これまでこの「ひきぶろ。」を2年ちょっと運営し、延べ430記事程を投稿してきたわけですが、さすがにそれだけの記事数にもなると、記事内に貼り付けた画像ファイルの数も当然ながら莫大な量になります。
具体的な数を示すと、全部ひっくるめて約1860枚もの画像を使用してきたらしい!!
思い当たる節は山ほどあって、例えば月1回程度のペースで実施しているスピードテストに関する記事なんかは、各測定地点の写真から始まってスピードテストの結果を全部ペタペタ貼り付けていると、あっという間に10枚ほどの画像が1つの記事内に登場しますからね。
そうやって塵も積もれば状態で積みあがった画像ファイルの数が1860枚・・・
さすがにその全てをいつまでも覚えておけるわけはありませんので、ブログ最初期の頃から将来を見越してある程度用途別に命名ルールを定めた上で、それぞれ連番ファイルとして管理してきました。
しかし開設から2年ちょっと。
ついに恐れていた事態が目前に迫りました。
これまでの命名ルール
さすがに全ての画像を1番目から順に連番で管理するのは愚の骨頂だと考えていましたから、前述の通りある程度の用途別に割り振った上で、それぞれについて順番に連番を付与していました。
例えばmineoのサービス関連で使用する画像であればmineo001~、
BlackBerry端末のスクリーンショット(スピードテスト結果を除く)はbb001~、
スピードテスト結果のスクリーンショットは・・・元々のファイル名がタイムスタンプですから、それを流用する形でst_(タイムスタンプ)_bc(bcはBlackBerry Classicの略。ビックカメラではない。BlackBerry Passportの場合はbp)、
他にも頻度が少なかろうがなんだろうが、例えばWindows 10関連の画像の場合はwin10-01~、OneNote関連の画像もonenote01~、などなど。
その上で、こういった特別な分類に属さない残りの画像に関しましては、まとめてimage001~の形で順番に管理をしていたのです。
まあ!このブログで最初期の頃に使用した画像よ!今でもある程度に関しては、これらサムネイル画像を見ただけでどういった内容の記事で使用したものか覚えているあたり、ヒトの記憶力も意外とバカには出来ませんね!笑
恐れていた事態
前項の通り、特別な分類に属さない画像群をまとめて連番で管理していたわけですが、先ほどの写真をよーーーくご覧ください。
(再掲)
ファイル名の命名ルールとしてimage001から順番につけています。
つまり、このままだと最大でも999までしかカウントできず、1000枚目以上が登場してしまうとファイル名で並べ替えた時にimage123とimage1231が隣り合ってしまうかもしれない!!
管理する上でそれは非常に困る。
よって何とかして999番目が登場する前に・しかも可能なら出来るだけ早く、これらの連番を3桁から4桁に振りなおしておきたいところですね。
そうすればimage123はimage0123となり、image1231と隣り合う事態は回避できます。
では現時点で、image001から順に割り振った画像群は何枚あるのでしょうか。
956枚だよ!
まずい!もうちょっとでカンストしてしまう!笑
残り40枚の空き枠なんてあっという間に埋まってしまいます。数日前のマックの記事でさえ画像を7枚使っていますから、あのペースだと6記事で埋まってしまいますね。
まるで年々すさまじい勢いで増え続けて枯渇寸前になり、最初は10桁だったものが090化して11ケタとなり、そこからもさらに080・070と新たな番号を開放し続けている携帯電話の番号問題みたいです。苦笑
よって大急ぎでこれらのファイル名を割り振りなおすことにしました。
Flexible Renamerを導入する
さすがに956枚もの画像ファイルを、手作業で1から順に数字の先頭へ0を付け足すなんてやっていたら日が暮れてしまいます。「F2!左矢印3回!0!エンター!」これを956回繰り返す根気がそもそも備わっているのか・・・?苦笑
あるいはプログラムに精通している人であれば、コマンドプロンプトをタタタターン!と叩いてバッチ登録を使いこなし、華麗にリネームを行ったりするのでしょうか。
プログラム方面に疎い人間にとって、基本的に単色背景+白文字は心臓に悪いものという刷り込みがあります(苦笑)ので、出来ればもっと簡単にリネーム作業を済ませたい。
そこで今回は、Flexible Renamerというフリーソフトを導入することにしました。
このソフトはどうやら正規表現なども使ってファイルの絞り込み・リネームが出来るものらしいですが、残念ながら私は正規表現に関して学んだことがないので全く分かりません。
ただサポートとして、予め利用機会が多そうないくつかの正規表現はプリセットされていますので、それらを見ながらどうにかこうにか使ってみようと思います。
Flexible Renamerでファイルをリネーム
ソフトをインストールして、実際にフォルダの中を表示させた図がこちらです。
ご覧の通り、フォルダの中にある1860件くらいのファイルが全て表示されましたので、ここから「image」から始まるファイル名のものだけを検索します。
まずは左端のタブで「高度なリネーム」にチェックを入れ、検索欄に「image(\d{3})」と入力しました。(バックスラッシュは¥マークです)
どうやら正規表現において「\d」は数字を示すものらしく、後ろに{3}をつけることで「3桁の数字」を指定する意味をもつことになるみたいです。
さらには半角の括弧「()」で括れば、その括った範囲内を1つの塊として扱えるようになるらしいですので、後々のことを考えて「image(\d{3})」のような記述となりました。
多少分からなくてもグーグル先生に聞けば解が得られるなんて、良い時代になったものですね。笑
結果的にimage001から順にimage956までを抜き出して表示することに成功しましたので、続いてはいよいよリネーム作業へと入ります。
リネーム作業(失敗編)
先ほどの検索欄の下に「置換」の入力ボックスがありますので、そちらに「image????」と入力しました。
これは正規表現のプリセット(左端のタブの「サポート」をクリックすると表示される)の中に用意されていたもので、このソフトにおいては「????」で4桁の連番を先頭のファイルから順に割り振ることができるようです。同様に「???」だと3桁、「??」だと2桁連番になるみたいです。
これでついに喫緊の課題であったファイル名の枯渇問題に終止符を・・・打てると思ったら大間違い。
現在の名前(ファイル名)と、リネーム後に付与される新しい名前をよく見比べてみると、番号が1つずつズレている事が分かります。
これは私がスタートの番号を001から割り振り始めましたが、ソフト的には000から割り振る違いに起因するものですね。
正規表現で番号を1つずらしてリネームする方法が分からず(少なくとも「????-1」ではなかった)、かといってimage000のダミーファイルを作ってからもう一度ソフトの設定をするのも面倒ですので、どうにか出来ないものかと頭を抱えていました。
リネーム作業(成功編)
どうにか自分の意図するルールで自動リネームする方法はないか考えあぐねていましたが、一番最初のファイル検索時点で1つ設定してあったことを思い出しました。
検索のときに「image(\d{3})」という書き方をした通り、3桁の数字が当てはまる部分を括弧で括って一纏めにしてあり、その括弧の部分はこのソフトの場合「\1」という文字列で呼び出せる模様です。
つまり置換作業において「image????」ではなく「image\1」と書けば、とりあえずは元のファイル名をそのまま上書きすることが出来るはずです。
ということは、単純に「image0\1」と書くことで純粋に0を付け足すことが出来るのではないかと考え、実際にやってみました。
ビンゴ!
連番が目論見通り揃ったうえで、3桁の連番の先頭に0を付け加えて4桁の連番にリネームすることが出来そうです。
これにて一件落着。今後ブログに載せる画像ファイルがどんどん増えていっても、これまでのペース的には向こう10年近くは大丈夫のはず!
さいごに
まさか2年で3桁分の枠が枯渇してしまうだなんて、このブログを開設した当時にはあんまり夢にも思っていませんでした。
ですがもう大丈夫。今回の作業で最低でも東京オリンピックくらいまでは、枯渇することなく余裕で運営できるでしょう!
それにもし万が一枯渇危機が再到来しても、もう今度は今回のFlexible Renamerでサクッとリネームできますからね。どんどん画像を用意してどんどん記事に貼り付けていこうと思います。笑
なお今回紹介したFlexible Renamerというリネームソフトでは、ファイル名だけでなく写真や音楽のタグ情報もリネームすることで出来るみたいです。
応用範囲はけっこう広そうですので、ソフトを使いこなす上でも正規表現について軽く学んでおいた方がよいかもしれません。
肉体改造計画
【7/8】膝立て伏せ30回×2・2L-PET上げ下げ50回×5か所
※久々にペットボトルも持ち出して追い込みをかけたら汗だくに。苦笑