だいたい月1回ペースくらいで行っている、新宿駅近辺でのスピードテスト結果をお送りする時間が今月もやってまいりました。
世の新入生・新社会人の皆様におかれましては、新生活スタート直後の緊張で張り詰めた精神が緩みだし、ゴールデンウィークの到来と共に煩悩が完全開放される頃合いかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
スピードテスト的な話題でこの時期を語るならば・・・一言で申し上げますとこの時期の新宿は遅いです。速度があまり出ません。
仮説ですが、新生活スタートのタイミングでMVNOを試し始める(=ユーザーが増える)ことと、純粋にこの時期は待ち合わせの人々が多い(=基地局への同時接続数が多い)ために、あまり速度が出ないのではないかと考えています。
さてさて、それでは今回も早速スピードテスト結果を見ていきましょう。
いつもどおりmineo回線(Dプラン)×BlackBerry Classicおよび0sim回線×BlackBerry Passportの組み合わせで実施しておりますが・・・今回、0sim回線が凄い事になっております。
新宿駅JR新南改札でのスピードテスト(休日夕方-その4)
もはやいつぶりかも即時に思い出せないレベルで「久しぶり」の新南改札前です。
過去ログを漁ってみたところ、新南改札前で前回スピードテストを実施したのは・・・なんと昨年11月らしい!
5か月ぶりの測定となる今回はどのような結果となったのでしょう。
先攻はBlackBerry Passport×0sim回線です。
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年4月29日 17時21分
測定場所:新宿駅JR新南改札前
最初からクライマックス!
ダウンロード速度はまさか・まさかの50kbpsです。理論上の最高値は・・・ええっとLTEだから・・・100数十Mbpsを謳っているんだったっけ?苦笑
この地で前回測定を行った5か月前・年が変わる前の2016年の時点では、0sim回線は「用途を工夫すれば優秀なサブ回線」と断言できる品質でしたが、今回の結果通り3大キャリアの速度規制値の半分にすら満たないこの状況では、緊急用の通信回線としても使い道がないレベルと言わざるを得ません。
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年4月29日 17時23分(2分後)
測定場所:新宿駅JR新南改札前
気を取り直して2回目の測定を行ったところ、今回は辛くも3大キャリアの速度規制値以上は死守した模様です。
アップロード速度も3Mbpsを越えてきましたので、PING値に目を瞑ればアップロード用途としてなんとか実用に耐え得るかもしれません、が、それを以ってこのダウンロード速度の遅さを許容する免罪符とするには厳しいものがあるでしょう。
続いてはBlackBerry Classic×mineo回線です。
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年4月29日 17時24分
測定場所:新宿駅JR新南改札前
約1年前の春先に比べれば、そして衝撃の結果をもたらした0sim回線での計測の後と考えれば、概ね健闘しているように感じる品質です。
※1年前の春先:
PING値が3ケタへ乗り上げているのが残念な部分ですが、ダウンロード速度・アップロード速度ともに通常の用途であれば問題ないレベルでしょう。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年4月29日 17時26分(2分後)
測定場所:新宿駅JR新南改札前
2分間で私の執念祈りが通じたのか、PING値は90ms程度まで回復し、ダウンロード速度もアップロード速度も比較的好成績と呼べる範疇でしょう。
新宿西口でのスピードテスト(休日夕方-その12)
続いては「いつもの」場所、西口の地下改札前にやってきました。
ご覧の通り今回も待ち合わせの人々でごった返していますし、時期的要素も相まって苦戦を強いられるのではないかと予想されます。
先ほどは新南改札前でとんでもない数値を叩きだした0sim回線、この西口地下改札前で汚名返上となるか?!あるいはまさかの汚名挽回となってしまうのか!笑
測定1回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年4月29日 17時39分
測定場所:新宿駅西口JR改札前
新南改札前に比べてPING値とアップロード速度は健闘しているように感じますが、問題のダウンロード速度は残念ながら「相変わらず」といったところです。
せっかく「月500MBまでは完全無料」という、他社にはないアピールポイント(笑)があるsimですので、なんとか存在価値を見出したいのですが・・・
そんな気持ちは次の測定結果で粉々に打ち砕かれました。
測定2回目(BlackBerry Passport×0sim回線)
測定日時:2017年4月29日 17時40分(1分後)
測定場所:新宿駅西口JR改札前
こりゃ無理だ!
このスピードテストアプリは車の速度計と同じく、測定中は針がググッと動くアニメーションが施されているはずですが、この時は最初一瞬だけ動いた後、一番下に張り付いたまま動かなくなったように感じるレベルでした。
そりゃあ70kbpsじゃあ針は止まっているように見えても仕方ないか。苦笑
何かしら言及できることはといえば・・・そ、そうだ、スクリーンショットを撮る時にボタンを押すタイミングがずれて、一番上に無関係のものが映ってしまったね!苦笑
測定1回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年4月29日 17時42分
測定場所:新宿駅西口JR改札前
こちらは0sim回線と違い、ツイッターやブラウザを見るような用途であれば、特にストレスを感じない程度の品質かなと思います。
1年前は下り4Mbps弱・上り6Mbps前後でしたので、この結果を見る限りでは回線増強の効果がはっきりと表れている・・・と結論づけることが出来そうですね。
測定2回目(BlackBerry Classic×mineo回線)
測定日時:2017年4月29日 17時44分(2分後)
測定場所:新宿駅西口JR改札前
2分経ったら急に落ちました。苦笑
数値が軒並み低下した原因ですが、アップロード速度のグラフを見る限り、途中までパケ詰まりのような症状が出ていたものと推測されます。
こればっかりは自分でどうこう出来るものでもありませんからね・・・とりあえず0simとは違い、実用的な速度は最低限出ていると考えて良さそうです。
比較対象がおかしいって?奇遇だね、私もそう思うよ。
まとめ
mineo:回線増強の効果は多少なりとも出ているが、普段に比べて苦戦気味
0sim:もはや実用に耐え得るレベルではない
今回のスピードテスト結果を受けて、今後0simの方については測定を行わない可能性が我が脳内で浮上しております。
せめて1Mbpsくらい出てくれれば話は変わってくるのですが、今回の状況ではちょっとスピードテストを行う意義すら見いだせないレベルですので。。。
そもそも同日のランチタイムにて:
よくぞ通信エラーにならなかったと思うレベルの、まさかの下り10Kbpsを叩きだしていましたので。
それも「最初のうちはそこそこ出ていて、最終均衡速度だけが10Kbpsにまで落ち込んだ」のではなく、グラフの形状通り最初から最後までほぼ全くスピードが出ない上での10Kbpsですから、なーんにも使い道がありません。
ツイッターを開こうとしましたが、タイムラインを読み込めませんでした。汗
MVNOといえば安さばかりが注目されがちですが、現在の世の中ではスマホも一種のライフラインと呼べるほど生活に欠かせないツールですので、MVNOの回線品質に関しても安さばかりではなく安定性も踏まえた上で取捨選択するのが良いでしょう。
この0sim回線・・・どうしようかな・・・苦笑
肉体改造計画
【5/1】腹筋60回・背筋60回・2L-PET(腕)上げ下げ70回
※肉体改造計画をスタートさせて2か月・・・そろそろ目に見える形で変化が欲しいところ。