本日昼前、11時2分頃に東京近郊(関東地方?)で緊急地震速報が発令されました。
先に結果を乱暴な表現で言ってしまえば「空振り」だったわけですが、今回の緊急地震速報にて2つのことが分かりました。
それは「BB OS10のBlackBerry端末でも、ついにデフォルトで緊急地震速報を受信するようになった」ことと「緊急地震速報の仕組みはきちんと動いている」ということ。
今日はその辺のお話です。
かつてのBlackBerry vs 緊急地震速報
このブログでは1年ちょっと前くらいでしょうか?
それまで愛用していた緊急地震速報のアプリが運用終了となったため、代替アプリを探したり・(存在しているはずなのに利用できない)「端末の機能」としての緊急地震速報と集中的に格闘したことがありました。
今後、俺は緊急地震速報を受信できなくて詰むかもしれない - ひきぶろ。
BlackBerry Classic/Passportと緊急通知に関する諸問題 - ひきぶろ。
BlackBerryと緊急地震速報・その3くらい - ひきぶろ。
BlackBerry Classicから消したAndroidアプリが消えなくて大混乱した話 - ひきぶろ。
BlackBerry PassportにOSアップデート(10.3.3.1435)が降ってきた! - ひきぶろ。
ちょっと!自分で思っていたよりも、たくさん関連記事を書いていたみたいなんですけど・・・苦笑
これらの過程の中で、正攻法で入手できるアプリの中にはまともなものが存在せず、端末としてはOS10.3.2の時点だとsimカードを抜かなきゃ設定項目が現れないという摩訶不思議な状況でした。
その後、OSが10.3.3にアップデートされたタイミングで端末側に緊急地震速報の設定項目がきちんと(?)現れましたが、幸いなことに緊急地震速報の発令と鉢合わせする機会がありませんでしたので、その存在自体を忘れはじめていました。
ここまでが今回の前提。
緊急地震速報を受信した!
世の中の選ばれし方々はまだ正月休みを満喫されていることでしょうが、我々引きこもり界においては正月三が日すらも休みか否か怪しいところです。でも俺は3日までフラフラしたったけどな!←
そんなわけで内職始めから2日目、ちょうどトイレに行こうとしたタイミングで突然BlackBerry Classicから聞いたことがない(かもしれない)音が鳴り響きました。
言葉で表すと・・・どういうのが適切でしょうか、なんかこう「ヴイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!」みたいな感じ?笑
そういえば正月に江ノ島でBlackBerry Classicを操作しようと思ったら、電池が40%ほど残っていたにも関わらす突然電池切れの画面になって操作不能になったし(※その後1時間ほどしたら電源が入りました)、最近は電池の減りも早くなってきたし、ひょっとしてバグり始めたのかな?なんて思いながら画面を見ると・・・
ヒィ!これが伝説の緊急地震速報か!!(※画像はBlackBerry Passportの方のスクリーンショット。以下全て同じ)
OKを押さなきゃ一切他の操作が出来ないのはともかく、BlackBerry端末で緊急地震速報を受信するとこのような画面が出てくるのか・・・なんて思いながら眺めつつ、あれ?そういえば揺れは・・・?!
冒頭に書いた通り、乱暴な言い方をすれば「空振り」だったわけですが、自分のBlackBerry Classic&BlackBerry PassportでもOS10.3.3ならばこのように速報を受信できる!と分かった意味では、有益なサンプルとなりました。
ついでですので、BlackBerry HUBでの表示も確認してみましょう。
BB OSの場合、このようなBlackBerry HUBと呼ばれる機能が標準装備されていまして、メールの受信から不在着信・カレンダーに登録した予定・導入アプリの更新通知・そして(設定していれば)ツイッターの通知なんかもこのHUBでまとめて確認できるようになっています。
その中に初めてとなる、緊急警報(緊急地震速報)の通知が表示されました。
HUBの通知を開くと、このような画面が表示されました。基本的にはロック画面で表示されていたものと同じですね。
もう1つがこちら。震源地の情報も通知されるようです。今回は空振りでしたけど←
緊急地震速報の仕組みは正常動作している
この記事内でも「空振り」と何度か表現している通り、今日の緊急地震速報に関しては「過大通知だ」と憤りを覚えた方々も恐らくいらっしゃったことでしょう。あの7年前の震災以降、緊急地震速報の音や通知に対し敏感になっている方々が一定数いらっしゃるとは思います。
しかしちょっと待ってください。
今回の緊急地震速報に関しては、実は「仕組みそのものは正常に動作している」のです。
かなり雑な日本列島ですが(苦笑)、今日の地震についてはご覧の通り茨城を震源とするマグニチュード4.4の地震が発生していました。
それとほぼ同時刻に、山脈を挟んだ反対側の富山を震源とするマグニチュード3.9の地震も発生していたのです。
これを緊急地震速報の仕組み的に「茨城と富山で同時刻に地震波を検知→両方を一気に揺らすような単一の地震が発生した可能性あり→茨城~富山全域を揺らすなんて、尋常じゃない規模では?!」といったプロセスになったものと思われます。
実際問題、茨城で発生した地震が富山でも検知する(あるいは逆に、富山で発生した地震が茨城でも検知する)なんてことがあった場合、考えられるのはものすごくデカイ地震か・ものすごく遠くて深いところを震源とする地震(例えば深さ700km・マグニチュード8とかのレベル)のどちらかでしょう。
そのどちらの場合であっても、規模的に緊急地震速報の発令は免れないと思います。
つまり、今回の速報発令については「地震波をきちんと検知していた(※ただし2つの地震を1つと判断してしまった)」わけですから、仕組みとしてはきちんと動いているのです。
仮に地震波を検知しなければ緊急地震速報は発令されず、もし本当に大地震だった場合は大惨事になるわけですから、個人的に今回の発令は「良い誤報」だったと思っています。
さいごに
少なくとも関東地方においては久々の緊急地震速報でしたので、身構えた方々も多かったことでしょう。
今回はたまたま空振りでしたが、地震はいつどんなタイミングでやってきても不思議ではありません。日ごろから地震に対する備えを忘れず、実際に発生した場合は落ち着いた行動を心掛けるようにしましょう。

【防災グッズ】地震対策30点避難セット ?避難生活で必要な防災用品をセットした非常持出袋(防災セット)
- 出版社/メーカー: 防災防犯ダイレクト
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログを見る
肉体改造計画
【1/3】足あげ腹筋40回×2
【1/4】状態起こし40回×3
【1/5】背筋70回
※左腕を痛めているので筋トレも少々やりづらい。苦笑