ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

とあるMVNOの体を張った一発ギャグ

今回もMVNOの話題ですが、内容があまりにもギャグ過ぎて言及せずには居られなくなりました。苦笑

サービスの内容(一部抜粋)をまずは紹介したいと思います。

 

謎会社(MVNO)のサービス内容(一部抜粋)

【プラン1】

初期費用:3000円

通信速度:上下とも1Mbps(Xiエリア&FOMAエリア/データ通信専用)

月間通信量:制限なし

最低利用期間:なし

その他:iPhone6がセット(端末代金0円)

 

【プラン2】

初期費用:2000円

通信速度:上下とも1Mbps(Xiエリア&FOMAエリア/データ通信専用)

月間通信量:制限なし

最低利用期間:36ヶ月以内の解約で4000円

その他:中古端末(届くまで不明&ユーザーでの指定不可)がセット

 

両プランとも、ぷららモバイルLTEやワイヤレスゲートの3Mbps定額simを彷彿とさせるような体系となっていますが・・・じっくり見ると色々怪しい気配を感じませんか?

 

プラン1はiPhone6が完全無料でついてくるってどういうこと?

プラン2も届くまで詳細不明の中古端末がついてくる上、最低利用期間が36ヶ月とか舐めてるの???

 

謎が謎を呼ぶプランではありますが、ここまでの情報だけだと・・・なんとなーくではプラン1の方が魅力的だと思います。

通信速度の上限が1Mbps固定とはいえ最低利用期間も月間通信量制限もなく、iPhone6が実質無料ではなく完全無料でついてくるわけですから。

 

では、種明かしといってみましょうか?

 

プラン1:超高速独占プラン

sumaho-mania.com

普通、携帯の回線と言えば、1つの帯域を複数のユーザーで共有するというやり方が3大キャリアでありMVNOであり、さらにはWiMAXや固定の光回線にも通ずるものです。

 

しかし、この「超高速独占プラン」の場合。

契約した方1人だけの、言わば「オーダーメイド回線」です。

世界で1つだけの、自分1人で独占できる回線です。

「ナンバーワンにならなくても良い、もともと特別なオンリーワン」ですね。笑

 

・・・根本的に「速度上限が1Mbps固定のものを超高速と称するのは如何なものか」との思いも生じないわけではないですが、帯域を独占できるのですからそこの部分はこの際目をつむるとしましょうよ。苦笑

 

さて、1人で1つの帯域を占有でき、iPhone6が無料でついてくるこちらのプラン。

月額料金は298000円です。

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にじゅうきゅうまんはっせんえん!!!!

 

そらiPhone6も無料でついてくるわ!

月間通信量制限も最低利用期間も設定する必要がないわ!

むしろキャリアから回線(帯域)1本を卸すのに29万8000円という単価(?)が明かされたことの方が驚きです。

 

一発ギャグとしてはかなり体を張ったと思われるこの「超高速独占プラン」でしたが、それではもう1つの「プラン2」の方はどのような内容になっているのでしょう?

 

プラン2:超激安激混みプラン

sumaho-mania.com

超高速独占プランとは裏腹に、こちらは1つの帯域にユーザーをたくさん詰め込むことで、月額料金を大幅に安くしよう・・・という趣旨のプランだそうです。

 

気になる月額料金は298円。

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独占プランの1000分の1かよ!

むしろ言い換えれば「1つの帯域に1000人を詰め込みます」と宣言しているようなものですね?

 

と書いておいて公式サイトを再度よく見たら・・・

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きっちり明記されていました。苦笑

 

むしろ発売時期が2016年5月2日となっているのにこのタイミングで広告(ケータイ Watchへ記事出稿)をしているあたり、ネットユーザーの口コミに期待したら予想外に集まらなくて、慌てて撒き餌を用意した・・・みたいな感じでしょうか?

 

残念だったなモバレコモバイル

 

FREETELのにーくーきゅー!や、自分で「神プラン」と銘打ってしまったロケットモバイルの298円プランが出てくるタイミングと大幅にずれていたら、もっと話題を集められたであろうとは思います。

出てくるタイミングも悪ければ、出てきた相手も悪かったってことです。笑

 

まとめ

So-netの0 simあたりからじわじわと火がつき始めた「超低価格路線」ですが、今後新たなトレンドとして低速固定で月額300円程度というのが1つの目安になってくるのでしょうか。

この価格・サービスだと、さすがに「業界最安値水準」を謳うDMM mobileと言えども中々に追従はし辛いところでしょうし。

 

今回の「超激安激混みプラン」は、かつてのWillcomPHS)での通信速度を経験したことのある極少数の人であれば、何とか使いこなせるかも知れません。

ただ、その他大勢の人にとっては「月額298円となる代わりにキャリアの速度制限状態が24時間続くこと」を受け入れられるか否かが1つの分かれ目であり、実効速度のイメージとなることでしょう。

 

それにしても・・・何度見返しても体を張った一発ギャグにしか見えんわ。。。笑

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