContinuumも試したい
Continuumに関しては、かなりざっくり説明すると「外部ディスプレイでデスクトップ版Windows10を使っているかのように利用」出来る機能です。使い方によってはパソコンを持たずともNuAns NEO1台で生活することが出来なくもない・・・と思いたい。苦笑
このContinuum機能についてはある程度高いスペックが要求され、前述のジェネシス社から発売された4インチスマートフォン「WPJ40-10」はSoCがSnapdragon 210であるため対応せず、Snapdragon 617を採用しているNuAns NEOでさえも無線(Miracast/Wi-Fi)での接続のみ対応という状況です。
だがしかし、それでもしかし、Miracastアダプタを追加購入することでPCモニタを利用して操作できる可能性があるならば、スティックPCに求めるような用途でNuAns NEOを使ってみたいですね。
※ネット上での利用報告があるもの:
マイクロソフト ワイヤレスディスプレイアダプター V2【Wi-Fi不要】ミラキャストテクノロジー 搭載デバイス対応 P3Q-00009
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
※こちらは推奨モデルらしいが、5GHz接続でないと使い物にならない模様:
ContinuumであればNuAns NEO自体がタッチパッドとして利用できます(※使い勝手が良いとは言っていない)から、別途マウスやキーボードを用意する必要もありませんし。
ゆくゆくはこのブログをContinuum環境で更新してみたいですね。ん?スマホから直接更新すればよい?何を言っているのだ夢が無いなぁ(?)
さいごに
現時点ではメイン端末として活用する予定はありませんし、仮にメインで使うのならば回線をどうするのかという問題が出てきてしまうわけですが、ざっと触った感じでは去年買った方のWindows 10 mobile端末よりストレスなく使えそうな雰囲気はあります。
あとはBlackBerry端末同様に利用できるアプリがかなり限られていますから、必要不可欠なものとそうでないものとを取捨選択して、このNuAns NEOとうまく付き合っていきたいですね。
NuAns NEO CORE(本体)のみ ケース・カバー別売り 端末携帯電話機本体 Windows10Mobile 高精細5インチディスプレイ NA-CORE-JP
- 出版社/メーカー: NuAns
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
とりあえず去年買ったWPJ40-10は秋葉原のイオシスにでも売りに行くか・・・苦笑
肉体改造計画
【1/27】休み
【1/28】休み
【1/29】膝立て伏せ30回×3