ひきぶろ。

睡眠障害からの社会復帰を目指す、引きこもり(自宅療養)の実態を大公開!

新生活のスタートに合わせて使い始めたい格安SIM(MVNO)・2016年春版

早いものであと10日ほど経てば2016年度のスタートです。

年度の切り替わりには出会いあり・別れあり、人によって多かれ少なかれ差はあれど変化がつき物の時期ですね。

 

Q:引きこもりのふとしさん、何か変化のご予定は?

A:無いです(即答)

 

新生活のスタートにあたり、特に一人暮らしの方々であれば、毎月の通信費も決してバカには出来ないでしょう。

各3キャリアのパケットし放題プランに、家での固定回線も契約して・・・となると一発で1万円オーバーです。

これら通信費を、新生活のスタートを機に見直したい!とお考えの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、4つのタイプに絞ってそれぞれに最も向いていると思われるMVNO事業者をピックアップしてみました。

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皆様の新生活のお役に立てれば幸いです。

それではどうぞ~

 

 

MVNOデビューしてみたい人向け

ふとし個人的にはFREETEL SIMをオススメします。

 

メリット

MVNOにある程度精通している方々であれば「いやいや、そこを勧めるのはちょっと違うだろ!」と思われるかもしれません。

ただ少なくとも「これからMVNOデビューしてみよう」と考えている程度の人々の場合、月々の通信容量に関しては「7GBを超えた(=通信制限がかかった)か・超えていないか」のラインでしか把握されていないと思うのです。

そういう人々にいきなり「月○GB」といったプランを選ばせるのは、選択肢が多すぎてちょっと難しいのではないでしょうか。

 

それならば、使った通信容量で自動的に料金が変動し、なおかつ上限(10GB)が設定されているFREETEL SIMで先ずは自分自身の月間通信容量を把握して、その後自分に合ったMVNO事業者に移る方が賢明だと考えます。

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デメリット

使った通信容量で自動的に料金が変動するシステム上、たとえ1MBでもオーバーすると次のゾーンへ移ってしまいます。

例えば1GB~3GBまでのゾーンであれば月900円ですが、そこから1MBでもオーバーした途端、月1520円かかる5GBまでのゾーン料金になります。

これが他社の「月3GBプラン」であれば、料金そのままで最後の1MBだけ速度制限がかかるだけで済みますから、この差(3GB→5GBの場合620円の差額)をどう捉えるか次第とも言えるでしょう。

 

またFREETEL SIMの場合、都市伝説レベルでの噂に過ぎないですが「通信を行う対象で速度を変動させている」と耳にします。

テキストや画像など比較的軽いものを扱う時は高速で、動画など通信容量・帯域を喰うものを扱う場合はギュッと絞って低速にするとか、しないとか。。。

ふとしの手元に実際に契約したSIMカードが無いので試すことが出来ませんが、もしFREETEL SIMを検討中であれば、一度ヨドバシカメラ(一部店舗)で実際に体験させてもらうと良いかもしれません。

 

似たサービス

b-mobileのおかわりSIMというサービスがあります。

 

ただb-mobileの場合、制限事項がかなり多いので「細かいことは気にしない!」タイプの人でないとちょっと苦労するかもしれません。

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この中でも特に「低速時の“更なる”速度制限」「低速時の画質圧縮」は、受け入れられる人と耐え難い人とではっきり分かれる類のものですからね。

 

FREETEL SIMと比較した場合、料金体系のきめ細かさではb-mobileに軍配があがりますので、どちらを重要視するかで選択するのも手だと思います。

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現在の通信費をとにかく安くしたい人向け

悪いことは言わない、DMM mobileで大人しく手を打とう。

 

メリット

事業者側から「業界最安値水準」「他社徹底対抗」と謳っていますし、実際に他社でより安いプランが発表された場合、月額料金の見直しが度々行われています。

この料金の見直しは既存ユーザーにも適用されますから、一度契約しておけば基本的には月額料金が下がることはあっても上がることはないでしょう。

 

その他、余った通信容量の翌月繰り越しや低速時のバースト機能も備わっていますから、料金面以外でもコストパフォーマンスの良いMVNOと言えます。

 

デメリット

DMM、と訊くとどうしても真っ先に○○が浮かぶのではないでしょうか。特に男性。

所詮MVNO選びと言えども、やっぱりイメージって重要でしょ?笑

 

真面目にデメリットを上げるならば・・・

「低速通信時にバースト機能が備わっている」と先ほど述べたばかりですが、その低速通信状態で3日間(当日を含まない)の通信量が366MBを超えた場合、更なる速度規制が待ち構えています。

先ほどのb-mobileと同じですね。

 

低速通信の最大200kbpsというのは、控えめにいってTwitterやLINEといったSNSの「テキストのやりとり」がどうにかなるレベルです。

そこから更に速度規制がかかった場合・・・もう、どうなるか予想がつくでしょう?

 

しかもこの「更なる速度規制」は、直近3日間の通信量の合計が366MBを下回るまで制限が続く場合があると明記されているくらいですので、低速通信状態で無理矢理SNSを使い続けた場合、いつまでも更なる速度規制状態が終わらない可能性もあります。

 

一応プラン(月○GB)はたくさん用意されていますので、1ヶ月使ってみて翌月は別のプランに切り替える作戦も合わせて検討されると良いでしょう。

 

月末の規制が煩わしい人向け

マツコ・デラックスさんがイメージキャラクターを務められているOCNモバイルONEがオススメです。

 

メリット

なんといっても誰もが知っているであろうNTTが運営しているMVNOですから、サービスが突然終了するようなことはまず無いでしょう。

大手の安心感はマツコ・デラクッスさんの体積と同じく絶大です。

 

その上で今までに紹介してきたMVNOとは違う、ユニークな点が「1日○MBのプランがある」ことです。

月○GBと定められたプランの場合・また大手3キャリアもそうですが、一定の期間で定められた容量を使い切ってしまったら、月末までずーーーっと速度規制状態が続きます。

普段からスマホで動画を楽しんだり、ツイキャスなどのストリーミング系サービスを利用している人の場合、月末付近は速度規制で憂鬱な日々を過ごされているのではないでしょうか?

 

その点、このOCNの場合ですと1日ごとに通信量がリセットされるため、どれだけデータ通信を行っても24時を過ぎれば必ず高速通信状態に戻ります。

なので月末も快適なスマホライフを送れると思います。

 

デメリット

メリットの裏返しでもあるのですが、1日に高速通信でやり取りできるデータ量が決まっている以上、平日は控えめに使って休日にどっぷり消費する作戦が使えません。

データ容量の繰り越しも翌日までしか繰り越せません。

アプリやOSのアップデートが入った場合、最悪それだけでその日の高速通信データ量を使い切る可能性もあります。

 

よって普段の生活を見返してみたとき、日によって通信量に大きくバラつきのある人には正直向かないです。

 

それとMVNO界では大手ゆえに利用者が非常に多いので、混雑時間帯はほぼ速度を期待できないかと思います。

 

auスマホを使っている人向け

そもそもふとしはauスマホを使っていないので分かりません!笑

が、根本的にau系のMVNOってmineo(&Fiimo)かUQ mobileしか今は選択肢がないと思いますし、どちらを勧めるかと言われればmineoしか書きようがない。苦笑

 

メリット

mineo独特のサービスとして「フリータンク」があります。

このフリータンク機能は、データ通信容量が実質的に1GB増えるサービスですので、月末に速度規制で頭を抱えている人々にとっては救世主となることでしょう。

hikiblo.hateblo.jp

 

またAプラン(au回線)のみ速度規制を行う可能性があるそうですが、これもb-mobileやDMM mobileの時と違い、当日を除く直近3日間で3GB以上を利用した場合とかなり緩めに設定されています。

 

その他、隠れたオススメポイントとして、標準で「XXXXX@mineo.jp」のメールアドレスが無料で1つ発行されます。

他のMVNO事業者だと有料オプション扱いだったり、そもそもメールサービスを提供していなかったりしますが、キャリアメールの代わりに別途フリーメールを取得する手間を省けるのは地味に嬉しい部分だと思います。

 

デメリット

良く言えばオールラウンダー、身も蓋も無い言い方をすれば「どれをとっても平均点の器用貧乏」。

 

料金が安いかと言われれば・・・データ通信のみで3GB/900円なのは相場どおりとして、1GB/800円・500MB/700円は正直コストパフォーマンスがよくありません。

速度が速いかと言われれば・・・特別速いわけでもなければ極端に遅いわけでもなく、混雑した状況・時間帯では普通に速度低下も引き起こします。

hikiblo.hateblo.jp

 

どこを切り取っても中途半端なMVNO。(※少なくともdocomo回線の場合)

それがmineoです。

木部さんベッキーさんも色々あってイメージキャラクターから降板しちゃいましたしね。

 

まとめ

数あるMVNOの中から4パターンに絞って紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

 

ここ数年はかつてないほどの盛り上がりをみせているMVNO界隈には、他にも雨後の筍のごとく事業者が乱立状態となっていますので、この記事がご覧頂いた皆様にとって自身に最適なMVNOと巡りあえるきっかけになる事を陰ながら願っております。

 

ただ、どのMVNOにおいても当てはまることですが、MVNOは「速度そのままでキャリアより料金がグッと下がるもの」ではありません。

料金はグッと下がるけれども、「それだけ制約もついてくるもの」です。

 

最近は特に「格安SIM(MVNO)=スマホの料金が下がる」面だけを前面に押し出している風潮があります。

ですが基本的には事業者に依らず、時間帯によって通信速度の変動が大きいことを理解したうえで、そういう制約を受け入れられる人が使うものだという原点を見失わずに居れば、大きな失敗は回避できるのではないでしょうか?

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