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まるでパワプロクンポケット?!今年の夏の高校野球は群馬大会に注目しよう!

選手1人から野球部“再興” 2年ぶり夏の群馬大会 大間々高 (上毛新聞) - Yahoo!ニュース

 

先に断っておきますと、私はこのヤフーニュースで取り上げられている大間々高校のOBでもありませんし、付け加えるならば群馬県そのものに縁もゆかりもありません。

ですがこのニュースの内容をみて、どうしてもこれは言及せねばならない!と勝手に思い立って記事にしているまででございます。

 

というわけで今回の記事は珍しく「ただ、書きたいから書いた」記事です。ある意味「ブログの原点」に立ち返ったみたいですね。笑

ニュースの概要

ヤフーニュースの類は一定の掲載期間が終わると、ニュースそのものが削除されてしまうシステムだったような気がしますので、この場にて大まかに概要を記しておきます。

 

群馬県にある大間々高校。

この野球部が2年前、上級生の引退により一時的に部員が「1人」となってしまい、チームの存続が危ぶまれる事態に。

しかし後輩(3名)の入部や卒業性が練習の手伝いに訪れるなど周囲の協力もあり、また今春の選抜試験にて7名の1年生が入部したことによって部員が10名となり、晴れて単独チームでの県大会出場が決まった。

 

かなり大雑把に纏めましたが、概ねこのような内容となっています。

野球というスポーツは最低9人で行う競技であり、9人を下回ってしまうと没収試合となってしまいます。これを回避するため、近年(?)では近隣の学校との連合チームとして試合に出ることもあると耳にしたことがありますが、とにかく「部員が9人居ないと試合が出来ない」と思っていただければ概ね合っています。

 

さて、今回のニュースにあった大間々高校の場合は、部員が足りないどころか部員が1人だけになってしまうという、もはやキャッチボールすらもままならない状況に陥りながら、2年がかりで部員を集め再び9人以上の部員を擁して県大会への出場を決めるという感動のストーリーがリアルに繰り広げられております。

 

いやー青春ですね、青春してますね、青春っていいですね・・・で終われば普通の(?)感想文ですが、私の場合はこのニュースを見て思わず「リアルパワプロクンポケットかよ!」と思ってしまったのでした。苦笑

 

パワプロクンポケット」とは?

パワプロクンポケット・通称「パワポケ」とは、コナミから発売されている「実況パワフルプロ野球パワプロ)」のスピンオフ版(単なるゲームボーイではない)で、簡単に説明すると「高校野球/プロ野球/社会人野球を舞台にしたブラックネタ満載の恋愛シミュレーションゲーム」です。

中でもAIやアンドロイド・弾道ミサイルから原子力エネルギーなどを駆使した悪の組織と対峙しつつ、彼女と「弾道が上がった!」状態に持っていくことがこの作品の真骨頂でしょう。

・・・ン?マチガッテ ナイデショ?笑

 

真面目に説明すると「野球選手を育成するシミュレーションゲーム」ですが、14作続いたシリーズの中の記念すべき第1作目である「パワプロクンポケット」の設定が、今回の大間々高校と少々似たようなものになっています。

 

もう少し続くパワポケ談義

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初代パワポケの舞台は不良の溜まり場と陰口を叩かれそうな「荒れた」高校である、細亜恒平和高校・略して極亜久高校となっており、主人公は1年の夏に父親の都合でこの高校へ転校してきます。

根っからの野球少年だった主人公はこの高校でも野球部に入りますが、色々とわけあって上級生が全員病院送りとなり、野球部員は主人公1人となってしまいます。

 

そのような状況で、元々野球部の事を快く思っていなかったハンドボール部顧問であるオネェ言葉の教頭の一声により、部員を試合ができる9人以上に集めなければ廃部を言い渡されてしまう主人公。

 

それでもめげなかった主人公は、クラスメートの亀田くんや酒屋の息子である平山くん、そして金・銀・パールの洗剤「む~~~ん」が口癖の荒井3兄弟(3人それぞれ「~」の数が異なる)、容姿はアレだが根は善人の外藤先輩などなど周囲の人々に支えられて廃部危機を脱出し、ついには甲子園優勝を果たしてプロ入りする(※試合に勝ち進んだ場合)という王道の青春モノです。

 

もちろん「パワポケ」なのでそんなキラキラした話だけで終わるはずがなく、彼女候補は正統派薄幸の少女からガングロギャル・悪の組織のスパイ・果ては男子高校生に手を出す32歳などなんでもござれなうえ候補6人中3人は死亡しますし、なんならチームメイトも死ぬイベントがあります。

チームメイト関連ですと、空手部の村上くんの父親の職業はフィクサーですし、音楽室で出会う水原くんをチームメイトに誘うためには、当時流行っていたダンスダンスレボリューション風のミニゲームをクリアせねばなりません。(ちなみに高得点でクリアするほど初期能力が上がる)

 

キザでいけ好かないテニス部の三鷹くんは仲間にするために2週(他のチームメイトは基本的に1週)もかかるうえ、ミニゲームに失敗したら「負け犬」だの「くそむし」だの散々なあだ名をつけられるので勧誘する気があまり進みませんが、威圧感を取得するイベントでもし万が一「その前にわけを話せよ」ルートへと分岐してしまった場合、三鷹の有無が威圧感の取得可否に関わってきますので無下にはできません。

他にもキャラの濃いチームメイト(候補)などがたくさん出てくるゲームでしたね。さとうのやつ・・・こ3す!(※無理やりの伏字)

 

まとめにかえて

背景は大きく違えど1人残された部員(主人公)がチームメイトを集め、野球部を再興して最後の夏の大会に挑むという構図が、子供の頃ハマりにハマったパワプロクンポケットのストーリーとダブって見えたため、思わず途中からは大間々高校のことはそっちのけで記事にしてしまいました。

パワポケネタを書きたかっただけだろって?それは否定しない。苦笑

 

とにもかくにも、部員数が揃って最後の夏に挑む大間々高校の主将には、是非とも悔いのないよう熱中症に気をつけつつ全力プレーで完全燃焼してほしいですね。私も試合速報で、勝手に群馬大会に注目することにします。

 

それにしても・・・久々にパワポケをやりたくなってきたな。笑

 

※追記※

勝手に一方的に応援していた大間々高校ですが、残念ながら地方大会敗退という結果に終わりました。キャプテン、今までお疲れ様!

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