今回は意図的に刺激的なタイトルをつけていますが、実際のところ私にとっては刺激的な変化のあった直近1か月です。
このブログを含め、世の中にはありとあらゆるブログが存在しますし、そのブログの数だけブログを書いている「中の人」もまた、存在していますよね。
それだけのブログがあり、それだけの中の人・すなわちブロガーがいれば、ブログに対する接し方も人それぞれです。
ある人は自分の想いをぶちまけることに心血を注ぎ、またある人は注目を集めるべく炎上商法に命を懸け、中にはブログを通して他のブロガーとの交流に重きを置く人だっていることでしょう。はてなブロガーってこのタイプが多いですよね。
私もまた一人のブロガー(棒読み)として、どんなに綺麗ごとを並べ立てたところで1日のPV数に一喜一憂し、アドセンスのグラフを眺めてはため息をつく日々です。特にこの半年は順調な右肩下がりだからね。
※1か月前の苦悶:
そこで先月・9月の1か月間を丸々使って、誰にも言わず一人で黙々とある実験を続けていました。
その結果、このブログと自分の周囲にちょっとした変化が生じたのです。
はてなブログを有効活用できない自分
「ブログサービス」と一言でいっても、世の中には色んな会社が色んなサービスを提供しており、その中で現在、私はこのブログを「はてなブログ」と呼ばれるサービスで運用しています。
はてなブログの一番大きな特徴としてはSNSとの異常に高い親和性が挙げられ、うまく活用すれば短期間で人気ブログを作り上げることも可能ではあります。
しかし、そのようなアドバンテージも有効活用できなければただの飾りにすぎません。
つまり私の事だ。
ちょっとこちらを見てほしい。
今日・今の今まで運用し続けてきたこのブログの、まさに今のリアルな数字がこちらです。
基本的に、はてなブログのアドバンテージを有効活用しているブロガーさんの場合、このような数字は絶対にあり得ません。
具体的には、この「ひきぶろ。」のように1つの記事に対して平均はてなブックマーク数が1つ付くか否かなんてことは絶対になく、少なくとも5~10個前後つくところからがスタートかと錯覚するレベルでばんばん付いていきます。
はてなスターにしても同様で、私もこの1年ちょっとである程度スターを頂けるようになってきたとは言え、それでも全期間の平均で見ると6つ程度に留まりますが、有効活用しているブロガーさんの場合はこれが数10個付くのが朝飯前だったりします。
うそ・・・私のはてブ&スター、少なすぎ?!
if:ワードプレスへ完全移行した場合
前々からこのブログをご覧いただいている皆様とて、おおかたもうお忘れかとは思いますが・・・実は今年の初めに「別ブログ計画」を立て、ワードプレスでの運用も視野に入れつつはてなブログとは別のブログサービスで運用することを本気で考えていました。
結果的には、このブログのアクセス数激減でそれどころではなくなり、別ブログ(予定)で試作していたデザインをこのブログのリニューアルに使いまわしたので、現時点で別ブログ計画は完璧に頓挫してしまいましたが。
※夏にリニューアルしたんだよ!:
しかしその後も止まらぬアクセス数の減少。
アドセンスの画面に並ぶ、1日1ケタの収益。
「現状維持は緩やかな撤退だ」とはどこかで誰かが言ってたような気がする言葉ですが、まさにこのままではこの「ひきぶろ。」もネットの海のもずくとなり消えてしまうかもしれません。
それはよろしくない。このブログの収益で家賃と生活費と光熱費と通院代を払うのが夢なのだ!
そこで、とある意識改革をしてみることにしてみました。
それが「もしもワードプレスで1からブログを運営した場合」
前項の通り、お世辞にも私ははてなブログ特有の繋がりに全く馴染めておりません。ソーシャルに強いプラットフォームを利用していながら、そのメリットを全く活用できていない現状。
それはまるで「孤独の無人島」と揶揄されるとかされないとか、とにかく独立独歩・自分(のコンテンツ力・ブランド力)だけが勝負のワードプレスで運用している状況に近いのではなかろうか?
ならば試しに1か月間、他者との繋がりがほぼ全くないワードプレスでブログを書いているという前提で、このブログと向き合ってみようと考えたのでした。
9月の1か月間でやった事
はてブとの決別
まずは意図的にはてなブックマークの活用を止めました。
良くも悪くもはてなブックマークには、アクセスを引き寄せる撒き餌のような中毒性が存在していますが、もしもワードプレスでブログを書くようになったらはてブが1つもつかない状況こそが平常運転だと覚悟せねばなりません。
そこでこの1か月間は極力はてブを付けることをストップし、もしつける場合もツイッターとの連携は行わないようにしてみました。
いつからだったでしょうか、記憶が確かならば4月のエイプリルフール記事で宣言して以降、「はてなブロガー的ツイッターでの振舞い」を意識して行動改革を起こしましたが、これらが元の振舞いに戻った+根本的にはてブを付けずに過ごしてみた、といったところでしょうか。
※エイプリルフールの記事:
雑記との決別
続いて、ブログで書く記事の内容について、極力「純粋な雑記」は書かないようにしました。
これは今年に入って以降、それまでの「自称・特化ブログ」から「事実上・雑記ブログ」へと転換を図ったことにより、更新頻度を優先してなるべくブログを書くハードルを下げるために雑記を多く書くようになっていたのですが、前項の通りはてなブログ特有のメリット・繋がりとほぼ無縁の私にとって、雑記を量産するメリットはやはり無いとの結論に至りました。
その為、9月の1か月間はこのブログの基本に立ち返り、気になるガジェット関連の記事を書いてみたり、それ以外の記事も極力ネット上の誰かの役に立つ記事を書くよう強く意識しました。
過去との比較
最後に、こういった1か月間の成果を確認する上で必要なことは「特定期間との比較」作業です。ただ「行動を改めましたー、1か月続けましたー、はい良くできましたー」では全く意味がありません。
そこで9月が終わった時点で直前の8月と比較することを念頭に置き、1か月間で更新した記事数を意図的に8月と同じ数に留めることにしました。
正直なところ、記事数を同じにしたところで投稿時間や内容如何でPV数に大きな差が生じるのがブログというものですが、少なくとも月13記事と月26記事じゃああんまり比較の意味はないだろう、程度のものです。
これ自体はそこまで難易度の高いものではありませんでしたが、弊害として誕生日にAmazonの欲しいものリスト関連の記事を書いてやろう(ドヤァ)と画策していたのが、月間記事数との兼ね合いから書けなくなってしまいました。苦笑
9月を丸々使った実験の結果
百聞は一見に如かず。論より証拠。実際にアクセス数のグラフでご確認いただきましょう。
実験の結果はこのようになりました。
青が9月・オレンジが8月ですが、ご覧の通り全体を通してアクセス数が増加しました。具体的に申しますと、8月は31日まであり9月は1日少ない30日どまりにも関わらず、1か月のアクセス数は2000PVほど増加しています。
つまり、「アクセス数を半年前の水準に少しでも戻す」という観点で見れば、この1か月間の実験は一定の成功を収めたと言っても過言ではないでしょう。
ブログを書くその人個人の存在に価値がついている場合はともかく、我々一般ピーポーの場合は身内受け狙いの雑記による一時的なPV数増加よりも、検索流入を意識したコンテンツの方が好ましいということでしょうね。
今回の実験は1か月間でしたが、これを3か月・6か月・1年と続けていくことでアクセス数に大きな変化が現れるかもしれません。アクセス数の伸び悩みで頭を抱えているブロガーさんは、一度自分のブログ記事を見つめなおす期間を作ってみるのも1つの手かも?
なおこの1か月間の実験により、以前にも増して他者との交流が減ってしまったことも併せてお伝えしておきます。
べ、別に寂しくなんかないさ。ワードプレスに移行したらこの交流の無さがデフォルトになるらしいし!
肉体改造計画
【10/2】膝立て伏せ40回×3
※最近「負荷の逃がし方」を無意識に覚えてしまったせいか、あまり効果が得られなくなってきた模様。これはよろしくない。汗