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鉄道の回数券は用途に応じて券売機と金券ショップを上手に使い分けるべし

たしか1年近く前に記事として書いたこともありますが、引きこもりの私が珍しく外出する・それも電車での移動を伴うレベルで遠出する場合、あらかじめ新宿の金券ショップ街で購入しておいたバラ売りの回数券を使っています。

hikiblo.hateblo.jp

 

今までの用途ではこれで問題なかったのですが、今年に入ってから病院を変更したりしたことで行動パターンが変わったこともあり、果たして従来のようにバラ売りの回数券を購入することが、本当に節約に繋がっているのか疑わしくなってまいりました。

 

そこで今回は自分が使っている範囲内で、どの回数券をどういう手法で調達しどれだけ使えば一番お得なのか・・・いわば「損益分岐点」のようなものを徹底的に調べあげることにします。

基本的には自分のための記録ではありますが、値段や頻度を置き換えれば万人に流用できると思いますので、条件が合致する方々には是非有効に活用していただければと思います。

 

それでは早速いってみようー。

回数券の種類をおさらい

これから1円単位でチマチマと計算を繰り広げていくことになるわけですが、その前に先ずは回数券の仕組みと申しますか、各種類について今一度おさらいしておきましょう。

 

まず基本となるのが、普通に券売機で購入する片道切符です。

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※イメージ図 / この切符を使用した時の記事→唐揚げ訪ねて140円・唐揚げ珍道中~マイ・フェイバリット・ジャンクフード~ - ひきぶろ。

 

自分が今いる駅から目的の駅まで、券売機の上に掲げられているであろう運賃表と睨めっこしながら購入する切符ですね。

ただ東名阪のような交通系ICカードが高度に普及している地域だと、切符を購入する機会は少ないかも・・・汗

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※参考:券売機の上に掲げられている運賃表

 

この先、3種類(※)の一般的な回数券が出て来ますが、それらの基となっているものは通常の片道切符となります。

※鉄道会社によっては設定が無い回数券の場合もあります。

 

普通回数券

回数券は一般的に3種類が存在しますが、まずは普通回数券の説明から致しましょう。

 

普通回数券は最も基本的かつポピュラーな回数券と思われるもので、恐らくは全国どこの鉄道会社でも券売機で購入すると片道切符10枚分の値段で11枚の切符が発券されるはずです。

個人的には「発券されます」と断定系で書いても良いような気さえするのですが、あいにく私は全国の鉄道会社のシステムを網羅しているわけではありませんので、ひょっとしたら独自ルールで通常よりもお得な枚数を発券している会社があるかもしれませんので・・・念のため「発券されるはずです」と濁しておきます。笑

 

この普通回数券は有効期限が「購入日から3か月間」という制限はありますが、それ以外は一切制限が無く、平日であっても土休日であっても好きな時に利用できます。

 

時差回数券

3種類存在する回数券の中でも最も影が薄く、知名度も低いと思われるのがこの時差回数券です。

※鉄道会社によっては、時差回数券の設定そのものが無い場合も多々あります。

 

時差回数券も有効期限が「購入日から3か月間」というのは普通回数券と同じですが、時差回数券の場合は普通回数券よりも少し制限が厳しくなり、平日の10時~16時および土休日の終日のみ利用可能で、片道切符10枚分の値段で12枚の切符が発券されるのがよくあるパターンです。

普通回数券と違い、平日の朝と夜には利用できない部分がポイントですね。恐らくは主婦がターゲット層の1つに設定されているかと思われます。

 

土休日回数券

3つ目の回数券は土休日回数券と呼ばれるもので、これは名称から予想しやすいかと思われますが、土休日の終日のみ利用可能な回数券です。

※鉄道会社によっては、時差回数券の設定そのものが無い場合も多々あります。

 

普通回数券や時差回数券と違い、週に平均2日しか利用できるタイミングがありませんが、代わりに片道切符10枚分の値段で14枚の切符が発券され、割引率は回数券の中でも最大です。

 

その他の制限としては、やはり有効期限が「購入日から3か月間」に設定されていることでしょうか。

 

金券ショップvs券売機

さてここからが今回の記事の本題です。

今まで私は土休日回数券を金券ショップで買い続けていましたし、利用頻度的にそれが最適解となっていたわけですが、行動パターンが変わったことでこの方程式が崩れる可能性もあります。

毎月ある程度決まった出費であるならば、節約できるところは節約することが引きこもりの家計にとって非常に重要ですので、これより再計算をしていきましょう。

 

まず基本となる片道運賃とを比較した場合、普通回数券の場合は1枚当たり約9%の割引・時差回数券の場合は1枚当たり約17%の割引・土休日回数券の場合は1枚当たり約29%の割引となっています。

 

これに対して、同区間のバラ売り回数券を新宿の金券ショップ街でリサーチすると、普通回数券が1枚につき約7%の割引・時差回数券の取扱いはなく・土休日回数券は1枚につき約21%の割引です。

 

この差分と、券売機で購入する回数券を有効期限内に何枚使い切れるかによって、「損益分岐点」が変わってくるわけです。苦笑

文章にしている今の時点で既にややこしい・・・なぜこんなことを考えようと思い立ってしまったのか。汗

 

平日に移動する

とりあえず計算を続けます。

全日回数券のバラ売りを金券ショップで11枚買う場合、合計金額は・・・しまった!これを書いてしまうと、私の住んでいるエリアが絞られるではないか!なんというトラップ!!苦笑

 

よってこれより微妙に伏字でお送りしていくことになりますが、とりあえず全日回数券のバラ売り11枚を購入した場合は、券売機でまとめて購入した場合に比べて2%程度高くなります。

これは割引率の引き算なので簡単ですね。

 

・・・ということは、3か月間で10回以下=すなわち確実に5往復以下しかしないのであれば、金券ショップで都度購入する方がお得になります。

(期限が切れそうな回数券を金券ショップへ売りに行く、という行為は計算が煩雑になるので今回は考慮しない。よって券売機でまとめて購入した場合、今回の例では1枚分が無駄になるが、購入金額が1枚分減額されるわけではないので金券ショップの方がお得という結論になる)

 

反対に11回・5.5往復確実に移動するのであれば、すなおに券売機で購入したほうが僅かながら安くなりますが、11回を超えて12回~21回移動する場合は再び金券ショップを併用した方がお得になりますね。

 

土休日に移動する

土休日の方は割引率が大きく、金券ショップのバラ売りで14枚を購入した場合は、券売機でまとめて購入した場合に比べてほぼ10%分くらい高くなります。

割引率の引き算だと8%程度の差で収まるはずですが、値段が分かっている手元の価格で計算すると、片道切符分+αの差が生じているのだ!

 

よってここから差分を計算していったとき、3か月間で12回以下=6往復以下しか絶対に移動しないのであれば、金券ショップで都度購入する方がお得になります。

(期限が切れそうな回数券を以下先ほどと同文)

も~ヤヤコシイね!

 

土休日だけでなく平日の昼間にも移動する・・・?

正直これはパターンが多すぎて計算したくない。苦笑

例えば平日昼間に10回+土休日に1回移動した場合、その11枚全てを金券ショップで購入してしまうと、時差回数券の12枚綴りまとめ買いよりもほんの少しだけ高くなります。(※手元の価格の場合)

 

しかし平日昼間に2回+土休日に10回移動する状況を想定すると、今度は金券ショップでバラ売りを組み合わせて12枚購入した方が、12枚綴りの時差回数券を券売機で買うよりもほんの少しだけ安かったりします。(※手元の価格の場合)

 

・・・みたいなパターンがたくさんあるので、各々の行動パターンと金券ショップにおける実際の売価を天秤にかけて、出費が抑えられる買い方を選んでくださいね。

 

まとめ

今回の記事を書き始めた時点で、まさかこんなに足し算と引き算で苦しめられることになるとは思いもしていませんでした。苦笑

 

とりあえず最近の私の行動パターンの場合は、時差回数券を券売機で購入するのが最も出費を抑えられると分かりましたので、今度さっそく駅まで出向いて購入してこようと企んでいます。

前までであれば、3か月で6往復=月に2往復も電車移動をする機会の方が稀でしたので、こんな計算をするまでもなく金券ショップのバラ売り一択でしたからねえ。汗

 

理由はどうあれ出かける機会が以前に比べて増えたのは、少しずつであってもそれだけ快方に向かっている・・・とも考えられるわけですから、喜ばしい事ではあるのですけれども。

 


肉体改造計画

【4/22】2L-PET(腕)上げ下げ50回ずつ

※肩の違和感が無くなってきたので、今後は整骨院で教わった正しいトレーニングで負荷をかけていきたいところ。

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