自炊派vs買い食い(お惣菜)派、それはもはや宗教戦争とでも言うべき永遠に交わることの無い水掛け論。
「食材をまとめ買いして一気にたくさん作って、計画的に消費した方がトータルで安上がりだ!」
「どうせその日のうちに消費するのだから、閉店近くで半額セールを適宜購入する方が作る手間もかからなくて便利だ!」
どちらの言い分も一理あります。
しかし、どちらの言い分にも一理あるが故に、互いの主張が歩み寄ることは滅多にありません。
じゃあブログネタも兼ねて、ちょっと実験してみようじゃないの。
・・・以上の流れは今考えました。
今日の夕ご飯はおでんを作りましたので、ふと「これは自炊とおでんの素を買ってくるのとどっちが安いのだろう?」と思い立ったからに他なりません。
何にせよ、今夜のおでんの反省も兼ねつつ本日のブログはじまり~。
食材エントリー
- 大根(3/8使用)
- ちくわ
- こんにゃく
- 紅しょうが揚(半分使用)
- ごぼう天(半分使用)
- 絹生揚げ(半分使用)
これ以外に小分けして冷凍していた豚もも肉(レンジで先行解凍&加熱中)を投入しています。気分は牛スジ肉のつもり。
ではじゃんじゃん鍋に投入していきましょう。
敢えて触れていませんが、ダシに関してはわざわざ昆布からとるような本格的なことはしておりません。
男一人暮らしの手抜き料理なんて、ほんだしだけで十分なのだ!笑
途中経過
大根に関して。
片手鍋(直径22cm)にこのサイズは丸々1本入りません。
そこで使い分けを行うことにしました。
葉の部分及び一番上の甘い部分(1/4)は、後日作るみそ汁の具として利用。
残りの部分については、今回は鍋のサイズの都合上半分だけ使うことにしました。
これが「3/8」の内訳です。
そして大根の皮に関しては、これまた後日きんぴらを作る時に細切りにして投入する予定なので、別途ビニール袋に入れて保管しておきます。
歯ごたえのアクセントになって個人的には好きなのです。
このような形で我が家では、基本的に大根からは生ゴミが発生しません。
発生しても葉の付け根のごく一部くらい。
冬場の白菜と大根は救世主である!
あと大根とこんにゃくに関しては、切る段階で隠し切り?を入れておきましょう。
正式名称は何というのか分かりませんが、大根を輪切りにしたあと断面に薄く十文字の切れ込みを入れたり、こんにゃくの表面に薄く格子状の切れ込みを入れておくことで、多少は味が中まで染みやすくなります。
完成系・・・?
鍋に投入して約1時間後の様子。
雰囲気から察するに、どうみても大根の中心までは味が染み込んでいないものと推測されますが、もう空腹のリミッターが限界なのでここらで実食といたします。
実食
なぜもうちょっと美味しそうに写真が撮れなかったのか・・・苦笑
大根に関しては見た目を裏切らない味でした。
た、多少は味が染みていたよ!汗
味付けで投入した醤油とみりんの分量に関しては、紅しょうが揚を入れていなければベストの味付けだったと思います。
しょうがの成分がつゆに染み出したことで、若干辛く感じた気はしますが・・・まあ許容範囲内?
なお今回作った分量は2食分なので、大根の中まで味が染み込むことを祈りつつ2日目のカレーならぬ2日目のおでんに期待ですね!
今回かかった食材費
こちらが今回の記事のメインテーマです。
果たして「おでん1食分にかかった食材費」はいくらなのか。
各項目別購入価格
- 大根:158円×3/8使用≒59円
- ちくわ:99円
- こんにゃく:79円
- 紅しょうが揚:78円×半分使用=39円
- ごぼう天:118円×半分使用=59円
- 絹生揚げ:100円×半分使用=50円
- 豚もも肉:たしか300円くらいのを4等分して冷凍した気がする=75円
これらすべての合計が460円。
そして今回の分量で2食分となりましたので、460/2=230円が今回のおでんの1食分となります。
うーむ、これは判断に迷う!笑
230円レベルだと、スーパーでたまに売っている「つゆまで全部用意されていて、あとは鍋に投入するだけセット!」とそこまで価格差が無いような気がする。
ボリュームで言うならば既製品の倍以上はあると思うけれども、消費期限が迫って半額で叩き売りされると決定的な価格差とまでは言えない気も。。。
やはりゆで卵を2個作って投入しておくべきだったか・・・(※10個入り159円の特価をゲットしていたので、1食あたり1個食べたとして+16円程度)
まとめ?
で、でも大根はまだみそ汁ときんぴらに流用する部分が残っているから、特にきんぴらなんて総菜で1口か2口分程度が100数十円で売られているわけだし、全部ひっくるめて考えればきっと自炊の方が・・・(ブツブツ)
以上の発言からも明らかなとおり、冒頭の水掛け論に関しまして私は生粋の自炊派でございます。苦笑
その割にレパートリーが少ないのが大問題!
なおタイトルに【おでん編】と書いてはいますが、おでん以外の他の料理で今後比較する機会があるか否かについては当方では分かりかねます。笑