ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

第三次引きこもり邸大戦~それは唐突に~

私が今のマンションに引っ越してきてから、早いもので2年の月日が過ぎ去った。

hikiblo.hateblo.jp

 

「住めば都」とはよく言ったもので、都市ガスではなくプロパンガスであったり・物件備え付けのエアコンが旧型すぎて金食い虫だったり・ある日突然風呂場の換気口から水がザバーッと流れ落ちてきたり・極めつけは同じ物件内で仏さんが爆誕した(※)と思われることを除けば、まあまあ「都」だと思える程度には・・・いや本当に都なのだろうか。

(※90%以上確定だとは思うが、運び出されるところを目撃したわけではないので一応語尾を濁しておく)

 

不満点は留まる気配も無く、むしろ日を追うごとに色々と炙り出されてくる感すらありながらも、なんだかんだ引っ越し後3年目の暮らしを楽しんでいるつもりであった。

 

今朝までは。

早朝、それは眩しい

恐らくこの記事をご覧になっている皆様の大多数にとっては初見かもしれないが、私が現在住んでいる物件のキッチンは東側に窓があり、部屋へは玄関からキッチンを通り抜けてアクセスするような間取りとなっている。

逆に部屋から見た場合、玄関へも風呂へもトイレへもキッチンを通り抜けて(?)アクセスするような状況だ。

この間取りをなんとなく頭に思い浮かべて欲しい。

 

さて、私は普段部屋で寝ている。あいにくキッチンの床や押し入れの中で寝るような習性は持ち合わせていない。

夜間寝ている部屋は南&西の採光であり、更には遮光カーテンを設置しているため、朝起きるまでは割と暗い状態を保つことが出来る環境にある。

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この環境で眠っている状態から、起きて例えばトイレに行く場合を考えてみて欲しい。

 

そこそこ暗い状態を保った部屋から、眠気眼をこすりつつ部屋の扉を開けた瞬間、飛び込んでくるのは東側の窓からキッチンへ燦々と降り注がれる朝日である。

暗から明へ・しかも寝起きの視界と脳ミソにとって、この朝日の光量は目くらましと言っても過言ではない。

なんてったってキッチンの窓は擦りガラスであるが故に、遮光カーテンなんて付けちゃいないからね。そもそもキッチンは調理するたびにある程度油の回る環境なのだから、カーテンなんて設置してしまったら掃除が大変になってしまうだろう。

 

閑話休題

朝起きて10秒で視界が行方不明になる我が家。

今朝もいつも通り、扉を開けた瞬間に視界を奪われ、更には寝起きでぼんやりしたままトイレへと向かったのだった。

 

第三次引きこもり邸大戦の勃発

引きこもり邸室内マラソンにおいてトイレという中継地点を折り返し、ゴールの室内まであと3歩というところで事件は起こった。

 

部屋の明るさにもようやく慣れ、視界を取り戻しつつ部屋の扉へと手を伸ばしたとき、いつもは感じることの無い「異変」に気が付いたのだ。

「それ」は寝起きのぼんやりした脳では処理しきれないような、そして太陽光からの攻撃により視界を奪われた状況では認識不可能な、はたまた裸眼の私にとってはややもすると見逃しそうな「異変」。実際、トイレへの往路では完全に見逃していた。

しかし時すでに復路。眩しさで失われていた視界は戻り、脳の処理速度もスリープモードから立ち上がった今、視力的問題を除いて私が見逃すはずが無かった。

 

ある程度察しはついている。しかし最終確認をせねばならない。

視線を部屋の扉からゆっくりと下ろし、扉の手前約30cmの床に存在する「それ」を確認すべく、直立姿勢から頭を垂れ前かがみになってみる。

 

奴だ。

 

黒くてツヤツヤしていて異様にすばしっこい奴。脚に目を向ければ、グロテスクな無数のギザギザに覆われた6本を高速に動かして縦横無尽に駆け回る奴。コードネーム「G」。

今年は今の今まで1度も室内では遭遇していなかっただけに、このまま平穏無事に年の瀬を迎えられると錯覚していたが・・・思い返せば去年も一昨年も7~8月頃に遭遇していたのだった。

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対峙したが最後、きっちりと勝敗をつけねばならない。デッドオアアライブ。

 

見ろ、Gがゴミのようだ!

先ずは敵の様子をじっくりと観察してみる。

 

過去2年連続で出没したGは、体長がおよそ4cmオーバーで真っ黒いタイプ。

それに対し、今年出没したGは、体長がおよそ2cm程度でどちらかというと焦げ茶色のようなタイプ。

きっとこの両者は別の種類のGであると信じている。まさかとは思うが、真っ黒いタイプが成虫で、その幼児体型バージョンだなんて思いたくもない。

きっとこいつは成虫であり、家の中に発生源があるのではなく、どこか別のところから侵入してきたに違いない。頼むからそうだと言ってくれ。ただしそうだとしたら今度は「どこから侵入してきたのか」という問題が生じるが、今は目の前の奴を確実に仕留めることが先決である。

※発生源(候補):

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去年・一昨年(一昨年に関しては引っ越してきて僅か1週間後!)と死闘を繰り広げたGに比べれば、サイズが小さいぶん恐怖感は非常に小さい。もちろん成虫・幼虫問題があるため、別の意味での恐怖感は割り増しであるが。

その上で、今年のGをもう少しよく確認してみると・・・ん?ひっくり返って脚と触角をじたばたさせている?

 

恐らくはキッチン中にまき散らしているブラックキャップ(12個)のどれかを齧り、その成分が効いているものと思われる。

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これはなんという僥倖。

歴史に名を残す英雄は、運をも味方に付けるという。つまりGと対峙したこの時点で、既にダメージを食らわしている(要因となったであろうブラックキャップを設置した)私こそが英雄であり、勝者である。

 

勝負とは時に残酷であるが、白黒ははっきりとつけねばならない。

相手が暫くまともに動けそうにはないことを確認した上で一度踵を返し、この日のために用意してあった最終兵器を手に取る。

 

奴はまだひっくり返ったまま、脚と触角をじたばたさせている。

残念だったな、だが安心してほしい。今こそこの戦いの勝者である私が貴様をその苦しみから解放し、永遠の眠りへといざなってやる。今日が貴様の命日だ。

 

―――ゲーム・オーバー。

 

パラレルワールド

恐らくはブラックキャップが勝因だと思われるこの戦い。

だがしかし、実は1つのパラレルワールドが考えられるのだ。

この記事の最後に、そのシナリオを少し考察してみたい。

 

if:部屋の扉を開けた瞬間に視界を奪われ、更には寝起きでぼんやりしたままトイレへと向かったあの瞬間、実は足で軽く踏みつぶしていたのでは?

 

考えたくはない、素足でGを踏みつぶしただなんて絶対に考えたくはない。

しかし、Gがじたばたしていた場所を思い返していただきたい。

 

部屋の扉から約30cm離れた場所でじたばたしていた。そしてその距離というのは、扉を開けて第一歩目を踏み出す絶妙の位置である。

さすがに素足で「何か」を踏みつぶしたのであれば、通常ならば気が付くはずである。が、この時は寝起きでぼんやりした状態。なんなら脳はまだ眠っている状態だったかもしれない。

そう考えると・・・以上のようなパラレルワールドも、決して無いとは言い切れないのではなかろうか?

 

この仮説が真だとするならば・・・恐らくはGにとって、己に向かって容赦なく進撃してくる巨人のように感じたことだろう。にも関わらず平常時のあいつらは恐れおののく気なんてありゃしないでやんの。図々しい奴らだねえ。

 

まとめ

Gへの対抗策は大きく分けて3つが考えられる。

  • 殺虫剤(ブラックキャップや今回使ったスプレーなど)
  • 界面活性剤が含まれた何か(去年は「マイペット」で応戦)
  • 物理攻撃(叩き潰す・踏みつぶす)

注意点として、スプレータイプの殺虫剤を使う際はプロパンガスのガス漏れ警報器からは十分に離れた位置で、そして使用後はしっかりと換気をしてほしい。

殺虫剤の中に含まれる成分がLPガスと似ているらしく、警報器の近くで噴射させると誤作動を起こすので注意されたし。

 

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