「(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。(中略)またネットスラングとしては、「中」の字を「厨」で置き換えた厨二病という表記も見られる。―――Wikipediaより
なんかよくわからないが「俺は他とは違う」と言いはじめる、アレです。笑
私の少年時代の場合、ひたすら邦楽のメロコア系インディーズバンドに傾倒していました。
さて、そんなネットスラングの厨二病とは別?に、音楽集団としての「厨二病」なる人々が存在します。
昨日(2015/12/9)、そんな「厨二病」のライブを見に行ったら・・・色々と衝撃を受けました。
そもそも「厨二病(音楽集団)」とは何か、も含めて以下ご紹介いたします。
厨二病(音楽集団)とは
ハシバタカナリさん(@ginghamvo @848vo)率いる音楽集団です。(→公式Twitter 新・公式Twitter)
基本的にはバンド構成ですが、独自調査によると「地下アイドル」を自称されているようなので「音楽集団」と曖昧に濁して呼称しておきます。笑
構成員の総数は大雑把に20人越え・・・えっ?バンド構成でそんな大人数!?
あまりにメンバーが多すぎて、どの方がメンバーでどの方がメンバーではないのか分かりかねたうえ、メンバーの加入・脱退が頻繁に起きすぎているので、ハシバさん以外については各自リサーチをお願いします。苦笑
※その後ハシバさん本人が脱退されました。あんたが脱退してどうするんだ!笑→2017年以降はほぼ活動休止?自然消滅状態です。
なおハシバさん自身は2018年より精力的に、複数の地下アイドルグループへ楽曲提供をされています。
厨二病(音楽集団)との出会い
元々はハシバさんの直前の活動がきっかけ・・・と言えるでしょう。
そこから紆余曲折あって厨二病の存在を知りました。
はい、端折りすぎですね。笑
きっかけとなった直前の活動に関しては・・・ご本人も半ば公言されているような状態ではありますが、各方面への影響を鑑みてこの場では詳細を控えさせて頂きます。
とにかく、バンドなのにメンバーが極端に多かったり、ステージに金属バットとドラム缶があったり、寿司やローストビーフを振舞っていたり・・・
厨二病に関してツイッターで調べれば調べるほど、「バンド」とは何たるや・・・色々と概念を軽々覆され続け、これは是非一度実際にライブを見に行って己の目で確かめねばならないと思うようになりました。
しかし、ここでおさらいです。
私は(自称・ニートではなく)引きこもりです。
玄関のドアを開けるのが週に1度しかないことも多々ある人間にとって、家から遠くの・それも人ごみだらけの大都会へ繰り出すには、ちょっとハードルが高すぎます。
せめて何か、複数の用事が同じ日に集まってくれれば。。。
2015/12/9
この日は予定がありました。
こちら、私のとっておきのベース*1+個性的な弦*2+個性的なストラップ*3。
このベースですが、弦を張替えブリッジを我流で掃除した結果、ノイズが乗りやすくなってしまいました。
最初は「気のせいかな?」とも思ったのですが、何回触ってみても間違いなくノイズが乗っています。
ここは前回同様、やはりプロの技に頼るしかない!
この時にお願いした、プロのリペアマンが無料で調整を施してくださるイベント。
2015/12/9は渋谷で開催されることになっていました。
時を同じくして厨二病(音楽集団)のライブスケジュール。
12.9@渋谷GARETTE
舞台は整いましたね。
サア、ヤミノゲームノハジマリダ。
ライブの様子
渋谷GARETTE入り口にて。
「ハシバタカナリ」名義でしたが厨二病setでした。
開演前の一コマ
暗闇+ズームだとBlackBerry Classicのカメラでは限界がある、と感じた1枚。苦笑
そして・・・ついに開演!
いざ、対峙!
※注意※
ライブハウスによっては/またはバンドによっては「一切の撮影・録音を禁止」している場合があります。
むしろ禁止である事が前提だと思ったほうが良いです。
撮影できる場合はあくまでもイレギュラーな対応であるということを十分に認識しておきましょう。
照明の加減+BlackBerry Classicのカメラ性能のため、一部とんでしまっているのが残念ではありますが、この日の厨二病(音楽集団)メンバー全員がかろうじて写っている・・・という名目にしたい1枚。
しかし、よくご覧ください。
ベースが3本あります。
他のバンドではほぼ間違いなくお目にかかれない光景です。
さっきの写真では白とびしてしまっていた真ん中のベースさん(左端)
実在の某・男性シンガーソングライターを名乗りながらライブをスタートさせたハシバさん(中央)
この写真では普通に見える○○○○&○○○○○担当さん(中央若干右寄り)
この後が厨二病(音楽集団)の真骨頂と言える光景。
先ほどの写真で前列中央右寄りに居られた方こそが「ドラム缶&金属バット(&ボーカル)」担当の方。
ステージから降りてきて客席側にスペースを作り、曲に合わせてドラム缶を金属バットで叩き倒す。(さらには体に巨大ホッチキス?を打ち始める)
その隣で力強いギターをかき鳴らしつつも情熱的な歌を確実に届けるギターボーカル・ハシバさん。(※結成張本人なのに脱退されました←)
紅一点、かわいい容姿から繰り出される芯の通った女性ボーカル・ゆりつんさん(@yuritunn)。(※脱退されました)
リズム隊も魂に直接訴えかけるような熱量を発しつつも確実にリズムは刻む。
文章と静止画だけじゃあ伝わりづらいかもしれません。
しかし実際にライブに参戦した身として。
全身全霊で・出せる全ての音で自分たちの音楽・表現をフロアにこれでもかと訴えかけるライブ。
これを「エモーショナル」と言わずしていったい何をエモーショナルと称するのか。
むしろエモーショナルという言葉さえも、陳腐と思えるくらいはるか後ろに置いて来てしまったのではないか。
そのくらい、頭を強烈にガツンとやられたかのようなライブでした。
この熱量は実際にライブに参戦して、五感で感じ取らないと10%も伝わらない代物でしょう。
まとめ&各種宣伝
昨日(2015/12/9)のライブでも発表されましたが、来る2015/1/12に同じく渋谷GARRETにて、初ワンマンライブが開催されます。
そしてビクターロック祭りの出演をかけたコンテストに厨二病(音楽集団)もエントリーされているようです。
【厨二病PV公開!】 ビクターロック祭りの出演をかけたコンテスト ワン!チャン!!に狼煙のPVでエントリー & 投票12/23日まで! 詳しくはhttps://t.co/W823k43MtD
— 厨二病 1.12@GARRET初ワンマン (@chunibyo_sougou) 2015, 12月 8
是非こちらもチェックしてみてください。
・・・BlackBerry ClassicだとEggsアプリのダウンロードが。。。汗
おまけ
このまま終わると「ただ崇拝している気持ち悪い記事」みたいなので、「良いものは良い、悪いもの悪いと遠慮容赦なくぶった切る」このブログの方針に基づいて、少し後書きを加えてみます。
狼煙のPVはYouTubeでも公開されています。
ただ、致し方ないことではありますが、どうしてもライブで感じた熱量に比べると映像では魅力が9割減だと思います。
生で見る熱量・音圧は、やはりその場で五感をフルに使って感じ取るのが一番です。
あとは金属バット。
10年ほど前は草野球で汗を流していた私(現・引きこもり)としては、軟式の700g級であっても軽く当たるだけで意外と痛いのは体感済みです。
それを踏まえて。
振りかぶるときは(当たり前ですが)後ろに注意したほうが良いかもしれません。
差し出がましいこととは存じますが、昨日見ていてたしか2回くらい、ヒヤッとした場面があったように記憶しておりますので。。。
そんなことを書きつつも、結論としてはやっぱり「昨日のライブは行って良かった!」
ダラダラ書いている間に日が変わってしまったけど気にしない!
物販(CD)を購入するなんて数年ぶりでした。
実はこの裏にハシバさんとゆりつんさん(@yuritunn)のサインを頂いた(!)のですが、諸事情によりサインの画像は自主規制しておきます。
主にハシバさんに「直前の活動」関連で無茶をお願いしたもので・・・苦笑
スンマセン!あざーっす!