米メディアの熱い手のひら返しに負けず劣らず、良いものは良い・悪いものは悪いと自由気ままに記事を書く時間がやってまいりました。苦笑
FREETEL KATANA01 ブラック/Windows10
Windows10のリリースから遅れること数ヶ月。
ついにWindows 10 mobile搭載のスマホが発売決定となったようです。
発売元は、かねてより「最速のタイミングでリリースする」と鼻息荒く宣言していたFREETEL社ですね。
さて、リリースの細部をチェックしてみましょう。
日本最速!発売決定!!
[拡大画像]Windows 10搭載「KATANA 01」11月30日発売 - ケータイ Watch
ケータイ Watchにてプレゼンテーションの画像が公開されていますが・・・
いや、たしかに話題性やらを考えれば、実際に日本で最速のタイミングで発売できるのはインパクトのある内容ですけれどもね?
何か忘れてやしないか?
11月30日に発売確定ということで、今度こそ「きちんとした」製品が世に流通することを心から願っております。
19800円から12800円へ
この差額の7000円はどこから捻出できたのでしょう?
たしかsimpleのときは当初の発表より1000円くらい値上げしてたような・・・
KATANA01はあくまでエントリーモデル・年明けに発売が予定されているKATANA02が上位モデルとなるみたいですので、そこでの差別化による値下げならば大歓迎です。
あるいは今回も「部品調達費変動のため」の価格変更ならば良いのですが。
もし仮に「本来必要な機能/あるべき機能/入れるはずだった機能を削った結果」だとしたら、ちょっと複雑な気持ちですね。
既にcontinuumには非対応と明言されているようですし。
スペック
4.5インチの割に解像度がHDですらなく、480×854というのは少々アンバランスな印象を覚えましたが、エントリーモデルと割り切るなら必要十分かなとも思えます。
何より、私の持つWindows 10 mobileではないWindows mobileのWS027SHと同じ解像度が用意されているわけですから・・・やっぱり液晶サイズに対して解像度が釣り合ってないんじゃない?汗
この画像がWS027SHでかつて撮ったスクリーンショットです。
細かい画像を隅々まで見るような用途に使わなければ、実用的なレベルでしょうか?
そもそも「解像度が大きくても画素数が少なければ・・・」という部分もありますし。
どちらかと言うとRAM1GB*1・ROM8GB*2・Wi-Fiの5GHzには非対応、という部分が人によってはネックになるかもしれません。
バッテリーが1700mAh*3と控えめですが、取り外しが可能となっているそうなので、評価が分かれるポイントになるかと思います。
まとめ
当初の19800円ならともかく、12800円であれば「Windows 10 mobileのお手並みを拝見してみようじゃないか」といったお試しでも手を出せる範囲かな?と思います。
かつての「Windows mobile」を使っていて十分に感じたことですが、Windows PCとの親和性は(かつてと似た雰囲気?であれば)iPhoneとMacのごとく非常に優れているはずですので、そういう意味でもお試し購入の選択肢となり得るでしょう。
もちろん製品そのものの出来が素晴らしければ、そのままメインのスマホとして利用できると思います。
果たして革命児となるか、simpleの二の舞となるか・・・?
追記
この記事から2年数か月後、ついうっかりノリで別会社のWindows 10 mobile搭載スマートフォンを購入してしまいました!
製品自体は違えど、使ってみた簡単な感想としては「OSの設計が優れているのか、同じスペックであればAndroidよりもサクサク機敏に動作する」印象ですね。
案外楽しいですよ。