今日の未明にはiPhone7/7 Plusの発表がありましたが、昨日から今日にかけてはMVNO界隈も含めて色々な新情報が飛び交う忙しい日になっています。
それぞれの内容だけで1つの記事に出来そうなほどの分量ですが、ふとし自身の遅筆さを考えるとそんなことしたら夜が明けてしまいかねません。
さすがにそれは時間・体調両面で厳しいので、この1両日に発表された各情報の中から気になったものをピックアップして、ダイジェスト方式でお送りしようと思います。
どうみても以前の画像使いまわしです、本当にありがとうございました。
以前:
それでは駆け足でどうぞ。
- iPhone 7/iPhone 7 Plusの発表
- ソフトバンクが大容量データプランを提供開始
- 「U-mobile MAX 25GB」「U-mobile for iPhone」のリリース
- DMM mobileは3か月1GB増量キャンペーン
- FREETEL SIMでは2つの「無料」
- まとめ
iPhone 7/iPhone 7 Plusの発表
これはもう既に多くのメディアで取り上げられている内容でしょうから、興味を持っておられる方々であればこの記事よりも先に詳細をご存知かと思います。
よってこちらでは概要のみササッと目を通すことにします。
- iPhone 7
-
- 32GB・128GB・256GBのラインナップ
- サイズは前作6Sとほぼ同じだが、イヤホンジャックの廃止やカメラに変更があるためアクセサリーの使いまわしは困難か
- 防水・FeliCaに対応→ついに日本でも「お財布携帯」が可能に!
- 2016/9/9より予約開始・2016/9/16発売
他にもカメラ性能やプロセッサの向上・バッテリーの持ちなど色々と変更点がありますが、注目どころとしてはこれら4つでしょう。
一番はストレージの(容量)変化かもしれません。
従来までの16GBが消え、256GBという大容量が登場しました。
iPhoneの場合はAndroid他と違いmicroSDで容量拡張が出来ないので、いくらiCloudをフル活用するといえども16GBでは厳しいものがあったでしょうから、ある意味では時代の最先端をマイペースで突っ走るApple側が時代のニーズに歩調を合わせた珍しい例、と言えるかもしれません。
- iPhone 7 Plus
-
- 32GB・128GB・256GBのラインナップ
- サイズは前作6S Plusとほぼ同じだが、イヤホンジャックの廃止やカメラに変更があるためアクセサリーの使いまわしは困難か
- 防水・FeliCaに対応→ついに日本でも「お財布携帯」が可能に!
- 2016/9/9より予約開始・2016/9/16発売
概ねどころかほぼ完全にiPhone 7の項目と同じなので、こちらの更なる言及は割愛!笑
以上がiPhone 7/7 Plus関連の話題でした。
ソフトバンクが大容量データプランを提供開始
「月にデータ通信が20GB利用できて、お値段は5GBの料金+1000円!」
「月30GBのコースも用意したよ!お値段は8000円!」
名目上は「月の通信量を気にすることなくお客様にご利用いただけるように」とのことですが、お役所からの「携帯料金が高すぎるから安くしろ!」のお達しはどこへ行ったのでしょうかねぇ。苦笑
そもそもソフトバンクの場合、3日1GB以上で速度規制を行う「ことがある」と明言されているわけで、その速度規制条件に変更が無いのであれば実質月10GBまでしか高速通信が出来ないことになります。
よって現時点では無意味なプラン設定です。
ひょっとしたら今後、今回の通称「ギガモンスター」コースに合わせてこの辺の改定が入るかもしれませんので、都合のよい希望的観測に期待しましょう。
ちなみに「ギガモンスター」コースの場合、テザリングオプションが月額1000円と従来の倍の値段になっているのでご注意ください。
「U-mobile MAX 25GB」「U-mobile for iPhone」のリリース
前述のソフトバンクとは打って変わって、同じ大容量プランでもU-mobileから発表された「U-mobile MAX 25GB」プランですと、お値段が約1/3の2880円で名目上25GBまで高速通信+音声通話が可能です。
U-mobileの欠点としては通信制限の閾値を(たしか)公表していないので、どれだけ使ったら速度規制が始まるのかが分からない部分ですが、実質月10GBで8000円以上搾取されることと比較すれば納得できる部分はあるかと思います。
また同時にiPhone7/7 Plusの発売に合わせ、基本使用料が3か月無料になるキャンペーンも実施されます。
新プラン「U-mobile for iPhone」の概要(PDF)
条件としては2016年10月31日までに申し込み、2016年12月31日までに利用開始した場合、利用開始月を含む3か月間・月額基本使用料金が無料になります。
ただこのプランは対象端末として「プラン契約時点で過去3年以内に発売されたiPhone端末」と定められているので、あまりにも古い機種だと申し込み自体が出来ない場合もありますのでご注意ください。
DMM mobileは3か月1GB増量キャンペーン
業界最安値水準を謳うDMM mobileからは、2016年9月8日から2016年10月6日までに通話SIMプランへ申し込んだ人に、3か月間データ容量を1GB増量するキャンペーンが実施されています。
データ通信プランが対象外で、あくまでも通話SIMプランのみということなので、DMM mobileにしては小規模のキャンペーンだと感じてしまいますが・・・苦笑
またこの増量された1GBについては翌月への繰り越しが出来ないとのことですので、業界最安値水準に+αでつくオマケ程度で考えた方がよいのかもしれません。
元々音声通話対応でも1GB1260円からとかなりの低価格で、MVNE元が通信品質に定評のあるIIJですからね。
FREETEL SIMでは2つの「無料」
最後はこの「ひきぶろ。」でも頻繁に言及しているFREETEL SIMの話題です。
こちらはあまりiPhone7/7 Plusの発売とは関係なく、タイミング的にちょうどよかったから便乗したかのような雰囲気も感じられますが。笑
2つの「無料」になるキャンペーンが開始となりました。
ネット基本料1年間0円キャンペーン
なんか色々と受賞したので、感謝を込めて割引キャンペーンやります・・・といういつものキャンペーンです。笑
MVNOの各種キャンペーンを渡り歩いて最安運用を目指す渡り鳥さん向けですね。
内容としては、新規契約を行うとデータ通信専用でも音声通話対応でも、ネット基本料にあたる299円を1年間割り引くというものです。
そもそも299円で利用できるデータ通信量が月に100MBしかありませんから、ほとんどの方は「ネット基本料1年間0円」というキャンペーン名よりも「1年間299円割引」と説明した方が実態に即していると思います。
「物は言い様考え様」ってことですね。苦笑
Pokémon GO データ通信料0円サービス
こちらは以前から検討・アナウンスされていたサービスが遂にリリースとなったみたいですね。
無料となる期間が2016年9月7日から1年間となっている通り、既にFREETEL SIMを契約中の全ユーザーへ自動適用されているそうですので、事故を起こしたり巻き込まれたりしない範囲でゾンビの如く街を彷徨いながら思う存分お楽しみください。苦笑
ちなみに
同ゲームがGoogle MapなどNiantic社以外のサーバを利用する通信料は対象になりません。
このような但し書きを目にしましたが、ふとしはポケモンGOをやっていませんのでどういう状況を指し示しているのかは分かりません。あしからず。
これで例えば今からFREETEL SIMを契約した場合は「1年間299円割引」「Pokémon GOのデータ通信が無料」「LINEの(一部)データ通信が無料」の3つが自動でくっ付いてくるわけですから、条件に合致している人にとっては狙い目かもしれません。
「FREETEL SIM for iPhone/iPad」_nano SIM (データ 月額299円(税抜)より)
- 出版社/メーカー: FREETEL(フリーテル)
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
まとめ
かなり駆け足となりましたが、この1両日中にアナウンスされたスマホやMVNO関連の話題は1通り押さえられたかと思います。
一番のニュースはやはりiPhone7/7 Plusの発表でしょうか。
イヤホンジャックを廃止したことで、充電端子に繋ぐ新たなアクセサリ(専用イヤホン)を購入するか・無線で飛ばして音楽を聞くかの二択を強制的に迫られることとなったわけですからね。
元々Apple社は時として「既存インターフェイスの撤廃/大幅変更」を容赦なく断行する会社でしたから、今回の大幅な転換も遅かれ早かれ世に浸透していくのだとは思います。
なんてったって日本のスマホ界では断トツのシェアを誇っていますので。