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ついに登場・LINEモバイル

半年ほど前からサービス提供予定のアナウンスがなされていたLINEモバイル

hikiblo.hateblo.jp

 

正式なサービスインは来月10月1日かららしいですが、本日9月5日より2万件限定で先行スタートとなりました。

LINEモバイル公式サイトへ

 

ロゴはシンプルにそうなったかー!

新規参入だからって変にひねる必要は無かったんだね!

 

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※ふとし画伯が半年前に考えたロゴ案(恥)

 

半年前に当時のアナウンスを元にして具体的なサービス内容をあれこれ推測しましたので、答え合わせも兼ねてLINEモバイルの内容を見ていきたいと思います。

 

 

「LINEフリー」と「コミュニケーションフリー」の2軸展開

元々アナウンスされていた「最低価格が月500円」のプランについては、LINEの通信量(LINE LIVE及びラインアプリ以外のサービス・共有された外部リンクへのアクセスを除く)がカウントされず、LINE以外へのLTE通信が月に1GBまで可能な「LINEフリー」というプランでした。

 

ふとしは半年前、値段を聞いて

最低価格が月500円を予定しているLINEモバイルですが、この月500円プランはLTEが利用できない「200~300kbps固定」のプランとなる気がします。

 

根拠は直感です!外れたらごめんなさい!!

外れた時の保険として「月1GB程度のプランかも~?」と言及しておきます。笑

このように予想していました。

いやー、保険をかけておいてよかった。苦笑

 

そしてこれとは別に「コミュニケーションフリー」というプランも設定され、以前言及されていたTwitterやFacebookも無課金となるサービスはこちらに集約された模様です。

※もちろん「コミュニケーションフリー」プランでも、LINEの通信量については「LINEフリー」プランに準じた内容です。

 

データ量と月額料金

「LINEフリー」プランについては、月間データ量は1GBのみが提供される模様で、そこにSMS対応(+120円)/音声対応(+700円)の有無が選択できる形です。

 

「コミュニケーションフリー」プランは、月間データ量が3GB・5GB・7GB・10GBの4コース展開で「データ通信のみ」の選択肢が無くなり「データ+SMS」か「データ+音声(SMS含む)」のどちらかになります。

  • 3GB:1110円/1690円
  • 5GB:1640円/2220円
  • 7GB:2300円/2880円
  • 10GB:2640円/3220円

それぞれのコースにおいて「データ+SMS」/「データ+音声(SMS含む)」の料金内訳は以上のようになっています。

 

相場に比べるとちょっと高いかな~?という気もしますが、LINEもTwitterもFacebookもそれぞれ一部を除いて通信量にカウントされないわけですから、実質的なデータ通信量は1割増しくらいでしょうか。

そう考えるとこの値段設定は特別安くも高くもない、と捉えることができますね。

 

通信量に「含まれる」もの

基本的にはLINEもTwitterもFacebookもそれぞれ一部を除いて通信量にカウントされないので、「含まれないもの」を挙げていくとキリがありません。

なので、通信量に「含まれるもの」・つまりフリーにはならないものをおさらいします。

  • LINE・・・LINE LIVE及びラインアプリ以外のサービス(ゲーム、音楽、LINEニュースなど)・共有された外部リンクへのアクセス
  • Twitter&Facebook・・・ライブストリーミング(メッセンジャーなど)・外部リンクへのアクセス

 

特記すべきことは、フリーになるものに関しては「アプリで利用した場合に」通信量には含まれませんでしたが、Webブラウザで利用した場合通信量に「含まれないことでしょう。

通信先・通信内容を本格的に選別していることの裏返しですね。

 

評価点

今やSNSはコミュニケーションツールとして大勢の人々に使われていますから、LINEという一大SNSを運営している会社がSNSを通信量のカウント対象外にしたのは英断だと言えるでしょう。

 

また細かい部分ですが、月次のデータ容量を使い切って200kbpsに速度制限されても、前述の通信量に「含まれないもの」の利用については引き続き高速通信が可能にしたのも、MVNO事業者としてのサービスに対する本気度が伺えます。

利用開始日を含む初月の月額基本料金が無料*1であったり、余った通信量を翌月に繰り越せるのも地味に嬉しいポイントです。

 

その他、LINEモバイル限定のサービスとして「LINEを使って友達にデータをプレゼントしたり、もらったりすることができます」とありますが、これってほぼmineoのパケットシェアのようなシステムですね。笑

後発のMVNO事業者だけあって、先発のサービス内容をよく研究されているなと感じます。

 

疑問点

LINE・Twitter・Facebook使い放題(完全使い放題とは言っていない)

「LINEフリー」コースの場合はLINEが、「コミュニケーションフリー」コースの場合はLINEに加えてTwitterとFacebookも通信量に含まれない、とアナウンスしています。

 

ただ注意事項をよく読むと「帯域を長時間占有したりすると通信を制限する場合もある(要約)」と小さく書かれています。

これが具体的にどの程度なのか、皆目見当がつかないので具体的な目安(3日366MB、みたいなもの)があるとうれしいですね。

 

通信制限の有無(通信量に「含まれるもの」の範囲で)

通信量に「含まれない」データ通信の方でも、使い方次第では通信制限をくらう可能性があることが判明しましたが。

では通常のデータ通信において、月次データ量を使い切った場合の200kbps制限以外に同様の通信制限が存在するのか否か、が目を通した限り見つけられませんでした。

 

LINEモバイルを契約するからと言って各種SNSしか利用しない!なんてことはないでしょうから、その辺の通信制限条件が内部で設定されているのであれば、情報として開示しておいて欲しいかなと感じます。

 

データ繰り越しは言及がありましたが、バースト機能については言及がないので恐らく無いのでしょう。

もっとも「バースト機能の狙い」を考えれば、LINE・Twitter・Facebookの通信量をカウントしない時点でバースト機能はあまり必要なくなるのかもしれませんが。苦笑

 

まとめ

半年前のアナウンスでかなり世間の期待度・ハードルは上がったと思いますが、実際にサービスインして内容を確認してみる限りでは「概ね応えられている」上々のスタートだと感じました。

時代のニーズに即したサービスを提供する中でも、他のMVNO事業者とはちょっと違った志向のサービスなので、今後どのように盛り上がっていくのか様子を見ていきたいですね。

 

ちなみにLINEモバイルのMVNE元はNTTコミュニケーションズとのことです。

OCNモバイルONEのMVNO事業者でお馴染みですね。

*1:初月に解約した場合は1か月分を請求

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