思い返せば去年の秋の終わり?くらいにアップデート情報がネット上を駆け巡ったものの、私のBlackBerry端末には一向に更新が降ってくる気配もなく、それどころか一時は更新サーバー自体に繋がらなくなっていました。
もちろん、ネット上のの情報を参考にして手動で更新する方法もあったのですが、たまたま巡り合わせが悪くまとまった時間を取れない日々が続いたことと、あっさり更新してしまってはブログネタが無くなる!という理由で、今日までずっと半ば諦めモードのまま放置していました。
それがふと思いついた内容を元にしてちょっと試してみたところ・・・
無事にうちのBlackBerry PassportにもOS更新がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
以下、前提条件やらが特殊すぎてあまり参考にならない可能性も秘めていますが、私がBlackBerry Passportに対して行った操作と、今回のOS更新によって大きく変わった1点について紹介いたします。
きっかけはBlackBerry Classic
BlackBerry Classicの方は更新サーバーに繋がるようになったものの、10.3.2が最新判定
— ふとし (@fc2104) February 10, 2017
BlackBerry Passportの方は相変わらず繋がらないまま
この差はいったいどこから? #blackberryjp pic.twitter.com/aSE61IHjm5
このツイートは約10日前のものですが、それまでBlackBerry ClassicもBlackBerry Passportも「更新サーバーに接続できません」の表示だったものが、BlackBerry Classicの方だけ更新サーバーへ繋がるようになり、同時に「(10.3.2.2836ながら)最新のOSがインストールされています」の文字が空しく自己主張を繰り広げておりました。
このツイートをした時点では思い至っていなかったのですが、少なくとも同じOSを採用しているBlackBerry ClassicとBlackBerry Passportでこのような差が出るということは、何かきっかけがあったからに違いない。
では、そのきっかけは一体何だったのだろう?と考えてみたところ、前日くらいにバッテリーの異常消費が発生していて、朝起きたら電池が0%になっていたのを思い出しました。汗
先に言及しておくと、このバッテリーの異常消費はOSの更新が降ってきたからではなく、恐らくはIP電話アプリのAGEphoneが暴走してバッテリーをモリモリ喰い尽くしたものと思われます。
とにもかくにも、電池が0%になってしまう=一度電源を落としたかのような状態になったあとで、あれほど繋がらなくて恨み辛みの記事(?)まで書いたOSの更新サーバーへ再度繋がるようになりましたし、ここは1つBlackBerry Passportも電源を切るor再起動をかけてみることで、ひょっとするとBlackBerry Classicのように更新サーバーへまた繋がるようになるかもしれない、と考えました。
BlackBerry Passportを再起動する・・・と?
前項の仮説に基づき、BlackBerry Passportの電源ボタンを長押しして「再起動」を選択してみました。
もちろん再起動をかけたところで何も変わらないかもしれませんし、更新サーバーへ繋がるようになったとして、肝心のOSアップデートが降ってくる保証もありません。
ただ端末をパソコンに繋いで、手動でOSのアップデートを試みるよりは手間がかからずリスクも少ないので、先ずは手のかからない?簡単な方からやってみることにしました。
結果。
更新サーバーへの接続状況をこちらから確認するよりも早く、再起動し終えた直後に自動でOS10.3.3.1435が降ってきました!
若干の誤用ではありますが「怪我の功名」ですね。苦笑
ご覧の通り、OSの更新で降ってくるもののサイズは1.6GBもありますので、間違ってもモバイル回線でダウンロードを行わないように!
現時点でMVNOの料金プランにおける1つの水準とも言うべき「3GB・900円/月」の半分を一気に消費してしまいますからね。苦笑
私は家のWi-Fiでダウンロード致しました。
1.6GBともなるとダウンロードするだけでも時間がかかりますが、そのダウンロードした更新をインストールするのもまた時間がかかります。
こういうときは慌てず騒がず、悟りの境地でお抹茶でも飲んで待ちましょう。
暫く待つとインストールが終わり、更新を完了させるべく再起動を促されます。
このタイミングの再起動は過去の経験上非常に時間のかかる再起動となりますので、もし電池の残量が心配であれば充電ケーブルを繋いでおきましょう。
1年ほど前にBlackBerry ClassicのOSをアップデートしたときは15分ほどでしたが、先にタネを明かすと今回のアップデートでは倍の30分以上かかったと思います。
OSアップデートの完了!
再起動をしかけたまま放置しつつ、たまに進捗状況を眺めつつ・・・でそこそこ経ったあと、全工程が完了すると画面にこのような表示が現れました。
燦々と輝く「BlackBerry 10がバージョン10.3.3.1435に更新されました」の文字!
これを俺は去年から待ち続けていたのだ!
ついでにこのようなお知らせも表示されたのですが、こちらに関しては残念ながら何を指し示しているのか現在進行形で分かっていません。
きっと何かが修正されたんでしょう!苦笑
今までは「更新サーバーに接続できません」だの何だの表示されていた更新確認ページも、ご覧のようにきちんと更新がインストールされ10.3.3.1435になっています。
やったぜ!
10.3.3.1435になって変わった事
ぶっちゃけ何が変わったのか今のところ実感がありません。
プラシーボ効果の範疇かもしれませんが、変化があったとしたら文字入力がミリ秒単位でサクサク入力できるようになった気がするくらいでしょうか。
・・・いや、大きな変化点が1つありました。
BlackBerryと緊急地震速報・その4くらい
これまでSIMカードを引っこ抜いてみたり、胸筋マッチョマンアプリを入れてみたものの後に削除できなくなって悪戦苦闘してみたり・・・
Roco Earthquake亡き今、どうにかしてBlackBerryで緊急地震速報を受信しようと、あの手この手を尽くして来ました。
OSがアップデートされたことで、ひょっとしたらこちらの問題も解決するかもしれない・・・と淡い期待を抱きながら、BlackBerry Hub設定を確認してみました。
BlackBerry Hub設定の確認
音声通話もSMSすらもついていない、純粋なデータ通信専用の0simを挿したままですが、ご覧の通り緊急通知の欄が復活しました!!
さっそく中の項目を確認してみます。
以前、simカードを抜いて確認した時は4種類くらい出てきたように記憶していますが、今回のOSアップデートによって表示されるようになった緊急通知はETWS通知の1項目のみです。
これらの違いはまだイマイチ分かっていませんが、これできちんと緊急地震速報が受信できるならば結果オーライという事でしょうか。
※以前:
まとめ
- BlackBerry Passportに10.3.3.1435が降ってきていない人は、一度端末の再起動をかけてみるといいかも?
- BlackBerry Classicの方は再起動をかけても相変わらず10.3.2.2836のまま
そもそも昨日まで続いていた「更新サーバーに接続できません」の表示自体、私の他に表示されていた人が居たのかどうかすら怪しいところではありますが、とりあえず端末の再起動程度であれば「パソコンに繋いで手動アップデート」よりははるかにローリスクですので、一度試されるのも1つの手だと思います。
それでも最新OSが降ってこない場合は、まだあなたの端末は「選ばれし物」ではないということです。苦笑
気長に待つか、手動アップデートに挑戦するか・・・お好きな方をどうぞ!(※当方では如何なる責任も負いません)