ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

小型二輪免許取得に向けて、スクーター(125cc)のオススメを調べつくす(2017夏)

現在、私はAT限定小型二輪免許の取得を目指して、教習所へせっせと通っております。

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普段の原付(50cc)利用における、30km/h制限と二段階右折義務に辟易しながらも12年間乗り続け、いよいよ満を持して教習所へと足を踏み入れてから1か月半、ついに明日は卒業検定・・・!

 

しかし。都内某所在住の某引きこもりさん。肝心かつ根本的なことをすっかり忘れていました。

それは小型二輪免許を取得後、どのようなスクーターを購入するのか。

 

冒頭に出した以前の記事にてあれこれ調べたことをまとめた通り、税金をはじめとするランニングコストのことを調べるだけで満足してしまい、スクーターそのものについては完全にノーマークでした。苦笑

 

当然ですが、小型二輪免許を取得したからといって、乗るものが50ccの原付のままでは道交法の区分上も「原付」のままです。だから30km/h制限もそのまま、二段階右折義務も撤廃されずそのまま。免許取得の意味なし!

バイクも50cc以上125cc未満のものに乗り換えることで、初めて免許取得の恩恵に与ることが出来ます。

しかし「125ccのスクーター」と言われてピンと来るものが無い。苦笑

 

この話を先月末の技能教習を受けた際、教官と雑談したところ「帰りにバイク屋へ行って一通り見てこい!宿題じゃ!笑(※要約)」と怒られてしまいました。笑

 

「125ccのスクーター」と一口に言っても色んな種類のものが販売されており、またバイクの技術も日々進化している事も相まって、調べるタイミング次第でオススメの車種というものは変わってくるのかもしれません。

ですが、一先ず今回は2017年夏の時点でオススメと思われる車種に関して、バイク屋へ足を運んで聞き込み等を行いましたので、それらについてまとめてみたいと思います。

一般的な売れ線?

世の中、色んなカテゴリーにおいて「売れ線」と呼ばれるものが存在しますが、それはスクーターの世界でも例外ではなく、人気のある車種というものは自然と絞られてくるみたいです。

一般的に言われている(らしい)125ccスクーターの売れ線は、概ね次の通りだそうです。

  • PCX・・・若者に大人気
  • シグナス・・・イカしたデザイン
  • アドレス125・・・通勤快速

これらも踏まえつつ、バイク屋さんで実際に説明を受けながら色んな車種を見せてもらいましたので、以下掘り下げていきましょう。

 

PCX

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いま若者の中で断トツの人気(125cc)を誇ると言われているのが、このPCXです。

一応は「原付二種」に分類される125ccですが、このPCXの見た目はさながらビッグスクーターと言っても過言ではなく、50ccからのステップアップとして乗るには車幅の感覚等も含め少々練習が必要だと感じました。

 

「車体サイズがデカい」ことは、50ccからの乗り換えを考えた時にマイナスポイントとなりかねない要素ではありますが、このPCXはそのマイナス要素をひっくり返す注目ポイントがあり、それはなんと給油するタンクの容量が驚異の8Lを誇る点です。

通常のスクーターにおけるタンク容量は多くてもせいぜい5L程度ですから、125ccクラスにおいて8Lというのが如何に異次元かがお分かりいただけると思います。

更に燃費の方も(カタログ値ですが)リッター50kmとのことで、ecoな乗り方を徹底すれば1回の給油で400kmを走破可能かも・・・?!

※東京~名古屋の道のりでも400kmでお釣りが来るみたいです。笑

 

座席下の収納スペースについては、前が深め&途中で浅くなる独特の形状となっていますが、後ろの浅い部分でもハーフタイプのヘルメットであれば入る程度の深さは確保されています。

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いま原付で使っているのは正にこのハーフタイプ


雑なイラストですが(苦笑)ハーフタイプのヘルメットとは右下のようなタイプのもので、よくあるタイプとしてはヘルメットのおでこの部分にゴーグルが付いています。

このようなハーフタイプのヘルメットは主に50ccの原付で使われることが多く、事故に遭った場合の安全性を考慮するならば、ハーフタイプ以外のヘルメットを使う方が安全です。

 

速度計は針が外側から出てくるイレギュラータイプのアナログ表示となっており、その中にデジタルで時刻など他の情報を表示する独特なものとなっていました。

が、エンジンをかけて実際に動かしたわけではないので、視認性などの部分はイマイチ不明です。汗

 

NMAX

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HONDA・PCXの対抗馬として、YAMAHAから販売されているのがこのNMAXです。

NMAX最大の特徴だと個人的に思っている部分は、125ccクラスでは極めて少ないABS装備を搭載している点でしょうか。

二輪は四輪に比べて非常に不安定な乗り物ですから、咄嗟の時にブレーキを握ってタイヤがロックする状況だけは絶対に避けたいです。ABS搭載だからといって過信は禁物ですが、搭載されていないものと比べれば安心感は格段に上がります。

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ここからは「PCXの対抗馬」という観点から、PCXとNMAXの細部を比較してみましょう。

 

まず、跨った時の高さはPCXより数cm高く、身長175cm・股下80cm(公称値)の私が跨った時、かかとは両足ともピッタリ地面に付きますが膝にあんまり余裕は感じられなかったですね。本当に全体的に「ピッタリ」でした。

 

またフロントを眺めたとき、NMAXの方がシュッとした顔(?)だと感じました。PCXの方はムクッとしている・・・とでも申しましょうか。苦笑

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NMAXとPCXの見た目(フロント)比較

このあたりは感覚の問題なので、見る人によって表情を変えるのかもしれませんね。

 

NMAXの速度計などはフルデジタルとなっており、普段からアナログの速度表示に慣れていると、パッと見たときにちゃんと走行速度を認識できるだろうか?と疑問に思いました。

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この写真だと速度は分かり易そうなんですけどね。実際どう見えるのかは乗ってみないと分からないです。

※試乗してみた感想:

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最後に座席下の収納スペースですが、NMAXは正直なところ原付+α程度だと考えた方が良いです。なのでサイズ次第ではフルフェイスのヘルメットだと厳しいかもしれません。

収納力の増強にはシートの後ろにリアボックスが必須でしょう。

 

LEAD

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PCXとNMAXは、原付を大きくしたフォルムではなくビッグスクーターのようなデザインでしたが、ここからはいわゆる原付を2回りくらい大きくしたような、オーソドックスなデザインとなります。

 

そんなオーソドックスな車種1つ目であるLEADは、今回紹介する車種の中で座席下の収納スペースが最大容量となっており、例えばジェット型ヘルメットならば恐らく2個くらい余裕をもって入るんじゃないかと思わせるサイズでした。

足元も50ccと同じく平らなので、ちょっとした荷物を置くことも十分に可能です。純粋に「原付からの乗り換え」を考えている人にはピッタリだと思います。

 

シグナス

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こちらのシグナスについては、お店で伺った話によると「車種決め打ちで指名買いする人」が圧倒的に多いそうです。

スポーティーな走りを売りにしている車種だけあって、後ろのブレーキランプ付近も他とは一線を画す特徴的でカッコイイ見た目でした。

 

ちなみにNMAXのお尻はこんな感じ。

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車体全体のデザインはビッグスクーターのような感じで非常にかっこいいですが、ブレーキランプ付近だけを切り取るとシグナスのかっこよさには遠く及ばないですね。苦笑

 

アドレスV125

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アドレスV125は巷で「通勤快速」と呼ばれているらしく、その名の通り通勤時に信号待ちからのスタートダッシュや、渋滞中の車の間をすり抜けて走りたいせっかちな人たちに人気のようです。笑

 

またもう1つの特徴として、アドレスV125は昔からずっと作られ続けてきただけあり、リコール等はほぼ出尽くしているといっても過言ではないので、一度買ったら故障や不具合もなく長く乗れる可能性があるとの話でした。

なぜそんな話になったかといえば、私が今の原付を約10年前に購入してずっと乗り続けている話をしたからですね。

お店の人曰く、同じ原付を10年以上も乗り続ける人は極めて稀で、それだけ普段から丁寧な運転をして大事に乗っている事がよく分かるとのこと。あたしゃァ物持ちが良いんだよォ!(どや顔)

 

ただしアドレスV125に関しては、この8月で現行型は生産終了となりもうすぐ新型が発表されるらしいです。つい最近もYAMAHAのSR400が排ガス規制により生産終了となったニュースが駆け巡っていましたが、このアドレスV125もひょっとして同じ理由なのかな?

 

アドレス110

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アドレスV125はその名の通り(?)排気量が125ccですが、少し落として110ccにしたアドレス110という車種も存在しています。90ccまで落としていれば自動車税が少し安くなったのに、なぜ「110cc」なんでしょうね。苦笑

 

そんな、微妙に排気量が抑え気味のアドレス110ですが、実は同じアドレスでもV125より車体サイズが大きく、タイヤも14インチのものが装着されています。

このタイヤの大きさは、一目見ただけで他の125ccスクーターより明らかに大きいのが分かるレベルです。笑

 

おまけ:トリシティ125

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行ったバイク屋さんに一際異彩を放つスクーターが1台あり、それがこのトリシティ125でした。

最初の方でNMAXにABSが装備されていることを書きましたが、このトリシティ125にもABS機能が搭載されており、更に前輪が2つの3輪バイク(※自立はしない)となっているなど雨の日の安定性は断トツの車種だそうです。

 

ただしその構造ゆえ、取り回しがかなり重いことと車体サイズも他より大きいことには留意する必要があります。

乗り慣れれば、街中に出たとき注目の的となりそうですね!

 

おさらいとまとめ

PCX:大人気車種。タンクが大きく燃費も良い。

NMAX:PCXの対抗馬。ABS搭載。デザインのかっこよさは抜群。

LEAD:収納力が断トツ。

シグナス:スポーティなデザインがカッコイイ。コアなファン多し。

アドレスV125:通勤快速。すり抜けスタートダッシュ至上主義向け。

アドレス110:排気量控えめでドデカいタイヤ。

トリシティ125:ABS搭載の3輪バイク。雨の日の安定性は抜群。

 

色々と見て来ましたが「細かい部分は試乗してみないと分からない」ことを棚に上げた上で、気になった車種はやはり前評判通りPCX・NMAX・シグナスの三つ巴でしょうか。

しかもこの3車種って、実売価格がそこまで大きく変わらない(※正確にはシグナスが他2つよりちょっとだけ安い)から余計に悩ましい。苦笑

 

とりあえず明日の卒業検定を無事にクリアして、そのうえで本格的に車種を絞りましょうかね!!

 


肉体改造計画

【9/9】背筋70回

※September 9th, it's a sunny day!

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