まさかの3回目となりました。
「見た目」だけに全てをつぎ込んだ結果、「弦アースが落ちない」という思わぬトラップに引っかかった筆者のベース。
「金属部分にどうにかして触れ続けている状態を保てばよい」との金言をプロリペアマンの井上欽央(@king_chang_hiP)さんから頂き、引きこもりvs弦アースがスタートしました。
1号機
「家にあるものでどうにかしよう」と企んだところまではともかく、ゼムピンやウォレットチェーンではどうにもならなかったので、ホームセンターでリード線を購入して養生テープで繋ぎました。
手作り感満載の見た目はともかく、接着場所を取捨選択すれば弦アースがきちんと落ちるようになりました。
2号機
目玉クリップ+リード線の構成では「限界まで手のひらに近づけた手首」に固定しなければならず、そうすると購入した1mのリード線では短いことが判明してしまいました。
そのため後日再びホームセンターへ出向き、更にワニ口クリップや「謎のパーツ」も追加購入して色々と試行錯誤した結果がこちらです。
前回よりはスマートな「機材」っぽくなりました。
しかし、一部を拡大してみましょう。
実はかなり強引な状態でした。
これではリード線に余計な負荷がかかり、最悪内部で断線するかもしれない・・・
この後皮膜?を剥いて更にいじくり回してはみたものの、写真を撮り忘れているうえに無理矢理ネジで留めているので、いつポロッといくか分からない。
これは・・・プロフェッショナルに相談だ!
3号機
まずは写真をどうぞ。
2mの「機材」です。笑
リード線とワニ口クリップの接続点はどのようになったのでしょうか?
なんと、半田で留めていただきました!
しかもリード線の先端を半田でこんもり丸く覆っていただいたので、先端が皮膚に刺さることもありません。
実にスマート、かつ機能性抜群の曲線美。笑
白いリード線(1m)の方も同様にしていただきました。
こちらも機能性抜群の曲線美。笑
白黒2種類(長さ違い)の「機材」が完成しましたので、用途?配線?服装とのコーディネート?に応じて使い分けが可能になりました。
まとめ
利用したパーツをまとめると以下のようになります。
リード線は最低2mくらいのものを用意しておくと、取り回しで不必要な制約が生まれることも無く、実用的な「機材」に仕上がるでしょう。
「謎のパーツ」は本来、自動車で使う?ものみたいです。ま、弦アースがきちんと処理できれば自動車用だろうが何だろうが関係ないのだ!笑
普通の目玉クリップよりもこういったワニ口クリップの方が、通電確認のテスター用途として作られたものですから、伝導率云々の部分を考えたとき「機材」としてより適しているかと思います。
今回ははんだ留めをやっていただきましたが、もし今後自分で行うのであれば、こういったキットを1つ持っておくと便利かもしれません。
やはり今回も、プロフェッショナルの技を前にして目が点になりました。
我流で無理矢理やったものと違い、こんなに綺麗な仕上がりになるとは・・・
作業中の写真を撮り忘れたくらいですからね!苦笑
これでもう弦アースの心配をすることなく、無事に2016年を迎えられそうです。
井上欽央(@king_chang_hiP)さん、今年1年お世話になりました。
また来年も宜しくお願い申し上げます!