ひきぶろ。

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【レビュー】Hi-STANDARDの18年ぶりアルバム「The Gift」をフラゲしたので全曲プチレビューする

 

去年、16年半ぶりのシングル発売で日本中の(元)ライブキッズを熱狂の渦に巻き込んだHi-STANDARD(ハイスタ)ですが、今年はなんと1999年に発売されたメイキング・ザ・ロード以来18年ぶりにアルバム「The Gift」が発売されました!!!!

※去年の熱狂:

hikiblo.hateblo.jp

 

10/4の発売に先駆けて、本日3日の午後からCDショップにはフライングで並び始めていましたので、私もちゃっかりフラゲしてきました。

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やけにカラフルなジャケットが目を惹きますが(苦笑)、さっそくこちらの全曲プチレビュー・・・の前に。

 

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今回のアルバムは実際の店舗で購入すると、このような非売品のCDがついてきます。

これは何かと申しますと、今回のアルバムの2曲目に収録されており、表題曲でもある「The Gift」が収録された配布用CDです。

 

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あなたの大切な人にこのCDを渡して下さい。

家族や恋人、学校の友人、会社の同僚、

あのころ一緒にHi-STANDARDを聴いてライブに行っていた仲間、

そして、Hi-STANDARDの事を知らない人、

大切な人とあなたの気持ちをシェアする為のギフトとしてこのCDを活用してください。

 

配布を目的とした購入特典はかなり珍しいと思いますし、昨今のSNSにおける拡散をうまく活用した試みだと思います。

これを機にハイスタの楽曲・そしてファンの層が次の世代へと広がっていってほしいですね!

 

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ちなみにもう一つの実店舗購入特典として、なにやらポスターが付いてきたのですが・・・貰ったけどこれどうしよう。苦笑

基本、ポスターの類は貼らない人間なので、いざ飾るにしてもどこに/どのように飾るか全く思いつきません。

とりあえずこのまま保管しておこう・・・。

 

さてそれでは18年ぶりアルバム「The Gift」に収録された14曲+ボーナストラック2曲全てを、私の主観ゴリゴリでプチレビューしていきます。

※シングルの時と違い、曲数が多いので「レビュー」ではなく「プチレビュー」に留めます点、予めご了承ください。

あとあくまでもファーストインプレッションなので、のちのち聞き返したときに今回とは感想が変わっている可能性大です。が、それも全部ひっくるめての「プチレビュー」ということで何卒。

Hi-STANDARD「The Gift」全曲プチレビュー

M-1「All Generations」

評価:★★★★☆

【寸評】

ANGRY FISTのSTART TODAYを彷彿とさせる曲。

「18年ぶりの“あの頃好きだったハイスタ”のアルバム!」という気持ちで手に取った人にとっても、挨拶代わりと感じられるであろう曲。

 

M-2「The Gift」

評価:★★★★☆

【寸評】


Hi-STANDARD -The Gift(OFFICIAL VIDEO)

今回のアルバムにおける表題曲。普段から「なぜか表題曲がそこまで好きにならない」傾向が多い自分でもこれは良いと感じた。

渋谷あたりでこの曲の楽譜が壁面広告として掲載されていたらしいので、ハイスタの事を知らない人でも無意識のうちに目にしていたかも?

 

M-3「Can I be Kind To You」

評価:★★★★★

【寸評】

イントロのリフとサビが非常に好み。今回のアルバムで一番好きかも?

ただ、Aメロを無理に「♪♩ ♪♪♩ ♪」の速いリズムにしなくてもよかったのでは?と感じた。

 

M-4「Going Crazy」

評価:★★★★☆

【寸評】

マイナー調。MAKING THE ROAD収録のNo Heroesしかり、ANOTHER STARTING LINEのNOTHING TO LOSEみたいな雰囲気の曲。

10-FEETのGoing Crazyとは全く違う曲調です←

 

M-5「Time To Crow」

評価:★★★☆☆

【寸評】

Green Day・・・っぽいかなあ?なんかあんな感じの洋楽っぽい曲。

最後は好みが分かれるかも。

 

M-6「My Girl(カバー曲)」

評価:-----

【寸評】

The Temptationsのカバー。1番はたぶんKenさんがメインボーカル、テンポが上がった2番はいつもどおり。

原曲はこちら。


The Temptations - My Girl

 

M-7「Hello My Junior」

評価:★★★☆☆

【寸評】

何故かあんまり曲の印象が残らなかった曲。サビのベースラインは好き。

 

M-8「Big Ol'Clock」

評価:★★★★☆

【寸評】

キーボードの音色も重ねられたミドルテンポ(※ハイスタ基準)の曲。キーボードの付け方がBrand New Sunsetの1:40~を彷彿とさせる。


Hi-STANDARD - Brand New Sunset [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

 

M-9「We're All Grown Up」

評価:★★★★★

【寸評】

これはたしかに1st.アルバムであるグローイング・アップっぽい曲調。コーラスの付け方など聞いていて懐かしさで思わずニヤリとする。

 

M-10「Punk Rock Is The Answer」

評価:★★★★☆

【寸評】

このアルバムでは4曲目に収録されているGoing Crazyと同じ系統の曲。GROWING UPに収録されていたカバー曲のCALIFORNIA DREAMIN'を、途中からテンポを上げなかったらこの曲のような感じになったのかも?

 

M-11「Pacific Sun」

評価:★★★☆☆

【寸評】

インスト曲。冒頭からHR調泣きのギターとでも言うべきリフがエグイ。

 

M-12「I Know You Love Me」

評価:★★★☆☆

【寸評】

add9かmaj7か分からないけれど、こういうコードを多用する曲はハイスタの中でも珍しい気がする。

 

M-13「Bridge Over Troubled Water(カバー曲)」

評価:-----

【寸評】

サイモン&ガーファンクルのカバー曲。

原曲はこちら。


Simon & Garfunkel - Bridge over Troubled Water (from The Concert in Central Park)

 

M-14「Free」

評価:★★★★☆

【寸評】

きっとライブで演奏するときに、サビの「おーおーおおおおおー」でシンガロングを起こしたいんだろうな、と思われる意図が前面に押し出されている曲。雰囲気としてはANOTHER STARTING LINEに収録されていたRAIN FOREVERの系統。

 

M-15「Friend Song」

評価:★★★☆☆

【寸評】

ボーナストラック。アコギが心地よい曲。

 

M-16「Cabbage Surfin'」

評価:★★★★☆

【寸評】

ボーナストラック。インスト曲。ANGRY FIST収録のClose To Meとはちょっと違うけれども、このアルバムの11曲目に収録されているPacific Sunとは違いメロコア調の曲。

 

まとめ

全体的にファーストインプレッションでお送りしましたが、私は1曲も視聴せず半ばジャケ買いのような買い方をしましたけれども、総じて満足できるアルバムとなっていたように感じます。

 

ただそれと同時に、18年前に発売されたMakng The Roadと同列に捉えようとした場合は、ちょっと退屈さを感じるアルバムかもしれません。

あの頃に比べれば全体的にBPMが落ちていますからね。このアルバムは全体を通してどのくらいのBPMでしょう?せいぜい160~180くらい?

表題曲となっているThe Giftも、恐らくぎりぎりBPM200を超えた程度でしかありませんし。

 

ある意味では昨年のシングル「ANOTHER STARTING LINE」と同様に「今」のハイスタを象徴したBPMなのかもしれませんし、それを聞いてちょうどよいと感じてしまった私も同じく年をとったということなのでしょうね。汗

 

私のように2000年頃にどっぷりハマった人も、最近になってハイスタの事を知った人も、今回のアルバムの中には色んなタイプの曲が詰め込まれていますので、近年のパンク/メロコア系バンドであれば確実に一度は通っていると言われている伝説のバンド・Hi-STANDARDの「今」の楽曲を、是非一度CDショップにて視聴してみてはいかがでしょうか。

 

ANOTHER STARTING LINE

ANOTHER STARTING LINE

 
THE GIFT

THE GIFT

 

 

私にとって音楽の原点といえば、間違いなくハイスタのMAKING THE ROADです。

メイキング・ザ・ロード

メイキング・ザ・ロード

 

 


肉体改造計画

【10/3】腹筋40回×3

【10/4】背筋70回

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