現在ふとしは通常の携帯電話よりも安価なIP電話として、FUSION IP-Phone SMARTの番号を1つ取得しています。
FUSION IP-Phone SMARTの最大の特徴はなんといっても「月額基本料が無料」であることでして、これは他の050PlusやLaLa Call*1といったIP電話にはない大きな特徴です。
その分、通話料金面ではそれなりに割高な設定となっていますが、それでも携帯宛・固定宛・有料の050番号宛・国際電話宛が全て一律30秒8円に設定されていますから、通常の携帯電話料金よりは安価で通話が可能です。
cf.050PlusやLaLa Callの場合、固定回線宛はたぶん3分8.4円くらいの水準
で、ですね。
IP電話をスマートフォンで利用するためにはSIPアプリというものが必要になってくるわけでして、今まではAndroid向けアプリのAGE phoneを利用していました。
これはこれで通話はそこそこちゃんと出来ますし、決して悪くはなかったのですが・・・
- 操作するのに画面をペタペタ触る必要がある(BlackBerry Classicのトラックパッドやキーボードの存在意義がない!笑)
- 長期間に渡り発信も着信もしていないと、突然電池をドカ食いし始める
この2点だけがどうにも気になってしまいまして。
控えめにいって鬱陶しい。笑
よって、「思い立ったが吉日」の言葉通り、突然のこのタイミングで前々から気になっていた「sip.fm」というBlackBerry向けのアプリを試してみることにしました。
結論から言うと、AGE phoneもsip.fmも一長一短ですね。汗
BlackBerry Worldよりダウンロード
AndroidですとGoogle Pley Storeの名称でしたっけ?
iPhoneの場合はApp Storeの名称でしたっけ?
そんな感じのアプリ倉庫が一応BlackBerry向けにもありまして、BlackBerry Worldという場末感漂う場所からアプリを探すことになります。
※ちなみにAndroid向けアプリを公式にBlackBerry向けチューニングを施して配布していると思われる場所がAmazon Appsです。
こちらがBlackBerry World内にあったsip.fmの配布画面(キャプチャ)です。
昨日のマッチョマンよりは健全な見た目ですね!笑
詳細の英文に一通り目を通した気分になった上で、右上のダウンロードを押すとすぐにダウンロードが開始されます。
ちなみにこのアプリはなんと無料!
有料アプリが圧倒的に多いBlackBerry World内において一筋の光明のようですね!
起動してみる
ダウンロードは割とすんなり?いきましたので、早速起動してみたいと思います。
なぜハテナマークをつけたかと言われれば・・・
電話関連のアプリだけあって、求められる権限が群を抜いて多い!笑
適宜権限を渡すものと拒否するものを個々の判断において取捨選択してください。
さてようやくの起動画面です。
ぱっと見ではAGE phoneとそこまで大差がない・・・と言えなくもないですね。
とにもかくにも、まずは右上に「No account configured」と書かれていますので、SIP情報の登録を行います。
この辺の情報はIP電話を契約しているとマイページなんかに詳細が書かれていると思いますので、この場では割愛いたします。
だいたいは電話番号とかがユーザーネームになっていたりするのだよ。笑
メイン画面の上辺を下に引っ張ったときに出てくるOptions内のコーデックに関しては、FUSION IP-Phone SMARTで対応が謳われているものをとりあえず全部チェックしておきました。
これだけあれば、電波が繋がっている限りはちゃんと通話ができるでしょう(願望)
実際に使ってみた感想
画像はSIP情報設定前の使いまわしですが、このアプリを入れて一番の収穫は何と言っても「BlackBerry端末向けに作られたアプリだけあって、トラックパッドやキーボードでちゃんと操作ができる!」ことです!!
そんな「当たり前」のことが、Androidアプリをエミュレートした形で?配布されているAmazon Appsのアプリでは出来ない場合が圧倒的に多いのだよ!!涙
これだけで喜べるあたり、良い具合にBlackBerry端末に飼いならされていると思います。苦笑
操作の上で欠点があったとすれば、電話をかけるときに思わず物理キーとしての発信ボタンを押したくなりますが、このアプリからかけるときは左下のCallボタンをトラックパッドで(あるいは指で)ポチッとやる必要があります。
それ以外は操作の上で欠点はないでしょうね。
BlackBerry Classicのキーボード上に刻印されている数字ボタンも、画像の一番右上にALTと表示されている通りそのまま打てば[Number to call]の部分に数字が入力されますので、まさに至れり尽くせりだと思います。
欠点
電池の消費が激しい!
ただその1点のみが実に惜しい!
当初、最小化しただけで閉じずに放置していたのですが、本人の知らぬ間にグラフの通りモリモリと電池を食っていきまして、夕方気づいて慌てて終了したところ従来通りのグラフの傾きに戻りました。
そして夜になってこのブログ記事を書く上で、再度色々設定を弄ってみるために起動をしたらご覧の通りだよ!苦笑
まとめ
トラックパッドとキーボードで操作できるのはポイントが高い。
でも電池消費を考えると発信専用アプリと割り切った方が幸せになれるかも。
AGE phoneの方はトラックパッドがほぼ使い物にならないうえ、ダイヤルする場合は画面をポチポチ触らなければいけない。
反面、起動していても待ち受けだけでここまで一気に電池が減ることはないはず。
なかなかうまくはいかないものですね。。。
*1:2017年1月31日までは月額無料