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ドラゴン桜(2021)における最終回結末(東大専科の合否)を初回放送だけで大胆予想してみた

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ドラゴン桜(公式サイトより)

2021年春のTBS日曜劇場として放送が開始された「ドラゴン桜」。当初は2020年7月期より放送が予定されていたものの新型コロナウイルスの影響で延期となり、このタイミングでの放送開始となっている。

ドラゴン桜」といえば2005年に放送された当時も人気作品であり、その主要キャストであった桜木健二(演:阿部寛)と水野直美(演:長澤まさみ)の15年後を描くということで放送開始前から非常に話題になっていた。

その話題を聞きつけて・・・というわけではないが、前クールで放送されていた「天国と地獄~サイコな2人~」をTVerで見ていた時しきりにドラゴン桜の宣伝広告が挟まれていたため、少々気にはなる作品であったことは間違いない。

 

今回、ドラゴン桜をやはりTVerで追っかけ視聴する(※我が家にはテレビ/ワンセグ搭載機器が無い)にあたり、せっかくならばどの生徒が東大に合格するかを事前予想してみたい!と思い立ち、初回放送後・2話放送直前のこのタイミングで記事としてしたためることにした次第である。

 

以下、2005年に放送されたドラマ「ドラゴン桜」を「前作」、2021年に放送されるドラマ「ドラゴン桜」を「今作」と呼び分けることにする。また登場人物は全て敬称略かつ内容についてはネタバレ全開でお送りするため注意されたし。

ドラゴン桜(2005)との差異

前作についてはTVerの期間限定配信で1話および9話~11話(最終回)を視聴したのみだが、大雑把な感想としては「生徒の人間的成長に重きを置いた学園ドラマ」のような印象を受けた。そのうえでどのようにすれば実際に東大合格を勝ち取れるか、いわば「桜木メソッド」のような学習法を随所に散りばめるなど教育的観点も並行して描いていた印象を受けている。

 

対して今作の初回放送を見ると・・・いやもう少し正確に言えば、初回放送「だけ」を見た限りだと、生徒の人間的成長もさることながら、大人たちのドロドロした覇権争いのような部分をフィーチャーして描いていきたいのだろうか?と思わせるような部分も多々見受けられた。

この部分についてネットでちょっと検索してみると「半沢直樹っぽい」「半沢色が強くてちょっと・・・」みたいな意見が出ている模様。

 

実のところ筆者は、あれほど話題になっていた半沢直樹は全く見たことが無い(!!)のだけれども、あの放送当時にニュース記事などで耳に入って(目に入って)来ていた印象からすると、このドロドロした覇権争いの様子を半沢直樹と重ね合わせるのはなるほど言い得て妙だなと思わされる。

前作のような「爽やか青春学園ストーリー」的なものを求める人には、今作は(今のところ初回放送を見ただけだけれども)ちょっと求めるものとは違う作品に仕上がっているような気はするし、半沢直樹を好きで見ていた人たちにとっては似たような展開も予想され楽しめるのではないかと思う。

 

言わばラーメン二郎のように、三田本店から暖簾分けした各店舗も本店同様「ラーメン二郎」を名乗ってはいるが味はそれぞれの店舗で微妙に異なるように、前作と今作は同じ「ドラゴン桜」というタイトルではあるものの、完全なる続編という見方ではなく暖簾分けした店舗の1つ・・・くらいの見方で楽しむのが良いのかもしれない。

 

初回放送から東大専科の合否を大胆予想!

前作の特進クラス6名においては、最終的に3勝2敗1不戦敗となり桜木は公約不達成として辞表を提出・次の舞台へ・・・という結果であった。

今作においては「東大専科」と名称を変え、7名の生徒が既に発表されているため、この7名の最終的な東大合否について大胆予想してみたい。

 

なお記事執筆時点ではまだ初回しか放送されておらず、その1回分(+第2回の予告動画)のみを根拠として合否の予想を行うため、全て的中させられるとは筆者も甚だ思っていない。苦笑

 

瀬戸輝(演:髙橋海人)の合否予想

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瀬戸輝【演:髙橋海人】(公式サイトより)

合格するが進学せず

 

この予想はまんま前作における矢島勇介(演:山下智久)の結果を踏襲している。

前作における矢島は家庭が裕福ではなくその他いろいろとあったものの、最終的には合格を勝ち取るも進学せずに独学で弁護士を目指す様子が描かれていた。

今作における瀬戸も同じく家庭が決して裕福ではない様子が初回で描かれ、また両者とも演者がジャニーズ所属(注:山下は2020年で退所)かつ東大を目指す生徒の中でも主役級の扱いという共通点も一応あることから、矢島と同じく合格はするが進学はしないのではないか、と予想。

瀬戸が桜木たちに対し妨害工作を企てる理由は?

初回放送において、瀬戸は両親に先立たれ姉が後を継ぐラーメン屋の手伝いを行うなど一見心優しき青年のように描かれつつ、裏では問題児の生徒2名を利用して桜木たちに妨害工作を企てる二面性が描かれていた。では、瀬戸が桜木たちの行く手を阻む理由は何か?

これはひょっとすると、後述する岩崎楓(演:平手友梨奈)に対する想いからではないか?と、初回の内容から予想している。

 

初回放送において瀬戸の登場シーンは岩崎とコンビになっている場面が比較的多く、最初の共通登場シーンは岩崎がコンビニでお菓子を万引きした直後に咎めていたとき(そしてこの時桜木に見られている)、次は始業式で他の生徒と共に体育館で並んで立っていたとき、その後岩崎がロッカールームのような場所で「桜木に万引きの事をバラされるかも」と不安を覚えているシーンを経て、桜木がバイクで問題児の生徒2名を廊下の行き止まりに追い詰めるシーンでもコンビで登場している。

数ある生徒役の中でも特にスポットライトを当てられている東大専科の7名・・・の中でも、これだけコンビで登場するシーンが多いとなると「ただのクラスメイト」で終わるはずがなく、そのバックボーンには何かしらの繋がりがあると考えられる。(これは後述する小杉麻里(演:志田彩良)と原健太(演:細田佳央太)のコンビにも当てはまる)

 

そして瀬戸と岩崎のセリフに注目してみると、何となく「岩崎のことを心配する・気にかける瀬戸」の構図が浮かんでくることから、例えば前作では矢島と水野が幼馴染?で互いに気をかけているような描写があったように、瀬戸が何かしらの理由で岩崎に対して何らかの想いを持っており、その岩崎が(実際には誤解とはいえ)桜木によってスポーツ推薦を取り消されるかもしれないと危惧している様子をみて、あのような妨害工作を企てたのではないだろうか?

 

ここまで書いて大外れだったらかなり恥ずかしいが、それもまた展開予想の楽しみということで何卒。苦笑

 

ちなみに東大専科へは前述の予想もあり、岩崎と同時に参加・あるいは岩崎から1歩遅れての参加となるような気がする。

 

早瀬奈緒(演:南沙良)の合否予想

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早瀬奈緒【演:南沙良】(公式サイトより)

?(初回放送時点では不明)

 

「今まで何かに本気で取り組んだことがないイマドキ女子(要約)」という設定の早瀬。初回放送を見た限り快活で裏表の無さそうな美少女・・・くらいの情報しかなく、それ故に合否を予想できるほどの根拠すらないのが現状。

 

ただ出演シーンの表情を見る限り、桜木たちに対して敵意は一切見受けられないどころか興味を示すようなセリフもあり、また言われたことは素直にやる(※それが結果に結びつくかは別問題)ような印象を受けたため、合格不合格どちらにでも転がすことが出来る立ち位置のような気はする。

今後ストーリーが進んで行くにつれて、どちらに転ぶかが描かれていくと思われるので今後に期待。

 

岩崎楓(演:平手友梨奈)の合否予想

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岩崎楓【演:平手友梨奈】(公式サイトより)

たぶん合格

 

前述の瀬戸と同じく、東大専科の中でも特にスポットを当てられる位置にいる生徒であり、演者と同じく内に秘めたる闇が垣間見えることから、前作の水野と同様に2話以降も何かしら波乱がありつつ、最終的には現役合格または浪人のうえで合格するのではないかと予想。

波乱については初回放送で既に膝に爆弾を抱えているであろうことが描かれており、2話の予告動画にて恐らくバドミントンを続けられなくなり将来を悲観しているところを桜木に救われると思われる展開が描かれているため、2話のラストあたりで東大専科への参加を決めたあとも将来の進路関連で迷いが生じたり、あるいは一時的な学力の伸び悩みなんかが描かれていくのではなかろうか。

 

そういった予想を元に「東大進学後スポーツトレーナーへの道を志す」みたいな結末へと結び付けるのはさすがに安直か?

・・・そもそも平手友梨奈は秋元先生の秘蔵っ子でしょう?これまでの出演作品における配役を見てもバッチバチの主役ばかりなのに「東大目指したけど不合格でしたー」みたいな配役を受けるかなあ?笑

 

天野晃一郎(演:加藤清史郎)の合否予想

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天野晃一郎【演:加藤清史郎】(公式サイトより)

合格

 

初回放送の割と早い段階で東大専科への興味を示しており、優秀な弟に対する劣等感を抱きつつ桜木の荒手なアドバイス(←)により初回ラストにて東大専科への参加を決めている。

この構図は前作における奥野一郎(演:中尾明慶)のポジションを引き継いでいるかのような印象を受け、それ故に東大を目指すストーリーとしては既に完成されているので、この先よほどの波乱が起らない限り順当に現役合格するのではないだろうか。

 

藤井遼(演:鈴鹿央士)の合否予想

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藤井遼【演:鈴鹿央士】(公式サイトより)

合格

 

高校入試時のトラブルがなければ龍海学園に入学していなかったであろう成績の持ち主であり、恐らくこの先、ストーリーが進むにつれて東大専科に参加した他の生徒たちに成績を追い抜かれるなど彼なりの挫折を味わいつつ、最終的には人間的成長も遂げ順当に合格するポジションではないかと予想。

 

ただ「高校入学時のトラブル」の詳細が初回放送時点ではまだ明かされていないため、それが今後どのようにストーリーと絡んで行くのかに注目したい。

 

小杉麻里(演:志田彩良)の合否予想

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小杉麻里【演:志田彩良】(公式サイトより)

?(初回放送時点では不明)

 

公式の人物紹介では「偏差値70の頭脳を持ちながら受験に興味はなく卒業後は就職希望/誰も触れない秘密を抱える(要約)」と紹介されており、その他人と距離を置く様子は初回でも既に描かれていた。

その小杉がほぼ唯一心を開いていると思われるのが後述する原であり、恐らく小杉の性格に原が何かしらの形で絡んでいるであろうことは想像に難くないが、それ以上の情報が初回では出てこなかったため、初回放送時点での合否予想は不明とした。

 

2話は恐らく前述した岩崎にスポットを当てる回と思われることから、小杉の秘密が明らかになっていく(そして東大専科へ参加する)のは3話以降と予想され、合否予想はその頃まで持ち越しとしたい。

 

原健太(演:細田佳央太)の合否予想

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原健太【演:細田佳央太】(公式サイトより)

合格

 

初回放送にてある意味イロモノとして描かれていた生徒がこの原であり、前述した瀬戸と岩崎がセットで行動している描写が多いのと同じく、この原も前述の小杉と常にセットで行動していたのではないかと思わせるほどであった。

そんな原は・・・このご時世、ちょっと表現が難しいところではあるが、なんというかアレというか・・・時代が時代なら特殊学級に配属されかねない言動をもって描かれていた。

 

ただ「持っている人の方がこの世には少ない才能を持っている」とTVerで公開されていた動画「「ドラゴン桜」ナビ」にて言及されていたので、ひょっとするとサヴァン症候群か何かまたは映像記憶能力を有している、みたいなパターンだろうか。

もしそういった能力であるならば、人並み外れた記憶力をフル活用して東大合格を勝ち取るとか、サヴァン症候群に見られる特定分野の高い能力を生かしたエキスパートとなるべく東大を目指して合格する、といった結末が描かれるのではないかと予想している。

 

まとめにかえて

本来「ドラゴン桜」は推理ドラマではなく、極論を言ってしまえば東大に合格するか否かのドラマなのだが、1つの楽しみ方としてこのような試みを行ってみた。

そもそも初回では勉強に関する内容は一切扱わず、ひたすら人間模様にスポットを当てた構成となっていた中で合否を予想するのは至難の業・・・どころか的外れな行為ではあるのだが、その中で上記の予想がどこまで当たるかを楽しみにしつつ、まずは直近の2話でどのような内容が描かれるのか放送を待つことにしよう。(※恐らく岩崎メインの回となるだろうが)

 

ドラマ「ドラゴン桜(2021)」は毎週日曜夜9時・TBS系列で2021年4月25日より放送中。直近の第2話はこの記事が投稿された約20分後から放送開始。

我が家はTVerの見逃し配信を、翌・月曜日の在宅勤務中に視聴するつもりです(←)

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