ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

LINEモバイル、どう思う?

ちょっとばかり耳を疑うニュースが飛び込んできました。

linecorp.com

 

手軽にやり取りできるコミュニケーションツールとして、今や絶大なシェアを誇るようになったLINEがMVNO事業「LINEモバイル」をスタートさせる、との事です。

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LINEの利用率は高いですからね~。

人気がありあまって「オフィシャルになるだけ!」と大賑わいするくらい、大勢の人に使われています。

引きこもりのふとしですらLINEを利用しているぐらいですし。

主に割引クーポンの受信用ですけど。

 

サービス内容おさらい

LINE使い放題

一番インパクトが大きいのは「LINEの主要なサービスが全て通信量にカウントされない」ことでしょう。

先日発表のあったFREETEL SIMではテキストメッセージ・画像・スタンプの3つのみが無課金対象でしたが、本家となるLINEモバイルでは無料通話や動画も対象となるらしいですからね。

hikiblo.hateblo.jp

 

MVNOにおける欠点の1つとして「3大キャリアと比べて通話料がかさむ」点が挙げられます。

まだまだ大多数のMVNO事業者では「かけホーダイ」系のサービスはありませんし、割安なIP電話を使うにしても、携帯相手だと基本的には30秒で8~10円前後はかかります。

IP電話の事業者間では相互に通話無料となるサービスを実施しているところもありますが、その恩恵を受けるためには自分だけでなく通話相手にもIP電話番号を取得してもらう必要が出てきます。

 

しかしLINEが爆発的に普及した今、LINE通話が通信量にカウントされない=無課金対象となることで、そういった通話料の問題がある程度解決されることとなります。

これだけでもLINEモバイルはかなり優位に立てるでしょう。

 

Twitter/Facebookも無課金対象

まだ公式には「閲覧・投稿」までしか言及されていませんが、これらのSNSもデータ通信量にカウントされない無課金対象となるそうです。

LINEだけでなくTwitterやFacebookも対象としたあたりにLINEモバイルの本気度が伺えます。

 

料金は月500円(予定)から

いくらLINEなどが無課金対象となっても、肝心の月額使用料が高ければ意味がありません。

今回の発表では、最低価格は月500円から選択可能となるそうですし、その最低価格の料金プランでもLINE使い放題は適用されるようです。

 

問題点・疑問点

料金プランと通信量の関係

最低価格が月500円を予定しているLINEモバイルですが、この月500円プランについては、LTEが利用できない「200~300kbps固定」のプランとなる気がします。

根拠は直感です!外れたらごめんなさい!!

 

外れた時の保険として「月1GB程度のプランかも~?」と言及しておきます。笑

※追記※この最低価格のプランは、LINE以外へのLTE通信が月に1GBまで可能な「LINEフリー」というものでした。

現在の相場から推測して・・・500円で0GB(低速固定)~1GBくらい、800~900円くらいで3GB、2000円くらい払うことで月7GBくらいLTEを使えるようになるのかな?

 

どちらにせよ月々使えるLTE使用量がどの程度で、どういった料金を提示してくるのかは気になるところです。

その上で速度規制条件の有無や、低速通信時における「更なる速度制限」なんかも詳細が発表され次第確認する必要がありそうです。

 

※サービススタート後の情報についてはこちらもどうぞ:

hikiblo.hateblo.jp

 

使用アプリを特定するということ

FREETEL SIMの時もそうでしたが、アプリによって通信量をカウントするか否か判別するということは、逆説的に「現在何のアプリをユーザーが使用しているか、逐一監視させていただきます」と捉えることもできます。

 

正直に言ってしまうと、ちょっと抵抗がありますね。

センテンススプリング事件もあったくらいですし。苦笑

さすがに通信(やりとり)の中身までは見てこない・・・と信じたいところですが、果たして。

 

MVNE元は?

ケータイWatchの記事の中に気になる一文がありました。

k-tai.impress.co.jp

MVNE(MVNO支援事業者)を利用して参入するとのことだが、どのMVNEを利用しているかは、今回明らかにされていない。

 

アプリ単位で通信量のカウント/ノーカウントを判別するあたり、まさかのFREETELかな?と邪推してみたり。

あるいはMVNEとして一定の実績をもつIIJが無難に卸すのかな?とも思いますし。

こればっかりは何とも言えないですね。

OCNモバイルONEのMVNO事業者でお馴染みのNTTコミュニケーションズだそうです。

 

その他

TwitterやFacebookはアプリ版もブラウザ版も存在します。

当たり前と言えば当たり前でしょうが、通信量ノーカウントとなるのはきっとアプリ版だけでしょうね。

 

なぜこんなことを言い出したかといいますと・・・

 

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こちら、BlackBerry ClassicのFacebookアプリです。

先日アップデート通知が届きました。

 

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更新内容です。ざっくり訳してみましょう。

「これはBlackBerryユーザーにとって重要なアップデートだよ。今後もFacebookにアクセスする場合はブラウザベースのやつを使ってね。(中略)ちなみに2016年3月31日で古いバージョンのアプリは動かなくなるから!」

 

古いバージョン→今月末で終了。以後ブラウザからアクセスする必要あり。

最新バージョン→ブラウザからアクセスする必要あり。

 

ざっくり訳しすぎて文意を読み違えている可能性もありますが、どちらに転んでもアプリは今月末で使えなくなる気がします。

・・・さすがにBlackBerryユーザーでLINEモバイルを契約する人は(今後の発表次第とは言え)ほとんど居ないとは思いますけどね。苦笑

 

まとめ

せっかくなので、画伯ふとしが今回のLINEモバイルのロゴを試作してみたよ!

 

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恥を知れ、恥を。

 

ちなみにLINE自体のアイコンですが、LINEロゴガイドラインなるものが定められておりまして、あのシンプルかつ有名で目立つアイコンに改変を加えることは禁止されています。

line.me

 

だから手書きで自作するしかなかったんだよ。汗

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